西大和学園中学の海外子女教育振興財団のオンライン説明会から、英語重視型Bの優位性についてお伝えします。

● 西大和学園中学の海外子女教育振興財団のオンライン説明会から、英語重視型Bの優位性についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

洗足学園中学の、2021年度帰国子女枠入試が、1月9日(土)に行われます。

・Web出願期間: 11月30日(月)~12月25日(金)
・A方式試験内容: 英語(60分 100点満点)、面接試験(10~15分 100点満点)
・B方式: 国算英(各50分 各100点満点)、面接試験(10~15分 100点満点)

洗足の帰国枠入試では、面接試験も重要です。

面接試験の配点は、A方式では半分、B方式では4分の1あります。

洗足を第一志望に考えている受験生のみなさん、勉強を頑張ってくださいね。^^

さて今回は、西大和学園中学の帰国生入試と英語重視型Aと英語重視型Bの違いについてお知らせします。

西大和学園中学は、英語が得意な帰国生に有利な入試を行います。

2021年度募集要項を確認してみましょう。

・1月8日(金) 東京・東海・岡山会場: 帰国生入試、英語重視型A、英語重視型B

※奈良県・大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県・滋賀県に住所を有しない者

・1月10日(日) 福岡・広島会場: 英語重視型B

・1月11日(月) 札幌会場: 英語重視型B

・1月17日(日)本校: 帰国生入試、英語重視型A、英語重視型B

英語重視型Bであれば、最大で4回受験することができます。

それぞれの入試の試験内容を確認してみましょう。

・帰国生入試 300点満点: 算数(60分 100点)、英語筆記試験(40分 100点)英語エッセイ(30分 70点)、英語面接試験(30点)

・英語重視型A 500点満点: 国語(60分 150点)、算数(60分 150点)、英語筆記試験(40分 100点)英語エッセイ(30分 70点)、英語面接試験(30点)

・英語重視型B 300点満点: 国語(60分 150点)、算数(60分 150点)、日本語面接試験

上記3つの試験の違いが分かりにくいですよね。

2020年8月20日(木)に開催された、海外子女教育振興財団のオンライン説明会で得られた情報に基づいて、補足します。

まず、入試方式の違いについてです。

・帰国生入試: 算数(100点)、英語(200点) ※英語の配点が3分の2
・英語重視型A: 国語(150点)、算数(150点)、英語(200点)
・英語重視型B:  国語(150点)、算数(150点) ※英検による加点(2級50点、準1級75点、1級100点)

帰国生入試は、2019年度から再開されました。

・国語の試験を免除
・算数の配点が低くし、英語の配点が高くする

上記を配慮して、現地校生・インター生向けの試験となっています。

英語重視型Aは、英検が受験できない地域に住む帰国生のために考えられています。

英語重視型Bは、国算の合計点、各英検級に定められた点数が加算されます。

英検2級から加算されるので、日本人学校生も利用できます。

次に、各入試方式で出題される問題についてです。

・算数: 帰国生入試と英語重視型Aと英語重視型Bで同じ
・国語: 英語重視型Aと英語重視型Bで同じ
・英語: 帰国生入試と英語重視型Aで同じ

同じ試験日の、帰国生入試と英語重視型Aと英語重視型Bの国算英の問題は同じです。

一般入試と比べると、算数では基本問題(計算など)の出題割合が25%も増えるそうです。

基本問題がかなり多くなるため、ミスなく得点できることが重要です。

英語では、reading、writing、listening、speakingの4技能を確認するそうです。

英語エッセイと英語面試験対策も、バッチリ行う必要があります。

合否判定についてです。

帰国生入試と英語重視型Aと英語重視型Bの合格最低点は、一般入試の合格最低点に基づきます。

2020年度一般入試の合格最低点です。

・男子: 325点/500点(65%)
・女子: 365点/500点(73%)

つまり、2020年度帰国生入試と英語重視型Aと英語重視型Bの合格最低点も、男子が65%、女子が73%となります。

帰国生入試は算英2科目で、英語重視型Aは国算英3科目で、合格最低点を超える必要があります

一方で英語重視型Bは、取得している英検級が高いほど、合格最低点を下げることができます。

・男子合格最低点: 195点(65%)
・英検2級: 50点
・国算: 145点 ※実質48%

・女子合格最低点: 219点(73%)
・英検2級: 50点
・国算: 169点 ※実質56%

たとえば、英検2級を取得していて、英語重視型Bで合格するために必要な点数は上記となります。

西大和学園中学の、2017年度から2019年度の一般入試の合格最低点を記載しておきますので、参考にしてみてください。

・2019年度男子合格最低点: 342点/500点(68.4%)
・2019年度女子合格最低点: 398点/500点(79.6%)・2018年度男子合格最低点: 284点/500点(56.8%)
・2018年度女子合格最低点: 326点/500点(65.2%)

・2017年度男子合格最低点: 324点/500点(64.8%)
・2017年度女子合格最低点: 374点/500点(74.8%)

最後に、各入試方式の受験者人数です。

・2020年度、帰国生入試受験者数5名: 合格者数2名

・2020年度、英語重視型A受験者数4名: 合格者数1名

・2020年度、英語重視型B受験者数84名: 合格者数38名

※英語重視型B受験者84名のうち、82名が2級取得者

英検による加点措置がある英語重視型Bを選択する受験生が、圧倒的に多いですよね。

英検2級でも、合格最低点を十分に下げてもらえます。

準1級や1級を取得していれば、さらに有利になります。

西大和学園中学を受験する場合は、英検2級以上を取得して、英語重視型Bで受験してくださいね。^^

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