横浜国際高校国際バカロレアコースの帰国子女枠入試2022年度特色検査の出題傾向をお伝えします。

● 神奈川県立横浜国際高校国際バカロレアコースの帰国子女枠入試の2022年度特色検査(記述型)の出題傾向について、お伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

関西学院千里国際中学の、2022年度国際生入試(帰国子女枠1月入試)の合格発表が1月17日(月)にありました。

スカイプレッスン受講生、関西学院千里国際中学に、2名合格です!

担当は、北海道大学獣医学部の瀬尾先生です。

北海道大学獣医学部5年生、茨城県立並木中等教育学校出身 瀬尾光里(せおひかり)先生

瀬尾先生は公立中高一貫校の適性検査指導を行うことができます。

また、理系なので理数科目指導が得意です。

さらに、英検指導や作文指導も、とても上手なんですよ。^^

さて今回は、神奈川県立横浜国際高校国際バカロレアコースの帰国子女枠入試について、お伝えします。

神奈川県立横浜国際高校には2つのコースがあります。

・国際科
・国際科国際バカロレアコース

国際バカロレアコースは2019年度から開設され、同時に帰国子女枠入試も行われています。

今回で4回目となる横浜国際高校国際バカロレアコースの帰国子女枠入試では、2日目の試験内容に変更点があります。

ご存知でしたか?

2022年度募集要項を確認してみましょう。

・出願期間: 1月28日(金)~2月1日(火)

・1日目 国際科試験日: 2月15日(火)

・国際科試験内容: 国数英(各50分 各100点満点)、日本語作文(各50分 20点満点)、日本語面接試験(10~15分 20点満点)

※国数英3教科の合計を60点満点に換算、一般入試と同じ内容

・2日目 国際科国際バカロレアコース特色検査: 2月16日(水)

・国際バカロレアコース特色検査内容: 自己表現検査(60分 30点満点)

まず、変更点について詳しく説明します。

・2022年度、国際バカロレアコース特色検査内容: 自己表現検査(60分 30点満点)

・2019年度~2021年度国際バカロレアコース特色検査内容: 英語実技検査(1分×3セット 20点満点)、自己表現検査(60分 30点満点)

神奈川県公立高校の特色検査には2種類の試験があります。

・実技検査: 芸術系やスポーツ系の学科・コースで実施
・自己表現検査: 学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校で記述型の試験を実施

特色検査を行う高校では、実技検査、または、自己表現検査どちらかを行います。

しかし、横浜国際高校の国際バカロレアコースでは、実技検査と自己表現検査の両方を行ってきました。

横浜国際高校は、2022年度から学力向上進学重点校エントリー校となります。

そのため、国際バカロレアコースの特色検査では1分間スピーチの英語実技試験が廃止されて、自己表現検査だけを行うようになります。

次に、横浜国際高校バカロレアコースの特色検査の配点についてです。

 2022年度入試

・国際科試験: 学力検査60点満点、面接20点満点、作文20点満点
・国際バカロレアコース特色検査: 自己表現検査30点満点
・合計 130点満点

2019年度~2021年度入試

・国際科試験: 学力検査60点満点、面接20点満点、作文20点満点
・国際バカロレアコース特色検査: 自己表現検査30点満点、英語実技検査20点満点)
・合計 150点満点

英語実技試験が廃止によって、一部の帰国生は不利になってしまうかもしれません。

なぜなら、英語実技試験は1分間の英語スピーチだったので、英語が得意な帰国生にとっては点数を稼ぎやすかったのです。

英語実技試験がなくなることで、記述型の自己表現検査だけで点数を取らなくてはいけなくなります。

自己表現検査対策をバッチリ行う必要がありますよね。

最後に、横浜国際高校バカロレアコースの自己表現検査についてです。

横浜国際高校の動画説明会で、2日目の特色検査(自己表現検査)内容について解説していました。

1、提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や想像力等を把握するための試験を行う

2、なお、横浜国際高等学校国際科国際バカロレアコースについては、自分の考えを150~200語程度の英語で記述する問題を含む

上記2点をおっしゃっていました。

これらから、横浜国際高校バカロレアコースの自己表現検査内容について推測します。

「1」は、特色検査(記述型)の共通問題の問1と問2のことだと思います。

「2」は、2019年度から2021年度で出題された横浜国際高校独自のバカロレアコース自己表現検査問2の英語記述問題のことだと思います。

 2022年度、横浜国際高校バカロレアコースの特色検査(記述型)の出題傾向

問1: 特色検査(記述型)の共通問題の問1のような問題

問2: 特色検査(記述型)の共通問題の問2のような問題

問3: 横浜国際高校独自のバカロレアコース自己表現検査問2の英語記述問題のような問題

※試験時間60分

上記のような出題傾向になると、私は思います。

問1と問2は、特色検査(記述型)の過去問題で対策をされると良いです。

・国際バカロレアコース、2021年度自己表現検査問題
・国際バカロレアコース、2020年度自己表現検査問題
・国際バカロレアコース、2019年度自己表現検査問題

問3も過去問題がありますので、対策ができます。

横浜国際高校国際バカロレアコースの2019年度から2021年度の自己表現検査の対策方法をこちらに書いてありますので、参考にしてみてくださいね。

横浜国際高校を受験するみなさん、特色検査対策もバッチリ頑張ってくださいね!^^

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今回は、立教女学院中学の帰国子女枠入試について、お伝えします。

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