作文・エッセイと面接試験を行う帰国枠入試では、帰国生の海外経験や考え方などを基に、合否を決めます。
● 作文・エッセイと面接試験を行う帰国枠入試では、帰国生の海外経験や考え方などを基に、合否を決めます。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
東京学芸国際中等教育学校の、2018年度帰国子女枠入試の合格発表が1月6日(火)にありました。
スカイプレッスン受講生、東京学芸国際に7名合格です!
担当は、北海道大学獣医学部の松尾先生です。
松尾先生は、東京都立国立高校を卒業し、北海道獣医学部に入学されています。
松尾先生はハーフなので、日本語も英語も堪能なんですよ。^^
さて今回は、『翻訳できない、世界のことば』エラ・フランシス・サンダース (著)から、作文エッセイネタや願書ネタを考える方法について、お伝えします。
帰国子女枠入試内容は、大きく分けると2種類に分けることができます。
1、学科試験型
2、作文・エッセイと面接試験型
学科試験型の帰国枠入試の合否は、学校が設定している合格最低点に届いているかどうかで決まります。
受験教材などを使って勉強して、合格最低点を突破できた帰国生は、学力が高いと判定されます。
一方、作文・エッセイと面接試験型では、帰国生の海外経験や考え方などを基に、合否を決めます。
元々は、日本の教育を受けられない地域で過ごしてきた帰国生に対して、始められた入試方式だと聞いています。
しかし学校側は、帰国生の作文・エッセイや面接回答を通して、様々な経験を積んでいること、日本の学生とは異なる考え方や着眼点を持っていることなどに、気が付くことができました。
学科試験型入試では測ることができない別の学力を、作文・エッセイと面接で、確認できるからです。
ですから、様々なバックグラウンドを持つ帰国生に入学してもらいたい学校や、国際校にシフトしたい学校は、作文・エッセイと面接試験を、導入するようになったのだと思います。
つまり、作文・エッセイと面接試験型の帰国枠入試では、自身の経験を具体的にアピールすることになります。
もちろん、自身の経験を伝えたときに理解してもらえるレベルの、日本語力や英語力が備わっていることが前提です。
ところで、学科試験型よりも、作文・エッセイと面接試験型の方が、科目数が少ないために準備がラクな印象があるかもしれません。
・学科試験型: 正答率が重要
・作文・エッセイと面接試験型: これまで積んできた様々な経験をアピールすることが重要
日本を離れて海外に住んだならば、どの地域であっても、苦労はあります。
そして帰国生は、海外の習慣を学んだり、考え方の違う人たちと交流したりすることになります。
以前よりも帰国生は確実に増えていますので、想定内の海外経験アピールだけでは目立つことができませんよね。
・東京学芸国際中等教育学校
・渋谷教育学園渋谷
・渋谷幕張
・市川学園
・同志社国際
そして、上記のような学校の帰国枠入試の作文エッセイのテーマは、決してカンタンではありません。
学科試験の準備はもちろんバッチリ必要ですが、作文・エッセイと面接試験でも、バッチリな準備が必要です。
そこで、バッチリな作文・エッセイや面接回答に役立つ書籍を紹介します。
『翻訳できない、世界のことば』エラ・フランシス・サンダース (著)が、役に立ちます。
・海外生活を通して、コミュニケーションの重要性を学んだ
・海外生活を通して、様々な考え方を受け入れる大切さを学んだ
・海外生活を通して、様々な視点から考える必要性を学んだ
たとえば、上記のような内容を考える帰国生は多いのではないでしょうか。
上記の内容も、もちろんオッケーです。
しかし、たくさんの帰国生の作文エッセイや面接回答に埋もれてしまわないように、ユニークな内容に仕上げたいですよね。^^
では、メルマガのお知らせです。
今回は、『翻訳できない、世界のことば』エラ・フランシス・サンダース (著)から、作文エッセイネタや願書ネタを考える方法について、お伝えします。
2月26日(月)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
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