神奈川県立高校の一般枠4月編入試験では、横浜翠嵐高校や湘南高校も受験できます。

● 神奈川県立高校の一般枠4月編入試験では、横浜翠嵐高校や湘南高校も受験できます。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

成蹊高校の、2021年度帰国子女枠高校2年4月編入試験の合格発表が2月11日(木)にありました。

スカイプレッスン受講生、成蹊高校に合格です!

担当は、札幌医科大学の小川先生です。

小川佳寛先生 札幌医科大学3年生、札幌北高等学校出身

小川先生は、数学はもちろん、文系科目も教えられます、オールマイティーに指導できます。

中学・高校受験指導、高校生の定期テスト対策、編入試験対策など、多くの生徒さんを指導しているんですよ。

さて今回は、神奈川県立高校の、帰国子女枠4月編入試験についてお伝えします。

神奈川県立高校の、2021年4月編入試験は、3月19日(金)に行われます。

この4月編入試験は例年行われていて、試験は2種類あります。

ご存知でしたか?

神奈川県教育委員会のHPを確認してみましょう。

神奈川県公立高等学校への編入学について

国外において、現地の高等学校あるいは私立の在外教育施設の高等部に在学している人、または、日本と学年終了時期が異なる国の学校教育における9年の課程を修了(または中学校を卒業)した直後の人が、保護者の転勤等によって保護者とともに帰国する場合、学期の途中からでも高等学校へ編入学することができます。

各高等学校が行う選抜のための検査を受け、同校の生徒と同等以上の学力があると高等学校長が認めた場合、相当する学年に編入学が許可されます。

また、海外帰国生徒特別募集を行う高等学校(海外帰国生徒特別募集の概要及び海外帰国生徒特別募集校の紹介のページに掲載)の特別募集枠への編入学も可能ですが、この場合は特別募集の志願資格を満たしていなければなりません。

編入学しようとする場合は、あらかじめ転編入学情報センターまたは各高等学校へ電話連絡し、ご相談ください。

上記では、2つの編入試験があることを説明しています。

お気づきでしょうか。

1、各高等学校が行う選抜のための検査を受け、同校の生徒と同等以上の学力があると高等学校長が認めた場合、相当する学年に編入学が許可される

2、海外帰国生徒特別募集を行う高等学校(海外帰国生徒特別募集の概要及び海外帰国生徒特別募集校の紹介のページに掲載)の特別募集枠への編入学も可能

それぞれの編入試験について、補足説明します。

まず、「1」の編入試験についてです。

こちらは、一般編入試験です。

・受験資格: 外国における高等学校に相当する課程に1年以上在籍した中途退学者で、本人及びその保護者の住所が県内にある者

・試験内容(普通科) ※8、選抜のための検査より: 国数英の3教科(各50分 各100点満点)、面接及び作文のうち各高校が定める検査を組み合わせて実施

神奈川県下にあるすべての公立高校は、一般編入枠試験を年に2回、3月下旬と8月下旬に行います。

ですから、横浜翠嵐高校や湘南高校などのトップ校も、受験できます。

国数英の学科試験と高校が定めた検査の結果を総合的に見て、受験校が合否を決めます。

受験校の授業進度に合わせて、3教科の試験対策を行ってください。

次に、「2」の編入試験についてです。

こちらは、海外帰国生徒特別募集(帰国生入試)に準じます。

まず、受験資格についてです。

2021年度、海外帰国生徒特別募集受験資格(帰国枠編入試験受験資格)

原則として、保護者の勤務等の関係で、継続して2年以上外国に在住し帰国した日が平成30年4月1日以降の人(県立神奈川総合高等学校の後期募集においては、平成30年10月1日以降に帰国した人)

帰国枠編入試験も、帰国生入試と同じく、継続して2年以上海外に在住している必要があります。

次に、編入試験日についてです。

「2」の帰国生を優遇する帰国枠編入試験は、各学期が始まる前の4月、8月、12月、3月に行われます。

編入試験実施回数は、学校によって異なります。

そして、受験校についてです。

帰国子女枠編入試験実施高校

・県立横浜国際高等学校

・県立新城高等学校

・県立西湘高等学校

・県立鶴嶺高等学校

・県立弥栄高等学校

・県立伊志田高等学校

・横浜市立東高等学校

帰国生入試実施高校が、帰国枠編入試験を行っています。

これらの学校の帰国枠編入試験では学科試験が行われず、面接試験だけが行われます。

おトクですよね。

しかし、この「2」の帰国枠編入試験は注意点があります。

・他校を併願することができないこと(帰国枠編入試験実施校を第一志望とすること)

・教育委員会が受験校を決めること

※神奈川県内の居住予定先から60~90分で通学できるとされる学校を、帰国枠編入試験実施7校の中から決定

つまり「2」の編入試験は、受験校を選ぶことができず、合格したら必ず入学しなければいけません。

正確に言うと、受験校の希望を聞いてもらえるそうですが、必ずしもその通りになるわけではないそうです。

神奈川県公立高校の4月編入試験について、まとめます。

1、一般枠編入試験

・受験資格を満たしていれば、自分が希望する高校を受験できる

・原則、神奈川県下すべての高校を受験できる

・学科試験があり、合否は当日の試験結果で決まる

2、帰国子女枠編入試験

・受験資格を満たしていれば、面接試験だけで受験できる

・受験校は帰国生入試実施校に限られる

・受験校は自分では決められない、合格したら入学する必要がある

神奈川県教育委員会に確認をしたんですよ。^^

また、神奈川県立高校の帰国生入試と帰国枠編入試験の詳細は、こちらでも解説してありますよ。

ところで、3月と8月に実施される「1」と「2」の編入試験は、同日に行われます。

ですから受験する場合は、どちらかを選ぶ必要があります。

神奈川県公立高校の編入試験についてご質問がある場合は、齊藤までご連絡くださいね。^^

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今回は、神奈川県立横浜国際高校の帰国生入試について、お伝えします。

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3月14日(日)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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