浦和第一女子高校の、帰国子女枠入試の面接試験内容をお伝えします。

・齊藤

浦和一女はどんな学校でしたか？

・生徒さん

優秀な学校ですが、お堅い感じはなく、やりたいことはやって、勉強も部活もやるというアクティブな学校です。

一女の教育理念？に確か「全人教育」というのがあって、これ結構気に入っています。

・齊藤

全人教育とは？

・生徒さん

文武だけでなく、人間性などの総合力を養う教育といった感じでしょうか。

一女はまさに、これだなぁと思います。

・齊藤

その人間性は、学校生活のどのような場面で、育てられているなぁと思いますか？

・生徒さん

先生方が良い人たちばかりで、話をかなり聞いてくださるので。

そこは大きいです。

あと、ＳＳＨ（スーパーサイエンスハイスクール）もやっているので。

理数科目の充実も、育成に大きいかと思います。

３年間やりますから、かなり大変ですが、かなり大きいです。

・齊藤

なるほど。

・生徒さん

理系に進む一女の生徒には、とりあえずお勧めしたいです。

文系だと受けられないので、ＳＳＨ。

・齊藤

理系になったんですね？

・生徒さん

です。

文系科目が好きになれなかったので。笑

・齊藤

では最後の質問です。

浦和一女の入試、覚えていますか？

帰国枠ですよね？

・生徒さん

です。

・齊藤

内申、関係ありましたか？

あなたの場合、実際、内申良かったと思いますが。

・生徒さん

あったのではないかと思います。

帰国枠といっても、県立なので。

一女の帰国枠は３教科で、早実も３教科だったので、受けました。

私は元々私立を考えていました。

５教科は厳しいなと思っていたので、帰国枠ならと。

・齊藤

内申、どのぐらいでしたか？

マックスで、評定５×９科目＝４５ですよね。

・生徒さん

４０はあった気がすると、隣で母が言ってます。笑

・齊藤

隣にいらっしゃるんですね。笑

あなたの日本人学校での内申は、４３ぐらいあったような記憶があります。

公立の入試対策は、困らなかった感じですか？

早実の対策をしていたら。

・生徒さん

５教科だったら危なかったと思いますが、３教科と個人面接だったので、あまり困りませんでした。

・齊藤

面接の内容、覚えていますか？

・生徒さん

何となくは。

中央杉並の帰国枠入試も受けたりしていて、帰国枠はわりと個人面接が多かったので慣れていましたし、緊張もしませんでした。

・齊藤

さすが！

・生徒さん

まずはよく聞かれること、

・海外歴はどのぐらいか？

・得意な科目は何か？

・志望理由は？

・入学後がんばりたいことは？

たとえばこういうことを聞かれて。

・海外にいたことで、自分にどのような変化があったか？

・自分は日本でずっと暮らしてきた生徒と何が違うか？

なども、聞かれたと思います。

・齊藤

はい。

・生徒さん

・なぜ、帰国枠入試があると思いますか？も、聞かれた気がします。

・齊藤

なぜ、帰国枠があると思いますか？に対して、何と答えましたか？

・生徒さん

他の文化を教科書で知っているのと、実際に知っていることは大きく違ってくるし。

中学生であっても、海外で暮らすと、考え方や物の見方は確実に幅が広がるから。

帰国子女にそういう期待をこめてくれているのでは？

みたいなことを答えた気がします。

・齊藤

バッチリな回答です。

他に、帰国枠入試で気がついたことはありましたか？

・生徒さん

帰国枠の面接試験に関して言えば、帰国生に求められていることを把握しておくと、質問に答えやすいと思います。

さっきのような質問に対して、回答ができるかです。

・齊藤

はい、そうですよね。

・生徒さん

勉強に関しては、志望校にあった準備をしないといけないと。

帰国枠で受験する場合、よくわからないと、自分で勝手に予想してしまうので。

私は、私立難関校の帰国枠を、日本から目指すことになったので、

どのぐらい勉強したらいいかわからなくて、苦労しました。

・齊藤

なるほど。

・生徒さん

ですが、結果、難関校を目指してかなり勉強していたから、一女に受かったと思うので、よかったと思います。

・齊藤

オッケーです、インタビューありがとうございました！

・生徒さん

先生にはお世話になったので。

お役に立てるのであれば、うれしいです。