東京都市大学付属中学の帰国生入試A方式は、英語力が英検準1級あるならば、作文型で受験することをお勧めします。
● 東京都市大学付属中学の帰国生入試A方式は、英語力が英検準1級あるならば、作文型で受験することをお勧めします。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
三田国際中学の、2021年度帰国子女枠入試(インターナショナルクラス)が、2回行われます。
11月入試
・試験日: 11月27日(金)
・Web出願期間: 11月9日(月)~20日(金)
・選考方法: 英語(50分 100点満点)、英語面接試験(英語と日本語)
12月入試
・試験日: 12月15日(金)
・Web出願期間: 11月27日(金)~12月8日(火)
・選考方法: 英語(50分 100点満点)、英語面接試験(英語・日本語)
三田国際の、過去6年間の帰国枠入試の応募状況です。
・2020年度受験者数367名: 合格者数75名(4.9倍)
・2019年度受験者数335名: 合格者数66名(5.1倍)
・2018年度受験者数304名: 合格者数66名(4.6倍)
・2017年度受験者数163名: 合格者数51名(3.2倍)
・2016年度受験者数86名: 合格者数55名(1.6倍)
・2015年度受験者数28名: 合格者数28名(1.0倍)
4年前から合格が難しくなりました。
2021年度入試も、たくさんの帰国生が受験すると思われます。
三田国際を受験するみなさん、勉強をがんばってくださいね。
さて今回は、東京都市大学付属中学の帰国生入試についてお知らせします。
東京都市大学付属中学は、帰国生入試を行います。
・試験日: 1月6日(水)
・Web出願期間: 11月28日(土)~1月6日(水)
・試験方式: A方式(国語型と作文型)、B方式(2教科と4教科)
東京都市大学付属中学の帰国枠入試は、2つの試験方式があります。
・A方式国語型 現地校生・インター生向け: 英算国(各45分 各100点満点)
・A方式作文型 現地校生・インター生向け: 英算(各45分 各100点満点)、日本語作文(45分 段階評価)
・B方式2教科型 日本人学校生向け: 算国(各45分 各100点満点)
・B方式4教科型 日本人学校生向け: 算国(各45分 各100点満点)、理社(合計45分 各100点満点)
※A方式とB方式の算国は同じ問題
※A方式国語型と作文型の英語は同じ問題
上記4つの中から試験科目を選択します。
上記4つの試験の違いが分かりにくいですよね。
2020年8月19日(水)に開催された、海外子女教育振興財団のオンライン説明会で得られた情報に基づいて、補足します。
まず、A方式についてです。
A方式は、現地校生・インター生向けの試験です。
一般入試よりも算数は易しく、英語は英検準1級ぐらいのレベルにしているそうです。
A方式国語型では、国算2科と算英2科のいずれかで合格最低点を超えると、合格になります。
国算合計点と算英合計点で2回合否判定をしてもらえるので、国語型の方が有利だそうです。
ただし、国語には足切り点があり、国語が10点以下の場合は、算英の合計点がどんなに高くても合格にはならないそうです。
A方式作文型の作文結果は、足切り点として使われます。
A・B・Cの3段階評価の、B評価で合格となります。
作文内容と日本語に問題がなければ、B評価をもらえるそうです。
多くの受験生がB評価をもらえているので、実質、算英2科の合計点で合否が決まります。
そうすると、国語型と作文型のどちらで受験したら良いのでしょうか。
・国語 45.4点
・算数 53.9点
・英語 56.5点
国語型で受験しても、国算2教科の合計点で合格するためには、国語である程度の点数が必要ですよね。
国語が悪ければ、結局、算英2教科合計で合否が判定されることになります。
そして算英の結果がどんなに良くても、国語が10点以下だと不合格になります。
そうすると、国語で点数がなかなか伸びない場合、国語の勉強を続けるよりも、算英の勉強に注力した方が良いということになりますよね。
英語が得意で国語がイマイチな現地校生・インター生は、作文が型で受験した方が良いと、私は思います。
次に、B方式についてです。
B方式は、日本人学校生向けの試験です。
一般入試と比べて、理社も易しくしているそうです。
B方式4教科型では、まず、国算2教科合計点で合否判定をします。
その後に、国算理社4教科合計点で合否判定をします。
つまり、国算合計点と国算理社合計点で2回合否判定をしてもらえます。
理社に足切り点はありません。
一方で2教科型は、国算合計点だけで合否が決ります。
そうすると、4教科型は合否判定を2回してもらえるので有利なように思えます。
・国語 57.2点
・算数 69.4点
・理科 34.7点
・社会 36.2点
4科目型も2科目型も、国算の2教科で合否判定されます。
4科目型で、国算理社の合計点で合否判定されるということは、国算の点数が足りなかったということです。
そうすると、国算で足りなかった分を補うぐらい、理社で点数を取る必要がありますよね。
ですから、4教科型で受験するのであれば、合否判定を2回してもらえるから、とりあえず4教科型で受験しておこうと考えるのではなく。
4教科の合計点で合格できるように、理社もバッチリ勉強した方が良いです。
そして、帰国生入試とグローバル入試の違いについてです。
グローバル入試は、帰国生以外も受験できます。
・帰国生入試A方式作文型 1月6日(水): 英算(各45分 各100点満点)、日本語作文(45分 段階評価)
・グローバル入試 2月2日(火): 英算(各50分 各100点満点)、日本語作文(40分 段階評価)
とても似ていますが、科目の難易度が異なります。
・帰国生入試A方式作文型: 英語(準1級レベル)、算数(一般入試よりも易しい)
・グローバル入試: 英語(準2級レベル)、算数(一般入試と同じ)
帰国生がグローバル入試を受験する場合、算数が得意である必要があります。
英語試験は準2級レベルなので、算数が得意な日本人学校生は十分勝負できます。^^
最後に、面接試験です。
2021年度帰国生は、新型コロナ感染拡大防止のため、面接試験がなくなります。
つまり今年は、面接試験による加点措置はなく、学科試験勝負になります。
東京都市大学付属中学の帰国生入試とグローバル入試を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。
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今回は、同志社国際高校の、2020年度帰国生徒9月編入試験A選考内容について、お伝えします。
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