受験生のいる駐在員の方は、一時帰国の際に、ご実家で受験の打ち合わせをしておくことをお勧めします。
● 受験生のいる駐在員の方は、一時帰国の際に、ご実家で受験の打ち合わせをしておくことをお勧めします。
子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
日本人学校は、いよいよ夏休みですね。
そして、インター生は、オーストラリア系インター生以外は、まだもう少し、夏休みがありますよね。
今回は、海外から円滑に出願する方法について、お伝えします。
一時帰国を利用して、受験校の学校見学をするご家庭は多いと思います。
その際に、ご実家のご両親、あるいは親戚の方と、お子さんの受験の打ち合わせをすること。
そして、諸手続き、手配の依頼をしておくことを、お勧めします。
海外から受験をする場合、もっとも面倒なのは、出願までの一連の作業です。
たとえば、願書の取り寄せをする場合、ご実家、あるいはご親戚の方の協力が必要となります。
公立高校の願書は、原則として、学校で無料配布となります。
そして私立校の願書は、学校で販売、あるいは、国内であれば、有料発送してもらえます。
そうすると、学校まで願書を取り行ってもらったり、あるいは、学校から発送してもらった願書を保管してもらったり、さらには、駐在先まで願書を送ってもらったりする必要があります。
特に日本から欧米圏、中東、南米などに願書を郵送してもらう場合は、時間がかかるので、送る方も緊張を強いられることになります。
出願をする場合も、同様です。
帰国生の場合、郵送による出願を認めない学校があります。
そうすると、記入した願書をいったんご実家まで送り、代わりに提出しに行ってもらうことになります。
頼まれる側は、結構、荷が重いですよね。
こういったことを、直前にお願いしたり、電話やメールだけで説明したりすると、お互いにストレスになります。
さらに、十分に準備したつもりでも、受験が迫ってくると、追加でお願いすることが生じてくると思います。
ですから、一時帰国の際に、受験校のこと、これからお願いしたいことを、説明しておいた方がいいですよ。
そこで、スムーズに動いてもらうためのポイントを、いくつかお伝えします。
・ご実家への依頼内容は、チェック表にして渡す
・海外に発送してもらいたい書類の日付、または出願してもらいたい書類の日付、これらも表にして渡す
・返信封筒に切手が必要となる場合があるので、切手を数枚渡しておく
こうすると、依頼される側も、ずいぶん気が楽になりますよ。
【帰国子女枠入試情報、駐在先でのお子さんの勉強などのご相談に、お答えします。】
私は、海外からスムーズに出願できるように、アドバイスをすることができます。
さて、一時帰国中に、ぜひお勧めしたいことが、もうひとつございます。
お子さんに、日本の文化や、伝統に触れられる機会を作ってあげてください。
自己PRや面接の材料になりますよ。
寺社仏閣に行くのも良し。
スカイツリーに行くのも良し。
そして、関西に一時帰国する方には、三宮で8月4日に、こんなセミナーがあります。
京都の清水寺に、1200年間も人が集まり続ける理由を、レクチャーしてくれるんですよ。
清少納言や、紫式部さえも、自身を高めるために学びに来たそうです。
才女でさえ、通った清水寺!?
これ、学校の志望動機を書くための、バツグンのネタになりますよね。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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