面接試験は帰国子女枠入試で、どのぐらい重要でしょうか?
面接試験は帰国子女枠入試で、どのぐらい重要でしょうか?
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤賢人です。
今回は、帰国子女枠入試の面接試験についてお話します。
帰国子女に面接試験を課す学校の、面接試験結果に対する評価のあり方は、以下の通りです。
1、受験者の面接時の対応は参考程度とし、学科試験の結果を重視する
2、受験者の面接時の対応を、学科試験の結果と同様に重視する
この2つとなります。
「帰国子女枠入試面接は、重要でしょうか?」と、お問い合わせをいただくことが多いのですが、面接が重要かどうかは、受験校によって、決まります。(^∇^)
では、早稲田大学本庄高等学院の2012年度入試結果を用いて、具体的に説明します。
早稲田本庄高等学院の入学試験は、一次試験が学科試験、二次試験が面接試験となっています。
2012年度の一次試験を突破できたのは、男子が66名、女子が21名。
その中で二次試験も合格したのは、男子が47名、女子が10名でした。
そうすると、男子で3割、女子は5割近くの生徒が、面接試験で引っかかってしまったと言えます。
このことから、早稲田本庄高等学院は、面接試験を重視しているということがわかりますよね。
この記事の最後に、早稲田本庄高等学院の、2012年度入学試験状況を貼っておきますので、確認してみてください。(^∇^)
ところで、受験校の面接試験について、合格者に感想や意見を求められることがあるかと思います。
面接試験については、受験者の面接内容が開示されることがありません。
ですから、合格者は、自分がなぜ、面接を突破できたのかがわからないまま、面接の感想や意見を述べていることになります。
「ちゃんと自分の言葉で答えること」
「基本的なことしか聞かれないから、落ちついて答えられたら大丈夫」
合格者は、合格したのですからこのようにアドバイスすることが多いでしょう。
もちろん不合格者は、面接で失敗したわけですから、「難しかった」という感想を持つことになります。
このようなアドバイスは参考程度にして、しっかりと面接試験の準備をした方がいいですよ。(^∇^)
学科試験に向けて一生懸命勉強をするように、面接試験も入念に準備をしたら大丈夫です。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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