日本人学校から認めてもらえる、受験による公欠を、確認しておいたほうがいいですよ。

日本人学校から認めてもらえる、受験による公欠を、確認しておいたほうがいいですよ。

駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
   
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤賢人です。

今回は、日本人学校の、受験による公欠について、お伝えします。

一般的に、私立中学や、私立高校は、学校の調査書(内申点、出席状況など)を、あまり重視していない場合が多いです。

一方で、公立高校、特に推薦入試でチャレンジをしていく場合は、心情として、欠席日数は増やしたくないと思います。

そこで、受験による欠席が、どのぐらい公欠として認められるかを、事前に確認しておきましょう。

日本人学校に在籍している生徒が、受験のために帰国する場合、その期間の欠席は公欠となります。

つまり、欠席としてカウントされません。

これは世界各地、どの日本人学校も同じです。

ただし、認められる公欠日数は、日本人学校によって異なります。

公欠として認められている最も短い日数は、受験日を含めた前後1週間です。

この1週間で、日本に帰国して、受験をして、そして再び戻ってきます。

一方で、受験のための日本への一時帰国であれば、すべての日数を、公欠と認めてくれる場合もあります。

どのぐらいの日数を認めてもらえるかによって、受験校の設定、エアチケットの手配、ホテルの予約などが、変わってきますよね。

日本人学校は、中学3年生に対しては、例年5月から6月ぐらいにかけて、高校受験までの流れを説明してくれることが多いです。

この機会に、所属している日本人学校に、受験によって認められる、公欠日数の確認をしておいたほうが良いと思います。

ところで、1週間しか認めてもらえない場合、公欠の日数を稼ぐ、簡単な方法をお伝えします。

受験校を増やせばいいんです。

どういうことか?

たとえば、1月15日は、東京で國學院久我山高校の入試があります。

この学校を受験し、1月11日のフライトで帰国すると仮定します。

そうすると、1月11日~17日が公欠扱いとなりますよね。

ですから、1月17日で他の学校を受験すると、さらに入試日の前後1週間が公欠として認めてもらえますから、2週間近くに延長できたことになります。

1月17日は、早稲田大学本庄のI選抜、そして千葉県私立の前期選抜入試があります。

さらに1月22日には、埼玉県の私立高校の入試、1月末には青山学院やICUの帰国子女枠、そして2月上旬に千葉県の後期選抜入試があります。

受験日を上手に設定して公欠をつなげていくと、1ヶ月以上、公欠扱いとして認められることになります。

受験のための度重なる帰国は、心身ともに疲れますし、特に欧米圏に駐在している方々は、時間がもったいないです。

受験のために、駐在している国と日本の間を往復したくない場合は、この方法が有効ですよ。

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ところで、私は受験校の設定の際に、受験にかかるお金の話をすることがあります。

入試時にかかるお金として、受験料、エアチケット代、国内の交通費、ホテル代などがありますが、こういった費用はわかりやすいです。

ところが、学校から求められる寄付金、学校までの定期代、修学旅行の積立金、こういったお金は入学が決まってから気がつくことが多いです。

そこで、入学後にかかる費用についても、事前に考えておいた方が良いと思います。

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