『ヨーロッパの窓』河童が覗いたヨーロッパ 妹尾河童著は帰国枠入試の作文エッセイの参考になります。

● 『ヨーロッパの窓』河童が覗いたヨーロッパ 妹尾河童著は、帰国枠入試の作文エッセイの参考になります。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

東京学芸大学附属大泉小学校の、2020年度帰国子女枠4月編入試験の合格発表が3月21日(土)にありました。

スカイプレッスン受講生、東京学芸大学附属大泉小学校に合格です!

担当は、北海道大学医学部の小野先生です。

帰国子女枠編入試験を担当する、北海道大学医学部の小野(おのつばさ)先生

小野先生は、アメリカのコネチカット州のニューヘイブンに住んでいたことがあります。

つまり帰国生です。

ですから英語指導が得意ですし、理系ですので、理数科目も得意なんですよ。

さて今回は、帰国枠入試の作文エッセイのお手本となる書籍を紹介します。

帰国枠入試の作文エッセイを書く場合、2つ注意すべきことがあります。

1、型に沿って書くこと
2、ネタを組み込むこと

型とネタが重要です。

まず、型についてです。

A、イントロダクション: まず、意見や主張を書く
B、ボディ: 意見や主張の理由を書く
C、コンクルージョン: もう1回、意見や主張を書く

これが、合格できるワンパターンです。

日本語作文でも、外国語エッセイでも、いつでも上記の型に沿って書きます。

確かに、作文エッセイには様々なテクニックがあります。

上級者はワンパターンに留まることなく、テクニックを組み込んだ方が、さらに良い作文エッセイに仕上げることができます。

しかし、作文エッセイの初心者は、イントロ・ボディ・コンクルージョンのワンパターンで数稽古した方が、早く上達できます。

また、帰国枠入試の作文エッセイは、制限時間内に最後まで書き終える必要があります。

どんなに素晴らしい内容であっても、途中で終わってしまうと、大幅な減点となります。

ですから、必須となるイントロ・ボディ・コンクルージョンを書き終える練習を優先させた方が良いです。

次に、ネタについてです。

a、作文エッセイテーマに沿っていること
b、海外経験を組み込むこと
c、具体的であること

「a」~「c」が、帰国枠入試の作文エッセイに必要なネタです。

ボディパートでは、イントロダクションで述べた自身の意見や主張を証明する必要があります。

その際、「a」から「c」に該当する内容を使って証明します。

「b」の海外経験と「c」その具体的な内容を組み込むと、説得力が増すからです。

もちろん、作文エッセイテーマについて十分な知識がある場合は、その知識を使って証明しても合格できます。

しかし、帰国枠中学入試や帰国枠高校入試を受験する帰国生は、年齢的に、あらゆるテーマに対して十分な知識や考えを持つのは難しいですよね。

テーマに対して十分な知識は持っていないならば、自身の海外経験と使って証明します。

何より、帰国枠入試の作文エッセイは、自己PRをするための試験です。

ですから、海外で頑張ってきたこと、海外生活から学んだこと、海外生活を通して成長できたことなどを、書くと良いですよね。

1、型に沿って書くこと
2、ネタを組み込むこと

以上の理由から、帰国枠入試の作文エッセイでは、型とネタが重要です。

合格するために、型に沿って、ネタを組み込んで書く練習をしてみてくださいね。

さらに良い作文エッセイを書くために、もうひとつアドバイスがあります。

帰国枠入試の作文エッセイで、評価が高くなるネタというものがあります。

ご存知でしたか?

・滞在している国と日本(または別の国)での、同じ物事における違いについて: 例 タイのお米と日本のお米の違い
・滞在している国と日本(または別の国)での、異なる物事における共通点について: 例 イスラム教のハリラヤプアサと日本のお正月

相違点と共通点を述べた上で、自身の考えや気付きなどを書くと評価が高くなります。

そして上記ネタは、帰国生にとって書きやすいですよね。

帰国生のみなさんが具体的にイメージできるよう、他国との比較による相違点と共通点について書いたエッセイで、お手本となる書籍を紹介します。

妹尾河童著 河童が覗いたヨーロッパ

河童が覗いたヨーロッパ

舞台美術家の妹尾河童さんの作品です。

この書籍では、妹尾さんが文化庁新進芸術家在外研修員に選ばれて留学されていた頃、おそらく1970年~1980年頃のヨーロッパの様子を、紹介しています。

古い内容ですが、これらを読んでおくことで、今のヨーロッパとの違いや、ヨーロッパがどのように変化したのかに気が付くことができます。

特に、この書籍の24ページに収められている『ヨーロッパの窓』が、帰国枠入試のお手本として参考になると思います。

 A、イントロ: まず、意見や主張を書く

ヨーロッパは地続きであるためか、「ヨーロッパ的」と表現できる、共通した考え方があります。

しかしヨーロッパには、北は北極に近い国から、南はアフリカに近い地方までが含まれるため、その地域差は大きいです。

ですから、「ヨーロッパ的」とは言いきれないことも多々あります。

「ヨーロッパ的」とは言い切れない理由を、各地域の民家の窓の違いを用いて説明したいと思います。

B、ボディ: 意見や主張の理由を書く

・カイロの南10kmの窓(エジプト)について

・シチリアの窓(イタリア南西部)について

・シエナの窓(イタリア中部)について

・ヴェローナの窓(イタリア北東部)について

・ブランネンブルクの窓(ドイツ南部)について

・アムステルダムの窓(オランダ)について

・オスロの窓(ノルウェー)について

※南の地方の窓から北に向けて順番に述べることで、南北の差をハッキリさせる

※窓の特徴を述べた上で、自身の考えや気付きについて述べる

C、コンクルージョン: もう1回、意見や主張を書く

以上のように、地域によって、窓の大きさやデザインが大きく異なりました。

窓の違いは、その地域に住む人たちには、独自の気質があり、独自の生活や文化を持っていることを意味しています。

ですから、地域によって様々な違いがあるヨーロッパ地域のことを、「ヨーロッパ的」とは言い切れないと思います。

妹尾さんの『ヨーロッパの窓』を、帰国枠入試の作文エッセイの型に沿って解説しました。

まず、日常生活の一部である窓を使って説明しているのが、とても斬新です。

・滞在している国と日本(または別の国)での、同じ物事における違いについて

次に、帰国枠入試の作文エッセイのネタとして評価の高くなる上記を、自身の海外経験を組み込んで具体的に述べていますよね。

さらに、窓の違いに気付いているということが、素晴らしい着眼点があることを示す自己PRとなっています。

作文エッセイを重視する学校を受験する帰国生のみなさんは、『ヨーロッパの窓』を参考にしてみてくださいね。^^

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今回は、成蹊小学校の、2020年度帰国子女枠編入試験の試験内容について、お伝えします。

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