大阪市立水都国際高校の帰国生選抜についてお伝えします。

● 大阪市立水都国際高校の帰国生選抜についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

成蹊中学1年国際学級の、2020年度帰国枠9月編入試験の合格発表が7月8日(水)にありました。

スカイプレッスン受講生、成蹊中学1年国際学級に、3名合格です!

実は、全合格者数は3名なので、スカイプレッスン生が独占です。^^

帰国子女枠中学・高校入試、帰国子女枠編入試験を担当する、北海道大学医学部の八尾寅史(やおとらふみ)先生です。

担当は、北海道大学医学部の八尾先生です。

八尾先生は、イギリスのノッティンガムに住んでいたことがあります。

つまり帰国生です。

ですから英語指導が得意ですし、理系ですので、理数科目も得意なんですよ。^^

さて今回は、大阪市立水都国際高校の帰国生選抜についてお伝えします。

大阪市立水都国際中学高校が、2019年4月に開講いたしました。

全国初の公設民営による中高一貫教育校であり、国際バカロレア(IB)コースも設置されているため、注目されています。

・グローバルコミュニケーションコース
・グローバルサイエンスコース
・国際バカロレアコース

高校からは水都国際高校グローバル探求科となり、高2次から3つのコースに分かれます。

その水都国際高校中学高校ですが、高校からの入学が可能で、高校は帰国生選抜を行っています。

2020年度、募集要項を確認してみましょう。

帰国生選抜

・募集定員: 募集定員全体の10%程度(8名)

・出願資格: 原則として、外国に継続して2年以上在留し、帰国後2年以内の者

・受験日: 学力検査 2月20日(木)

・学力検査内容 2教科90点満点: 数学(40分 45点満点 B問題)、英語(55分 45点満点 B問題)、個人面接試験(日本語、配点はないが評価対象)

※B問題は標準問題のこと

・合否基準: 学力検査結果と面接試験結果を、総合的に判断して決める

補足します。

まず、水都国際高校の特別入学者選抜と帰国生選抜の違いについてです。

両者の学力検査は同日に行われますが、試験内容がまったく異なります。

特別入学選抜は5教科ですが、帰国生選抜は英数の2教科となります。

また、特別入学者選抜では実技試験も行われますが、帰国生選抜では行われません。

おトクですよね!^^

水都国際高校の帰国生選抜は、他校の帰国生選抜に準じます。

つまり、千里高校や住吉高校などの帰国生選抜と同じ試験日となります。

出題されるのはB問題(標準問題)で、面接試験の比重も大きくなります。

面接試験は自己申告書に基づいて行われ、自己申告書は水都国際高校のアドミッションポリシーに基づいて書く必要があります。

次に、英語資格も活用についてです。

大阪府教育委員会の定める英語資格を取得している場合、取得資格が英語の得点に換算されます。

・英語試験80%に換算: 英検 2級、iBT TOEFL 40、IELTS 5.0
・英語試験90%に換算: 英検 該当級なし、iBT TOEFL 50、IELTS 5.5
・英語試験100%に換算: 英検 準1級、iBT TOEFL 60、IELTS 6.0

たとえば英検2級を取得している場合、英語試験の36点/45点が保証されます。

英検準1級を取得していると満点の45点に換算されます。

つまり英検準1級を取得してれば、試験は数学と面接だけになります。^^

とても助かりますよね!

最後に、水都国際高校の帰国生選抜の応募状況です。

・2020年度受験者数4名: 合格者数4名
・2019年度受験者数3名: 合格者数3名

十分、合格を狙えますよね!

水都国際高校を受験するみなさん、英検準1級を取得して、数学と面接を頑張ってくださいね。^^

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今回は、関西学院千里国際中学の、2020年度帰国子女枠9月編入試験(6月実施)内容をお伝えします。

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