同志社国際高校の、2019年度帰国子女枠入試A選考@京都の英語エッセイの書き方を、お伝えします。

● 同志社国際高校の、2019年度帰国子女枠入試A選考@京都の英語エッセイの書き方を、お伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

成城学園中学の、2019年度帰国子女枠入試の合格発表が1月10日(木)にありました。

スカイプレッスン受講生、成城学園中学に1名合格です!

担当は、北海道大学医学部の田中先生です。

田中友貴(たなかゆうき)先生

理系なので理数科目の指導はもちろん得意なのですが、国語を教えるのも上手です。

特に現地校やインターに通う生徒さんから、国語の指導の評判が良いんですよ。

さて今回は、同志社国際高校の、2019年度帰国子女枠入試A選考@京都の英語エッセイの書き方を、お伝えします。

2019年度帰国子女枠入試A選考@京都では、以下のテーマが出題されました。

1、英語エッセイテーマ

・感情と判断にはどのような関係がありますか?

・What is the connection between emotion and decision making?

帰国枠入試で合格できるエッセイの書き方です。

1、テーマに対して、深い知識を伴って書く
2、テーマに対して、自身の経験を組み込んで書く

「1」の書き方は、大学受験の小論文の書き方と同じです。

テーマに対して、十分な知識があることをアピールします。

「2」は、帰国枠入試の作文エッセイでは必須の書き方です。

テーマに対して十分な知識は持っていないので、自身の海外経験と照らし合わせながら書きます。

どちらで書いても合格できます。

しかし今回のテーマ、「感情と判断にはどのような関係がありますか?」を、「1」で書くのは難しいかもしれませんね。

もう少し詳しく説明します。

私は、感情と判断の間には密接な関係があると考えます。

感情が抑えられていて、冷静であるときは、正しい判断をすることができると思います。

一方で何かが原因となって感情が高ぶっているときは、間違った判断をしてしまい、後悔することもあります。

エッセイテーマを見て、たとえば上記のような考えを思いつくかもしれません。

この続きを、専門的な知識や見解を持って述べられるのであれば、「1」で書くことができます。

「1」が難しいのであれば。

実際には正しいかどうかはわからないけれど、自身の経験から、私はこのように考えるという、「2」の書き方をすると良いです。

エッセイは、自己PRをするために行います。

それほど十分な知識がないのであれば、自身の海外経験も組み込んで、ユニークなエッセイに仕上げると良いです。

さらに具体的に説明します。

「2」に基づいて、お手本を書いてみました。

・イントロ

私は、感情と判断の間には密接な関係があると考えます。

感情が抑えられていて、冷静であるときは、正しい判断をすることができると思います。

一方で何かが原因となって感情が高ぶっているときは、間違った判断をしてしまい、後悔することもあります。

つまり自身の感情によって判断が大きく変わってしまうので、感情と判断の間には密接な関係があると思うのです。

ところで普段は、感情を抑えて、正しい判断を下す方が良いと思います。

しかし自身の感情に従って、自分の思うままに判断を下した場合、失敗もありますが、新たな発見もあると思います。

私はシンガポールに3年間暮らしてきました。

シンガポールでの経験を通して、感情と判断の間には密接な関係があることを。

そして、自身の感情に従って判断を下した場合、新たな発見もあったことを述べたいと思います。

・ボディ1

まず、感情と判断の間には密接な関係があることについてです。

シンガポールには、フードコートがたくさんあります。

そこでは、シンガポール料理、マレー料理など、様々な料理を安く楽しむことができます。

ですから特に朝食と昼食の時間になると、多くの人がフードコートに集まります。

私は、家の近くにあるニュートンフードセンターで食事をするのが好きです。

なぜなら、他のフードコートと比べると清潔で、外国人にとって食べやすい味付けの料理が多いと思うからです。

だから外食するときは、ニュートンフードセンターを使うようにしています。

あるとき、自宅から離れた場所へ、サッカーの練習に行きました。

練習後、友だちと私は空腹となったため、練習場の近くにあったフードコートで食事をすることにしました。

そのフードコートは地元の人が利用するフードコートらしく、観光客は見かけませんでした。

フードコートは清潔ではなく、英語があまり通じないので、ここでは食べない方が良いのではないかと思いました。

30分間MRTに乗れば、いつも利用しているニュートンフードセンターで食事をすることができます。

しかし私たちはあまりに空腹であったため、そして好奇心が強かったこともあって、食べたいと思う気持ちを抑えることができませんでした。

料理を注文して食べてみたところ、料理が私たちには辛すぎて食べることができず、そしてお店が汚すぎて落ち着くこともできませんでした。

フードコートに入って嫌な予感がしたにも関わらず、空腹すぎたため、いつものフードコートに行くという判断をすることができませんでした。

以上の経験から、冷静でなければ、正しい判断をすることが難しいと言えます。

そして、感情が判断に与える影響がとても大きいので、これら2つの間には密接な関係があると考えます。

・ボディ2

次に、自身の感情に従って判断を下した場合、新たな発見もあることについてです。

私たち家族は週末になると、シンガポール国内にあるチャイナタウンや、リトルインディアや、アラブストリートなどに行くことが多いです。

そのおかげで、シンガポール国内にある中国文化や、インド文化などに関心を持つようになりました。

あるとき、家族でリトルインディアに行きました。

このときは、リトルインディア地域の端あたりを探索しました。

リトルインディアでは、いつも利用しているカレー屋さんがあり、そこに行く予定でした。

しかしいくつかのヒンズー教寺院を巡っているうちに、そのカレー屋さんからかなり離れた場所にいました。

そこで、リトルインディア駅の隣のファーラーパーク駅近くで見つけた、美味しそうに見えるカレー屋さんで食事をすることにしました。

30分我慢して歩けば、いつも利用しているカレー屋さんに到着できます。

しかし、私たちはあまりに空腹であったため、そして好奇心が強かったこともあって、食べたいと思う気持ちを抑えることができませんでした。

インド料理屋のカレーはあまりにも辛すぎて食べられないことがあるので、父も母も弟も、そして僕も、料理が出てくるまでドキドキしていました。

しかし、このカレー屋さんのカレーの味付けはマイルドで、とても美味しかったです。

さらにお店も清潔で、安心して食べられました。

私たち家族はたまたま運が良く、良いお店を見つけられたのかもしれません。

しかし空腹を抑えられないという感情に従って、そして、決して冷静とは言えない状況で判断を下したことによって、素晴らしいカレー屋さんに出会うことができたとも考えられます。

ですから、自身の感情に従って判断を下した場合、失敗することもありますが、新たな発見や良いことが得られる可能性もあると思います。

・コンクル―ジョン

以上の経験から、感情と判断の間には密接な関係があること。

そして、自身の感情に従って判断を下した場合、新たな発見もあると考えます。

重要な決定をする必要があるときなどは、できるだけ感情を抑えて、冷静となって、正しい判断ができるようにしたいです。

一方で多少の失敗は許される状況なのであれば、自分の感情に従って判断してみたいとも思います。

思いがけない発見や良いことを得られるかもしれないからです。

同志社国際高校での3年間は、感情を抑えた上での判断、自身の感情に従った上での判断のどちらも選択して、様々な経験を積みたいです。

いかがでしょうか。

上記ように自身の海外経験を組み込むと、ユニークなエッセイになりますよね。^^

同志社国際を受験するみなさん、エッセイを頑張ってくださいね。

応援しています。^^

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今回は、渋谷幕張中学の、2019年度帰国子女枠編入試験内容をお伝えします。

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