東京都市大学等々力中学の、2015年度帰国枠入試の作文テーマについてお伝えします。

● 東京都市大学等々力中学の、2015年度帰国枠入試の作文テーマについてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

3月6日(月)に、2016年度、第三回英検の二次次試験結果が発表されました。

いかがだったでしょうか?

スカイプレッスン生の英検結果です。

・2級合格: 2名(小学4年2名、小学6年1名)

今回の英検を合格させた先生方です。

増田愛子(ますだあいこ)先生
北海道大学歯学部、増田先生: 英検2級1名

編入試験指導 駒井先生
北海道大学医学部、駒井先生: 英検2級1名

北海道大学薬学部4年生、東京都立西高校出身
北海道大学薬学部、宇木先生: 英検2級1名

英検2級があれば、帰国枠入試の際にメリットがあります。

西武文理高校: 総合点に15点追加

国際基督教大学高校: 日本人学校および国内中学出身者の推薦入試資格

たとえば上記の学校は、2級を持っていると、圧倒的に合格しやすくなります。

スカイプレッスン生のみなさん、よくがんばりました。

2017年度英検もがんばりましょうね。^^

さて今回は、東京都市大学等々力中学の、2015年度帰国枠入試の作文テーマについてお伝えします。

まず、作文テーマです。

あなたは海外でどのような経験をしましたか。

強く印象に残っている「体験」や「できごと」を具体的にあげて、その時に感じたことや考えたことを書いて下さい。

また、あなたの将来の夢は何ですか。

できるだけ具体的に書いて下さい。

以上の2つの質問に対して、800字以内で書いて下さい。

※題名を書く必要はありません

※「たて書き」で書いて下さい

1、強く印象に残っている「体験」や「できごと」を具体的にあげて、感じたことや考えたことを書く

2、将来の夢をできるだけ具体的に書く

上記2つを書きます。

「1」と「2」を関連させて書くと、筋が通って良いですよね。

次に、お手本です。

私が書きました。^^

イントロ 強く印象に残ったことを宣言

僕はシンガポールで4年間暮らしました。

シンガポールで最も強く印象に残っているのは、博物館に通ったことです。

シンガポールには、アジア文明博物館、略してACMという博物館があります。

この博物館が印象に残っている理由は2つあります。(111字)

ボディ1 強く印象に残った理由その1

まず、歴史を横のつながりで学べることが印象的でした。

僕は小さい頃から日本の歴史マンガなどを読んで勉強してきました。

日本の歴史の説明は、他国との関りは少なく、ほとんどが日本について書かれていると思います。

一方、アジア文明博物館では、シンガポールをとりまく東南アジア諸国、中国などの国々を紹介し、それらがどのような影響を与えてきたかを説明しています。

歴史とは縦の流れを学ぶものだと思っていたのですが、ACMに通うことで、歴史は横のつながりも重要であることが理解できました。

だからACMはとても印象に残りました。(249字)

ボディ2 強く印象に残った理由その2

次に、自由に観察できることが印象的でした。

日本に住んでいたときは上野の博物館に行きました。

日本の博物館の展示物は厳重に管理されていて、館内では見張られているように感じました。

一方ACMの展示物は、ガラスケースに入れられずに置かれていることが珍しくありません。

たとえば、地下1階のインドギャラリーにあるインドの神々の石像は、手に触れられるぐらい近い距離に展示されています。

また、館内にいるボランティアの方々は多国籍で、とてもフレンドリーに接してくれました。だからACMはとても印象に残りました。(242字)

コンクルージョン もう1回強く印象に残ったことを宣言+将来の夢

以上2つの理由から、アジア文明博物館に通ったことが、強く印象に残る体験となりました。

僕はACMでの経験から、将来は歴史の先生になりたいと思うようになりました。

どこの国の歴史を教えるかは、まだ決めていませんが、縦の流れと横のつながり、両方から歴史を教えることができて、さらに博物館を使って生徒たちが実感できるように教えられる先生になりたいと思っています。

そのために、貴校で一生懸命勉強したいです。(195字)

字数合計797字

書き方のコツです。

・イントロ 強く印象に残ったことを宣言

・ボディ1 強く印象に残った理由その1

・ボディ2 強く印象に残った理由その2

・コンクルージョン もう1回強く印象に残ったことを宣言+将来の夢

テーマの指示に従うと、今回のエッセイは、この型で書けば正解になりますよね。

作文エッセイを書く場合、型に沿って書くと上手くいきます。

特に作文エッセイが苦手な場合は、型が重要です。

また、ボディ1とボディ2は、双方をそろえて書くと上手くいきます。

ボディ1とボディ2では、「書き始め」、「日本とシンガポールとの比較」、「書き終わり」と、同じ流れで書くことで、時間が短縮できます。^^

参考にしてみてくださいね。

作文エッセイが上手く書けなくて悩んでいる場合は、私たちと一緒に対策しましょう!^^

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今回は、早稲田大学本庄高等学院I選抜の、二次試験内容について、お伝えします。

3月14日(火)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

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