東京学芸国際中等教育学校の2017年度帰国枠9月編入試験のディスカッションの進め方についてお伝えします。

● 東京学芸国際中等教育学校の2017年度帰国枠9月編入試験のディスカッションの進め方についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

かえつ有明中学Honorsの、2017年度帰国子女枠編入試験の合格発表が12月5日(火)にありました。

スカイプレッスン受講生、かえつ有明中学に合格です!

編入試験指導 駒井先生

担当は、北海道大学医学部の駒井先生です。

駒井先生は高校数学、高校物理など、大学受験の理数科目を指導できます。

英語も得意で、文系科目も教えています。

オールマイティーに指導できるんですよ。

さて今回は、東京学芸国際中等教育学校の2017年度帰国枠9月編入試験のディスカッションテーマの進め方について、お伝えします。

ディスカッションテーマ: 新しい科目を作る場合、どんな科目が良いかを話し合ってください

2017年7月4日(火)に行われた内容です。

さて、このディスカッションテーマの場合、どのように進めたら良いのでしょうか。

まず、ディスカッションテーマの解釈についてです。

ディスカッションテーマの中の定義があいまいな部分(グレーゾーン)を見つけ出して。

そのグレーゾーンを利用して解釈すると良いです。

具体的に説明します。

ディスカッションテーマ: 新しい科目を作る場合、どんな科目が良いかを話し合ってください

テーマに沿って回答する必要がありますので、新しい科目を考えなければいけません。

しかし、「現在地球上に存在していない科目を創出しなさい」とは、言われていません。

また、「完全にオリジナルの新しい科目でなければいけない」とも、言われていません。

定義が明確ではない質問に対しては、むしろグレーゾーンを積極的に利用すると良いですよ。^^

たとえば、下記に分類される科目が正解となりえますよね。

1、現在、世界中のどの学校にも存在しない、完全にオリジナルの科目

2、現地校やインターには存在する科目で、日本の学校ではほとんど見かけない科目(Humanity、Stringsなどの科目)

3、すでにある科目を細分化させて、新しい科目にできそうな科目(理科が化学・物理などに分けられていることを参考にして考える)

4、すでにある科目に内容を加えて、新しい科目にできそうな科目(技術家庭科に金属やプラスチックなどを使って加工できるようにする内容を加える)

「1」 が思いつくのであれば、もちろん良いです。

しかし特別な経験や、科目に対して問題意識を持っていない限り、1つの科目だけでも、思いつくには時間がかかりそうです。

一方「2」~「4」を答えるためには、グレーゾーンを利用するための練習が必要ですが。

「2」~「4」のいずれかが思いつけば応用が利くので、複数の科目を思いつきやすいと予想できます。

グレーゾーンを見つけ出して、利用できるようになっておきたいですよね。

次に、ディスカッションを短時間で終わらせるためのコツです。

参加者全員がディスカッションテーマに対して同じ、あるいは似たような解釈ができれば。

話し合いはスムーズに、かつ短時間で終わらせられます。

具体的に説明します。

制限時間無制限のディスカッションであれば、好きなように、そして参加者が納得のいくように話し合えば良いです。

しかし最近の学芸国際のディスカッションの時間は、10分を越えるぐらいです。

10分程度の時間で話し合いを進めていくためには、テンポよく話し合っていく必要がありますよね。

ディスカッションテーマ: 新しい科目を作る場合、どんな科目が良いかを話し合ってください

このディスカッションテーマに対して、参加者6名は様々な解釈をすることが予想されますよね。

そこで、たとえば以下のような提案をします。

新しい科目を作り出すということは、今学校にある科目では不十分であるから、このようなテーマを出題されているのではないかと思います。

そこで今学校にある科目の中で、新たな内容を加えたら、もっと良くなる科目を考えるのはいかがでしょうか?

つまり、すでにある科目に内容を加えて、新しい科目にできそうな科目を考えていくのはいかがでしょうか?

※先ほどの「4」を提案する

このように提案できると、賛同してもらえる可能性が高いです。

賛同するということは、考え方を合わせるということですから、ディスカッションテーマに対して同じ、あるいは似たような解釈をするということになります。

つまり、思いつくアイデアが似てくるということです。

今回の場合は、「4」に基づいて科目を考えるようになります。

ですから衝突することなく、話し合いはスムーズに、かつ短時間で終わらせられます。

できるだけ多くの参加者に納得してもらえるような提案ができるように練習をしておくと良いですよ。

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今回は、愛知淑徳中学の帰国子女枠編入試験について、お伝えします。

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