学習院中等科の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本を公開します。

● 学習院中等科の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本を公開します。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

三田国際中学の、2019年度帰国子女枠9月編入試験が、7月17日(水)に行われます。

・募集学年: 中学3年
・募集期間: 7月1日(金)~12日(金)まで
・試験内容: 英語、面接試験(個人 英語と日本語のみ)

例年、中1~中3まで9月編入試験を行うのですが、2019年度9月編入試験は、中3のみ募集です。

三田国際を受験するみなさん、準備をバッチリ行ってくださいね。^^

さて今回は、学習院中等科の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本を公開します。

2019年度帰国子女枠入試では、以下のテーマが出題されました。

作文テーマ(25分間 日本語400字程度 100点満点)

・滞在国で印象に残っていることについて

学習院中等科の作文は25分間、400字程度で書く必要があります。

作文エッセイは、少ない字数ほど難しくなります。

余計なことをできるだけ省いて書く必要があるからです。

1、テーマに沿っていること
2、自身の海外経験を組み込んでいること
3、具体的に書くこと

帰国枠入試の作文エッセイには、上記3つが必須となります。

お手本を書いてみたので参考にしてみてください。

・イントロ

僕はオランダに3年間住んでいました。

オランダで最も印象に残っているのは、自転車利用者の様子です。

・ボディ1(113字)

オランダでは自転車が広く普及しています。

オランダの主要道路には、自転車専用の道路があります。

道路は、自動車用、自転車用、歩道に区切られていて、それらの道路には専用の信号機があります。

また自転車は、電車に持ち込むこともできます。

・ボディ2(133字)

環境が整えられているので、オランダの人たちは自転車を使うのだと思っていました。

しかし自転車道を走るためには、標識などのルールをしっかりと守らなければいけません。

また、一定の速さで走り、曲がるときはサインを出す必要があるので、利用者は訓練を受けているように感じました。

・コンクル―ジョン

オランダのサイクリストはルールを守っていて、運転技術も高いので、その様子が印象に残っています。

日本でもオランダのように自転車を普及させるならば、環境を整えるだけでなく、利用者へのはたらきかけも重要だと思いました。(合計400字)

オランダの人たちの自転車の運転

オランダの人たちの自転車の運転

先日、オランダに行ったときの経験を基にして、書いてみました。

オランダの人たちの自転車の運転がとても速いので、ビックリしました!

オランダで自転車道を走るためには、ルールの学習と運転練習が必要だと思いました。

試験で作文エッセイを書くときのコツです。

1、イントロ、コンクル―ジョンの書き方を決めておくこと
2、各ボディの構成をそろえること
3、作文エッセイに使いやすい十八番ネタを準備しておくこと

試験では、ブレーンストーミングを行った後に、作文エッセイを書くことになりますが、気を付けないと時間が足りなくなります。

作文エッセイ400字を書く場合、全力で書いても20分ぐらいかかります。

ですから、できるだけ時短で書く工夫をする必要があります。

イントロ・コンクル―ジョンの書き方を決めておいたり、ボディの構成をそろえたりすることは、時短につながります。

そしてブレーンストーミングの時間を短くするために、作文エッセイに使えるとっておきのネタを、最低でも3つは準備しておきたいです。

学習院中等科の帰国枠入試は、作文と面接で150点/300点もありますので、バッチリな対策が必要ですよね。

学科試験の準備だけでなく、作文と面接試験の準備もバッチリ行ってくださいね。^^

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