並木中等教育学校と北嶺と西大和学園では、欠員がある場合、帰国子女枠編入試験を実施します。

● 並木中等教育学校と北嶺と西大和学園では、欠員がある場合、帰国子女枠編入試験を実施します。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

茗渓学園中学ACコースの、2022年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月12日(火)にありました。

スカイプレッスン受講生、茗渓学園中学ACコースに合格です!

担当は、北海道大学獣医学部の金子先生です。

北海道大学獣医学部の金子先生

金子先生は、アメリカのマサチューセッツ州のボストンに住んでいたことがあります。

つまり帰国生です。

ですから英語指導が得意ですし、理系ですので、理数科目も得意なんですよ。

さて今回は、帰国枠入試・帰国枠編入試験を実施している学校を紹介します。

先日、週刊ダイヤモンドの「2023年度、全国中高一貫校297校レバレッジ度ランキング」について、ブログに書きました。

レバレッジ度ランキングとは、入学時の偏差値に対して大学合格実績の良い中高一貫校を順位付けしたものです。

帰国生のみなさんは、これらのランキングに登場する学校の中で、どの学校が帰国子女枠入試や帰国子女枠編入試験を実施するのか、興味があるのではないでしょうか。

そこで、難関国立大学に進学できる学校で、合格しやすく対策のしやすい帰国枠入試・帰国枠編入試験を実施している学校を紹介します。

・難関国立大学に合格力のある中高一貫校 偏差値55以上レバレッジランキング

難関国立大学に合格力のある中高一貫校 偏差値55以上レバレッジランキング

まず、紹介する学校の基準についてです。

1、帰国生にとって有利な帰国子女枠入試を実施する

2、帰国生にとって有利な帰国子女枠編入試験を実施する

3、帰国生にとって有利な一般入試を行う

上記のいずれかに該当する学校を紹介します。

特に「2」はおトクです。

なぜなら、中学受験対策をしないで、中高一貫校を受験できるからです。

次に、帰国生に有利な偏差値55以上レバレッジランキング内の学校についてです。

・第1位、並木中等教育学校(茨城県)

・第2位、北嶺(北海道)

・第3位、白陵(兵庫)

・第7位、清風南海(大阪)

・第8位、西大和学園(奈良)

・第9位、高槻(大阪)

・第10位、六甲学院(兵庫)

・第11位、大阪教育大学附属池田(大阪)

・第15位、東海(愛知)

・第16位、立川国際中等教育学校(東京)

・第18位、須磨学園(兵庫)

・第20位、攻玉社(東京)

・第23位、白鷗(東京)

・第26位、愛光(愛媛)

・第28位、海城(東京)

・第31位、広尾学園(東京)

・第32位、聖光学院(神奈川)

・第34位、滝(愛知)

・第37位、桐朋(東京)

・第41位、栄東(埼玉)

・第43位、渋谷教育学園渋谷(東京)

ランクインしている45校のうち、帰国生にとって合格しやすく、対策もしやすい、帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を実施している中高一貫校が22校もあるんですよ。

今回は、ランキング第1位から第8位までの5校を紹介しますね。

第1位、並木中等教育学校(茨城 共学校)

2021年度大学合格実績

・2021年度卒業生人数 144名

・国公立大学現役合格者数 80名

・現役合格率 55.6%

欠員がある場合は帰国子女枠中学編入試験を実施

・帰国子女枠中学編入試験の試験科目(学科試験型): 国数英(各50分 各100点満点)、受験生面接試験(日本語 10分程度)

第2位、北嶺(北海道 男子校)

・2021年度大学合格実績

・2021年度卒業生人数 122名

・国公立大学現役合格者数 59名

・現役合格率 48.4%

帰国子弟入試を実施

・帰国子弟入試の試験科目: 国算(各60分 各100点満点)、個人面接試験(日本語 10分程度)

※帰国子弟入試は専願のみ

欠員がある場合は帰国子弟枠中学編入試験を実施

・帰国子弟枠中学編入試験の試験科目(学科試験型): 国数英(各50分 各100点満点)、受験生面接試験(日本語 10分程度)

※寮がある

第3位、白陵(兵庫 共学校)

2021年度大学合格実績

・2021年度卒業生人数 189名

・国公立大学現役合格者数 109名

・現役合格率 57.7%

帰国子女枠高校入試を実施していないが、国数英の3教科で受験できる

・高校一般入試の試験科目(学科試験型): 国数英(各60分 各100点満点)

※寮がある

第7位、清風南海中学高校(大阪 共学校)

・2021年度大学合格実績

・2021年度卒業生人数 297名

・国公立大学現役合格者数 124名

・現役合格率 41.8%

帰国子女枠中学入試を実施

・帰国子女枠中学入試の試験科目(学科試験型): 「1」~「3」のいずれかで判定

1: 国算(各120点満点)と理科(80点満点)の合計点×1.25(400点満点に換算)
2: 国算の合計点×400/240(400点満点に換算)
3: 算理の合計点×2(400点満点に換算)

※英語検定資格による加点措置もある

・英検準2級: +30点
・英検2級: +45点
・英検準1級以上: +60点

帰国子女枠高校入試も実施

・帰国子女枠高校入試の試験科目(学科試験型): 国数英(各60分 各100点満点)、理社(各50分 各100点満点)

※合否判定方法: 「1」と「2」の方法で計算した受験生の得点を比較して、高得点の方を採用

1: 5教科の合計得点(500点満点)
2: 国数英理の合計得点を1.25倍した得点(500点満点)

※英語検定資格による加点措置もある

・英検2級: 専願+40点、併願+30点
・英検準1級以上: 専願+90点、併願+80点

第8位、西大和学園中学高校(奈良 共学校)

・2021年度大学合格実績

・2021年度卒業生人数 356名

・国公立大学現役合格者数 185名

・現役合格率 52.0%

帰国子女枠中学入試を実施

・帰国子女枠中学入試の試験科目(ミックス型): 算数(60分 100点満点)、英語筆記試験(40分 100点満点)、英語エッセイ(30分 70点満点)、英語面接試験(10~15分 30点満点)

英語重視型中学入試も実施

・中学英語重視型Aの試験科目(ミックス型): 国語(60分 150点)、算数(60分 150点)、英語筆記試験(40分 100点)英語エッセイ(30分 70点)、英語面接試験(10~15分 30点)

・中学英語重視型Bの試験科目(学科試験型): 国語(60分 150点)、算数(60分 150点)、日本語面接試験(5~10分)、英検による加点措置(英検2級で50点・準1級で75点・1級で100点を加算)

帰国子女枠高校入試を実施

・帰国子女枠高校入試の試験科目: 国数英(各60分 各100点満点)、日本語面接試験(5~10分)

英語重視型高校入試も実施

・高校英語重視型Aの試験科目(ミックス型): 国数(各60分 各50点)、英語筆記試験(40分 100点)英語エッセイ(20分 60点)、英語面接試験(10~15分 40点)

・高校英語重視型Bの試験科目(学科試験型): 国数(各60分 各100点)、日本語面接試験(5~10分)、英検による加点措置(英検準1級で40点・1級で50点を加算)

帰国子女枠編入試験を年に3回実施

・帰国子女枠編入試験実施時期: 7月、12月、2~3月

・帰国子女枠中学高校編入試験(学科試験型)の試験科目: 国数英(各50分 各100点満点)、受験生面接試験(日本語 10分程度)

※帰国子女枠編入試験は専願のみ

※寮がある

今回紹介した5校の帰国子女枠入試、帰国子女枠編入試験、帰国生に有利な入試の対策方法は、それぞれ異なります。

・西大和学園帰国子女枠中学入試: ミックス型
・西大和学園中学英語重視型A: ミックス型
・西大和学園中学英語重視型B: 学科試験型

同じ学校でも、試験の型が異なれば、対策を変える必要があります。

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今回は、茗渓学園中学インターナショナルMGコースの、2022年度帰国子女枠中学2年9月編入試験A方式内容についてお伝えします。

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