NHKラジオ英会話What’s New?は、アメリカの帰国生が帰国枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をするのに役立ちます。

● NHKラジオ英会話What’s New?は、アメリカの帰国生が帰国枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をするのに役立ちます。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

東邦大附属東邦中学の、2018年度帰国子女枠入試の合格発表が7月6日(金)にありました。

スカイプレッスン受講生、東邦大附属東邦中学に合格です!

担当は、北海道大学医学部の加納先生です。

講師の加納裕太(かのうゆうた)先生

加納先生は、理数科目はもちろん、英語も教えられます、オールマイティーに指導できます。

私立中学・私立高校受験指導、公立中高一貫校の受験指導、高校生の定期テスト対策、編入試験対策など、幅広く対応しているんですよ。^^

さて今回は、アメリカの帰国生にとって、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験に役立つネタ本を紹介します。

NHKラジオ英会話What's New?は、アメリカの帰国生が帰国枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をするのに役立ちます。
・NHKラジオ英会話リスニング・テキスト What’s New? 1~3 

大杉正明のCross‐Cultural Seminar 1~3
・大杉正明のCross‐Cultural Seminar 1~3

『大杉正明先生のラジオ英会話』、『大杉正明先生とスーザン岩本さんの英会話講座』の、番組冒頭の会話内容をまとめたものです。

私がマレーシアとシンガポールで受験指導をしていたとき、大杉先生の教材を使うことがよくありました。^^

英語リスニング教材なのですが、アメリカの帰国生が、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をする際、とても役立ちます。

アメリカ出身の帰国生が気付きにくい、アメリカと日本の文化の違いについて、解説してくれているからです。

『NHKラジオ英会話リスニング・テキスト What’s New?』では、50のテーマを扱っています。

たとえば、第1巻の「24 傘」についてです。

あるときアメリカ人の方が、日本人から、折り畳み傘のことを英語で何と言うのか質問されたそうです。

その質問に答えられなかったので、アメリカ人の同僚数人に確認をしたそうです。

・コンパクト アンブレラ
・トラベル アンブレラ
・オートマチック アンブレラ

思いつく単語はいくつかあるのですが、どれも適切な単語とは思えなかったそうです。

アメリカは車社会であるため、雨が降っても傘を使わないことが多いそうです。

だから傘のことをあまり意識する機会がなく、よって傘に関する語彙も少なくなり、折り畳み傘を表現する単語が思いつかないそうです。

一方日本人は、傘をさしながら自転車に乗ったり、雪の日に傘をさしたりするので、傘をよく使う様子を見て驚くアメリカ人もいるそうです。

このように傘をテーマにして、日本とアメリカの違いについて、述べられています。

ところで私はこの教材を読んで、マレーシアでの傘の経験を思い出しました。

私がマレーシアに住んでいたとき、2000年の初頭だったのですが、似たような経験がありました。

マレーシアの雨季に、日本から上司が訪問することになりました。

上司はクアラルンプールの中心を歩きたいとリクエストしてきたので、私は折り畳み傘を調達することになりました。

ところが、デパート、スーパー、コンビニ、どこに行っても、折り畳み傘が売っていないことに驚きました。

そして、そもそも傘自体がほとんど売っていないことに気が付きました。

外は大雨であっても、傘が見当たらないのです。

お店の人たちに、折り畳み傘があるかどうかを質問すると、以下の回答が返ってきました。

・折り畳み傘もありません
・折り畳み傘を見たことがありません
・車で移動すると良いですよ
・雨の勢いが強いので歩き回れないと思います

確かに、バケツをひっくり返したような激しい雨のときは、傘では防ぎきれないですし。

一日中雨が降っているときは道路が冠水するため、車で移動するか、そもそも外出を避けます。

スコールが降る、車社会のマレーシアでは、雨は傘で対応しないことを知り、とても面白いと思いました。

傘に関する経験をそのときは面白いと思ったのですが、その後すっかり忘れてしまっていました。

環境に順応してしまうと、その特殊性が当たり前になってしまうので、何とも思わなくなってしまいます。

その特殊性を思い出すために、住んでいる地域の文化や習慣などについて記載されている書籍を使うと良いですよ。

『NHKラジオ英会話リスニング・テキスト What’s New?』第1巻の中で、アメリカと日本との違いについて、特にユニークな視点で説明してくれていると思うテーマです。

・2: Texas: The West(西部としてのテキサス)

・4: Texas: The South(南部としてのテキサス)

・5:  Hobby(趣味)

・10: Karaoke(カラオケ)

・12: Hispanic Texas(スペイン語文化圏としてのテキサス)

・22: Camping(キャンピング)

・24: Umbrella(傘)

・29: The Great American Pastime(偉大なるアメリカの娯楽)

・42: Fourth Of July(アメリカ独立記念日)

・43: Sunday School(日曜学校)

・48: Men and Shopping(男性と買い物)

テキストに登場するケイ先生はテキサス州出身で、テキサスと日本の違いについて説明してくれています。

トヨタ自動車にお勤めの方をはじめとして、アメリカではテキサス州に駐在する方が増えていると思いますので、参考になるのではないかと思います。

最後に、書籍や映画などをネタにする際の注意事項です。

書籍や映画で紹介されていることを、そのまま自分の経験として使うのはお勧めしません。

失敗してしまうからです。^^

まったく経験したことがないのにも関わらず、経験したことにして、作文エッセイや願書などに使うと、辻褄の合わない内容になることが多いです。

また、経験したことがないのに、経験したことがあることにしてしまうと、面接試験で突っ込まれたときに困ります。

何より帰国枠入試実施校の先生方は、これまでに数多くの受験生をご覧になっていますので、すぐに気づかれますよ。

あくまで筆者の経験をヒントにして、自分の経験はどのように違うのか、その経験から何を学んで、何を得たのかを考えます。

それらをバッチリ表現できたなら、とても面白い願書、作文エッセイ、面接試験回答になりますよ。

書籍をきっかけにして、海外でこれまで頑張ってきたこと思い出し、学んできたこと、得てきたこと、理解してきたことは何だったかを考えることを、「海外生活の棚卸」と私は呼んでいます。

「海外生活の棚卸」の行い方は、こちらを参考にしてみてください。

住んでいる国や地域のネタ本についてお知りになりたい場合は、齊藤までご連絡くださいね。^^

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今回は、関西学院千里国際の、2018年度9月帰国枠編入試験内容について、お伝えします。

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8月5日(日)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

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カテゴリー: 帰国枠入試情報
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