大阪教育大学附属池田高校の、面接試験内容について、お伝えします。
大阪教育大学附属池田高校の、面接試験内容について、お伝えします。
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤 慶司です。今回は、大阪教育大学附属池田高校の面接試験について、お伝えします。
この記事は、前回、前々回の『大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。』の、続編となります。
まだ読まれていない方は、下にリンクを貼っておきますので、あわせて読んでください。
齊藤:
面接練習、結構やったんだと思うけれど、入試のとき、どうでした?
生徒:
たくさんやった分、本番は全く緊張しなくてできました!
合格者説明会の時、たくさんの先生が、「あ!あの時面接した子やろ!げんきよかったなぁ」って覚えてくれていましたし。笑
池附は、前半集団でワークショップ、後半は3、4人での面接でした。
齊藤:
何についての、ワークショップでしたか?
生徒:
「この一ヶ月間に感謝したこと」でした!
それらを葉っぱの形をした紙に書いて、発表し合って、みんなでその葉っぱを枝(カテゴリー)にわけたりして、大きな感謝の木を作って、みんなで役割分担して、それを先生たちに発表するというものでした。
齊藤:
楽しいですね!
生徒:
なんか気がついたら、僕は司会してみんなの意見まとめてました。笑
齊藤:
そこがポイントだったんですよ。
生徒:
だと思います。
それで、ひとりひとりが動物の名前で呼ぶルールになっていて、どの動物が、どの受験者か、先生にも、僕らにも、ギリギリまでわからないようになっていました。
※ 動物の名前で呼び合う
・面接受験者は、面接の部屋に入る前に、入り口に待機している先生から、順番に「アナタは今からウサギです」というように、動物の名前を付けられる
・この動物名は、入り口に待機している先生が決めるもので、中の面接官には知らせていない
・面接が開始されて、受験者が自己紹介をしてはじめて、それぞれの動物名を知るようになる
アイスブレークもありとても楽しかったです。
齊藤:
ワークショップ後の、面接時の質問は?
生徒:
環境にたいしての意識とか、その国で感じた環境問題について、好きな動物ぐらいだったと思います。
志望理由とか、学校に入った後のこととかは、いっさい聞かれませんでした。
齊藤:
やっぱり前半のワークショップが、カギでしたね。
生徒:
そうだと思います。
学校に入学してから、先生とか、学校が言ってることからすると、ハキハキとしゃべってるとか、そういうことも大事だけれど、気づきが重要だったのではないかと思います。
さりげない心配りというか、ワークショップのときに、ペンをみんなに配ってあげるとか、そういった行動が、見られていました。
齊藤:
その面接、就職面接と同じですよ。
生徒:
そうなんですか!
齊藤:
はい。
だから、すごい良い経験だったと思います。
もし、今後、自己PRをする必要があったら、言ってください。
今日のお礼として、手伝いますよ。
あるいは、クレーム対応でも良いですが。笑
生徒:
ありがとうございます。でもまだ少し先になりそうですね。笑
齊藤:
自己PRは、就職時だけではないですよ。
いつでも、自己PRを持っておいた方がいいです。
いつチャンスが来るかわからないから。
生徒:
なるほど。そうですよね。
齊藤:
気づかいのできる、自己PRがいいですよ。
池附の面接でやったときのような。
いずれにしても、手伝えることがあったら言ってくださいね。
遅い時間までありがとう!
すごく濃い情報でした。
生徒:
はい、今日はありがとうございました!
Tくんは、面接試験の練習のとき、一生懸命がんばってくれたんです。
人見知りしない、気さくな性格ですが、面接で話すとなると、緊張してしまい、思ったことが言えなくなってしまうんです。
そして彼が苦手だったのが、相手に花を持たせてあげることでした。
彼も話していましたが、大阪教育大学附属池田の面接試験は、場の空気を読んで、発言したり、行動することが求められます。
ですから、自分ばかりが自己主張することがないように、譲ってあげること、さりげなく場を仕切ること、こういう練習も一緒にしました。
もし、国立系の附属校、あるいは面接も重視される私立校で合格したい場合は、私のメルマガを読むと良いですよ。
人前で話すのが苦手でも、メルマガのアドバイスを守れば、上達します。
第5回目の配信は、5月25日(金)の夜です。
記事の内容は、『気づかいの自己PR、合致PRの書き方』です。
受験生は必見ですよ。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
もう一つのブログ、クレーム・苦情の対応方法についてお伝えします。
今回は、罵声や怒声にひるまないようにする方法について、書いています。
クレーム・苦情を解決する方法を、楽しく解決できるよう、お手伝いしますよ。