早稲田実業高校に、合格した生徒の、インタビューです。

● 早稲田実業高校に、合格した生徒の、インタビューです。

子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

先日、Facebookを通じて、卒業生にインタビューをしましました。

そのときのチャットの内容を、そのまま公開します。

彼は、早稲田実業高校を帰国子女枠で受験し、合格しました。

この学校は、共学附属高校の中では、トップ校のひとつとなります。

斎藤佑樹投手が在学されていた頃から、この学校の人気は、不動のものとなりました。

子どもの進学先を、早稲田実業高校と考えている方は、参考になると思いますよ。

齊藤:

では、始めましょう。

学校生活はいかがですか?

生徒:

毎日がとても充実してます。

僕は部活もやってますので・・・。

齊藤:

日本の学校って、初めてでしたっけ?

生徒:

はい、そうです。

4歳から15歳までは、ずっとマレーシアで暮らしてました。

齊藤:

そうですよね。

経歴を教えてもらっていいですか?

つまり、インターと日本人学校に通っていた期間です。

生徒:

幼稚園から小2までインターで、小3から中3までが日本人学校でした。

齊藤:

インターは、どちらでしたっけ?

生徒:

ISKLです。

※ISKL・・・アメリカ系インターナショナルスクール

齊藤:

Tは、インター生だったんだなって、感じがしました。

最初に出会ったときのことです。

でも、かなり日本語がしっかりしてますよね。

言葉遣い丁寧ですし。

※T・・・このインタビュー相手の名前です。

生徒:

日本人学校に転校したばかりの頃は、ひらがなも書けませんでしたし、周りの人が何を言っているのか、ほとんどわかりませんでした。

ECという英語の授業が、唯一理解できる時間でした。

※EC・・・English Conversation、のことで、外国人講師による英会話のレッスン

齊藤:

それ、以前も教えてもらったんですけれど、信じられないです。笑

日本語と英語、両方しっかりしていますから。

どうやって、日本語を身につけていきましたか?

生徒:

担任の先生から小1用のドリルを渡されて、それに毎日取り組んでいました。

他の生徒が普通に授業を受けている中でも、自分だけそれをやってました。

齊藤:

ここ、もっと詳しく聞きたいです。

インターに入って、すっかり英語に偏ってしまった子が、早稲田実業に合格できるぐらいの、高い国語力が身についたのは、受験勉強のせいだけではないでしょう?笑

他にどんなことを、小学校のときにしました?

生徒:

正直言うと、特別なことは何もしてないです。

けれど、小4のころは、大っ嫌いだった本を、たくさん読まされました。

それで、読解力が大きく身についたのではないでしょうか・・・。

齊藤:

それですよ!

生徒:

あ、あと担任の先生と、ノート交換をしていました。

書く力は、日記で飛躍的に伸びたのだと思います。

齊藤:

それも正しいと思います。

私は、今、Tと同じような経歴の生徒を指導しています。

やっぱり同じように、本をたっぷり読ませて、交換日記をしています。

小4のころ、何冊ぐらい読みました?

生徒:

はっきり覚えていませんが、夏休みは、15冊くらい読んでいたと思います。

齊藤:

よくわかりました。

小4から読書習慣をつけて、私と出会った頃は、すっかり本が好きな生徒になっていたんですね。

生徒:

いや、それは・・どうでしょうか。笑

実は、読書は、今でもあんまり好きではないですけど。笑

齊藤:

インターに通っていたおかげで身についたことは、英語力以外でありますか?

生徒:

コミュニケーション力ですね。

齊藤:

ここも、もう少し。

Tは、友達をつくるのうまいなと思ってました。

あと、人見知りもしないですよね。

Tの言う、コミュニケーション力は、そういうことですか?

生徒:

そういうことにも繋がるかもしれません。

けどちょっと違います。

齊藤:

はい。

と言うと?

Tくんは、いわゆるバイリンガルです。

一番最初に会ったとき、雰囲気や、人見知りしないところから、きっと小さい頃からインターに通っているんだろうなと、思いました。

驚いたのは、英語ができることではなくて、国語がよくできることでした。

やっぱり、小学生の頃の読書は、力がつきますね。

この会話の続きは、次回掲載しますね。

楽しみにしていてください。

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