同志社国際高校の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

● 同志社国際高校の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

2018年度、埼玉栄中学の帰国子女枠入試は2回行われます。

1、11月入試

・試験日: 11月11日(土)
・出願期間: 10月23日(月)~11月10日(金)
・試験内容: 日本語作文(40分間 400字程度)、または英語エッセイ(40分間 150語程度)、面接試験(日本語、または英語)

2、12月入試

・試験日: 12月9日(土)
・出願期間: 11月13日(月)~12月8日(金)
・試験内容: 日本語作文(40分間 400字程度)、または英語エッセイ(40分間 150語程度)、面接試験(日本語、または英語)

埼玉栄中学の帰国枠入試は、作文エッセイで受験することができます。

・12月8日(金): 三田国際中学帰国枠入試(共学)
・12月9日(土): 埼玉栄中学帰国枠入試(共学)
・12月10日(日): かえつ有明中学帰国生Honors選考(共学)

たとえば上記の共学校の帰国枠入試は、作文エッセイで受験することができます。

連続して受験できるので助かりますよね。

埼玉栄を受験されるみなさん、勉強を頑張ってくださいね。^^

さて今回は、同志社国際高校の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

同志社国際中学の英語エッセイテーマは、物語調です。

一方、同志社国際高校の英語エッセイテーマは、傾向が毎年変わります。

困りますよね。

でも、海外経験を組み込んで、具体的に書けばバッチリなんですよ。^^

・2017年度12月、同志社国際高校、帰国子女枠入試A選考英語エッセイテーマ@京都・シンガポール

Explain a situation in society in which an action may be thought of as normal by one person, yet add by another person.

Please explain your ideas in detail, using specific examples.

社会では、ある人にとっては当たり前でも、ある人にとっては特別に感じられることがあります。

具体例を挙げて、そのことについてあなたの考えを述べなさい。

たとえば上記のようなテーマが出題されています。

書き方のお手本を示します。

・イントロ

私は、フィンランドのヘルシンキに4年間暮らしています。

ヘルシンキは大都市で、観光客も多く、東京と同じように、地下鉄やバスが発達しています。

そして路面電車を使えば、市内のほとんどの場所に行くことができます。

さらにヘルシンキにも、東京と同様に、公共の交通機関が一日乗り放題になる乗車券があります。

この乗車券ですが、使い方が東京とヘルシンキでは異なるので、住み始めたころは乗車の度に戸惑いました。

東京では当たり前だったことが、ヘルシンキでは当たり前ではないからです。

そこでその違いについて説明します。

・ボディ1: ヘルシンキの場合 

1-1: 公共交通機関が乗り放題になる切符「デイチケット」は、車内のICカードリーダに一度タッチしたら、以後はただ持っているだけで大丈夫です。

1-2: 「デイチケット」に関する自身の経験を書く

・ボディ2: 東京の場合

2-1: 一方、メトロ線全線が乗り降り自由になる「東京メトロ24時間券」は、改札機を通過するごとに、切符を通す必要があります。

2-2: 「東京メトロ24時間券」に関する自身の経験を書く

3、コンクル―ジョン

以上の経験、公共の交通機関が一日乗り放題になる乗車券の使い方が違うことで、戸惑った経験があったので。

社会では、ある人にとっては当たり前でも、ある人にとっては特別に感じられることを、私も実感しました。

ところで人々の移動が今よりも盛んになって、さらに国際化が進むことで。

ある人には当たり前のことが、ある人にとっては特別に感じられることが、もっと増えるようになると思います。

私は、特別に感じることが違和感ではなく、楽しく感じられるようになりたいので。

高校では、世界各地域の文化や習慣などを学ぶ機会を増やしたいです。

ですから、様々な異文化体験を持つ帰国生徒がたくさん通い、国際交流プログラムの多い、同志社国際で学べることを楽しみにしています。

帰国枠入試で作文エッセイを書く場合、日本語でも英語でも、そして字数が多くても、少なくても、書き方は同じです。

・作文エッセイの型

1、イントロ(まず、意見や主張)
2、ボディ(その理由)
3、コンクルージョン(もう1回、意見や主張)

書くべき内容

1、テーマに沿って書くこと
2、海外経験を組み込むこと
3、具体的に書くこと

帰国枠入試の作文エッセイでは、上記を守って書けばオッケーです。

そして、さらに作文エッセイが良くなるテクニックを教えます。^^

・コンクル―ジョンの最後に、「入学を希望している内容」を加えて終える

作文エッセイのシメに、入学希望のアピールを書くと上手です。^^

アドバイスを参考にしてみてくださいね。

同志社国際高校の帰国枠入試A選考も、英語エッセイに取り組む時間は60分間です。

B4判の解答用紙2枚以内でまとめます。

エッセイを書くことに時間が取られますので、ブレーンストーミングに使える時間はあまりありません。

ですから、海外経験を組み込んだ具体的なエッセイを、数パターン事前に作成しておいて。

準備してきたそれらのエッセイを上手く使って、試験に臨むと良いですよね。

・2017年度2月、同志社国際高校、帰国子女枠入試A選考英語エッセイテーマ@本校

You have met aliens on another planet who want to know the two best qualities of humans.

Explain what you would tell them.

あなたは別の星に行って宇宙人に出会い、人間のよいところを2つ教えてほしいと言われました。

何を伝えますか、説明してください。

2017年度の入試では、物語調のテーマも出題されています。

このエッセイテーマの場合です。

人間のよいところ=海外で出会った友人、海外でお世話になった人たちのよいところ

上記のように考えることができますよね。

ですから、「海外でお世話になった人たち」「海外で出会った尊敬する人物」のエッセイにつなげられるよう、イントロで工夫したら良いのです。

・献身的であること: オーストラリアの現地校で英語がわからなくて困っていたときに、先生が英語の勉強をずっと手伝ってくれた経験

・妥協しないこと: 通っていたスキー教室で、初心者の友だちが練習を続けた結果、大会で入賞した経験

たとえば以上の内容をボディパートに書いて。

「献身的であること」「妥協しないこと」を人間のよいところとして、宇宙人に伝えるエッセイを書くと良いですよね。

同志社国際高校を受験するみなさん、英語エッセイをがんばってくださいね。^^

同志社国際の帰国枠入試について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、齊藤までご連絡くださいね。^^

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今回は、茗渓学園中学の、2017年度帰国子女枠9月編入試験内容をお伝えします。

9月27日(水)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

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