白陵中学は、関東方面に本帰国をする、医学部進学を目指したい現地校生・インター生にもお勧めです。

● 白陵中学は、関東方面に本帰国をする、医学部進学を目指したい現地校生・インター生にもお勧めです。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

上智福岡中学の、2017年度帰国子女枠編入試験が3月17日(金)に行われます。

・募集学年: 新中学2年
・募集期間: 2月13日(月)から 3月3日(金)まで
・試験内容: 国数英(各50分 各100点満点)、面接試験(個人、保護者)

上智福岡で使用している教科書です。

・国語: 学習図書、中学校国語
・数学: 数研究出版、中学校数学
・英語: 学習図書、TOTAL ENGLISH

国数英ともに、日本人学校で使用している教科書と同じぐらいの内容です。

ですから編入試験対策を行いやすいと思いますよ。^^

さて今回は、白陵中学の帰国子女枠編入試験について、お伝えします。

白陵中学は、関東方面に本帰国をする、医学部進学を目指したい現地校生・インター生にお勧めの学校のひとつです。

まず、白陵中学高校、2017年度の医学部現役合格実績をご覧ください。(卒業生174名)

※サンデー毎日特別増刊2017年6月17日号より

・京都大学 6名
・大阪大学 2名

・その他の国公立大 33名

合格者における医学部占有率 23.6%

およそ4人に1人の割合で、医学部に進学しています。

ものスゴイ実績です!

白陵の実績は、こちらでも確認することができますよ。

さて、その白陵ですが、帰国子女枠入試を行っていません。

しかし、帰国子女枠編入試験は行っています。

ご存知でしたか?

欠員がある限り、9月と4月に帰国枠編入試験を行っています。

それでは、募集要項を確認してみましょう。

・募集学年: 新中学2年
・帰国枠編入試験実施日: 3月第2週目、第3週目に設定
・出願期間: 3月1日(木)~14日(水)

受験生の都合に合わせて、受験日を設定してくれるそうです。

助かりますよね。

次に、使用教材です。

・国語: 東京書籍、『新編 新しい国語』
・数学: 数研出版、『体系数学』
・英語: Z会出版、『New Treasure』

国語の教科書は、教科書取扱書店で、数学の教科書は書店でも、Amazonでも購入できます。

しかしNew Treasureは、書店では購入できません。

そして、新中2編入試験の数学の試験範囲です。

・『体系数学1代数編』、『体系数学1幾何編』のすべての内容と、『体系数学2代数編』の中2内容

白陵では中学2年の前半までに、中学数学内容のほとんどを終えます。

入試担当の先生に確認してあります。^^

しかし上記の試験範囲であれば、現地校やインターに通っていても、無理なく準備ができますよ。^^

ちなみに、大学進学実績の良い私立校の編入試験範囲は以下のようになります。

・中学1年生9月編入試験範囲: 中学1年生内容の半年分が試験範囲

・中学2年生4月編入試験範囲: 中学1年生内容すべてと、中学2年生の半年分が試験範囲

・中学2年生9月編入試験範囲: 中学1年生内容と2年生内容のすべてが試験範囲

・中学3年生4月編入試験範囲: 中学1年生~3年生内容のすべてが試験範囲

・高校入試試験範囲: 中学1年生~3年生内容のすべてが試験範囲

現地校やインターのセカンダリーでは、幾何分野はあまり勉強しないと思われます。

ですから、中1の9月編入試験や中2の試験範囲は、範囲が狭く、数学の幾何分野の出題が少ないのでおススメです。

中学3年生の4月編入試験は、高校入試範囲とほぼ同じとなりますので、とても準備が大変です。

ですから、急に本帰国が決まり、計画的に編入試験の準備をしてきていないのであれば、無理に編入試験を受験するよりも、1年後に帰国枠で高校受験をした方が圧倒的に合格しやすいです。

最後に、関東方面に本帰国する予定の、医学部を目指したい現地校生・インター生にとって、白陵中学がお勧めである理由です。

1、共学で寮があること
2、医学部進学実績がとても良いこと
3、帰国枠編入試験があり、その試験内容が準備しやすいこと

たとえば千葉県の市川中学、東京都の海城中学なども、医学部進学実績が良く、帰国枠編入を行っています。

しかし、かなり準備をしなければ、合格が難しくなっています。

・白陵中学帰国枠編入試験内容: 国数英

・市川中学帰国枠編入試験内容: 国数、英語エッセイ(英語エッセイがとても難しい)
・海城中学帰国枠編入試験内容: 国数英(数学がとても難しい)

市川の帰国枠編入試験を突破するためには、国数だけでなく、英語エッセイの準備をバッチリ行う必要があります。

市川の英語エッセイはかなりハイレベルです。

海城の帰国枠編入試験は、白陵と同様に国数英の3教科ですが、数学がとても難しくなっています。

ですから現地校・インターに通いながら、超進学塾のようなところで、数学をかなり鍛えているのであれば、合格の可能性があります。

つまり、市川や海城の帰国枠編入試験を受験する場合、かなり負担が大きくなります。

一方、兵庫県の白陵中学や六甲中学、愛知県の南山中学女子部のような、医学部進学実績の高い私立の帰国枠編入試験は、計画的に勉強していけば、十分合格を狙えます。

帰国子女枠編入試験は、帰国子女枠入試と同じく、ダメ元で受験するのではなく、合格するために受験する試験です。

そして帰国枠編入試験の醍醐味は、できるだけカンタンに準備をして合格することにあります。

ですから、実績が良く、準備がしやすくて、合格しやすい学校を選ぶと良いですよね。^^

帰国子女枠編入試験について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、齊藤までメールをくださいね。^^

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今回は、立川国際中等教育学校の、2018年度帰国子女枠入試の作文エッセイテーマと面接試験内容を、お伝えします。

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