広尾学園中学AGの英語試験大問3の物語文とポエムの関連性を述べるエッセイの書き方をお伝えします。

● 広尾学園中学インターナショナルAGコースの英語試験の大問3の物語文とポエムの関連性について述べるエッセイの書き方について、お伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

高輪中学の、2022年度帰国子女枠入試が1月12日(水)に行われます。

・出願期間: 2021年12月10日(金)~2022年1月10日(月)
・試験科目: 2科目型(国算 各50分 各100点満点)、3科目型(国算英 各50分 各100点満点)

高輪中学の帰国枠入試を受験するみなさん、勉強をがんばってくださいね。^^

さて今回は、広尾学園中学インターナショナルAGコース国際生入試の英語エッセイについて、お伝えします。

広尾学園中学インターナショナルAGコースの英語試験は、2019年度帰国子女枠9月編集試験から、下記の出題形式となっています。
AGコースの学科試験は、英語試験の結果が最も重視されます。

ですから、英語試験対策をバッチリ行う必要がありますよね。

しかし、広尾AGを受験する帰国生のみなさんは、特に英語試験の大問3の対策で苦戦されているのではないでしょうか。

物語文とポエムの関連性について、どのようなエッセイを書いたら良いのか分からなくてお困りかもしれませんね。

 2021年度国際生入試 英語(50分 100点)

※Up to 10 points are available for accurate spelling, punctuation and grammar.

・大問1: 物語文読解が6問(30点)

Bridge to Terabithia: Chapter 1 by Katherine Paterson 

・大問2: ポエムの読解が6問(30点)

Blackberry Eating by Galway Kinnell 

・大問3: 英語エッセイ(30点)

What connections can you find between the passage and the poem?

You should write about common themes, connections to the world live in, and your own personal response.

まず、大問1の物語文と大問2の詩の内容についてです。

大問1の物語文は、『テラビシアにかける橋』の第1章から出典されています。

主人公のジェシーは、同級生の中でかけっこでどうしても1番になりたいようです。

だから練習をするために早起きをして、こっそり家から抜け出す場面が描かれています。

家から抜け出した後は、ワクワクしながら牧場に向かって走っていきます。

大問2は、ゴールウェイ・キネルが1980年に発表したポエムです。

話し手は、9月末に茂みの中に生えるブラックベリーを食べるのが大好きです。

熟しているけれど棘のあるブラックベリーを慎重に食べて喜び、ますます言葉が溢れていっているように思えます。

「B」の音、「S」の音、「I」の音を繰り返したり、14行はいずれもピリオドを打って終わらせずに次の行に続いていたりする特徴があります。

次に、物語文とポエムの共通点についてです。

 好きなことに対して情熱があること

・物語文: ジェシーの走る練習への情熱
・ポエム: ブラックベリーを食べることに対する情熱

物事を行う際に慎重さがあること

・物語文: ジェシーが家を抜け出す際に物音を立てないように注意していること
・ポエム: ブラックベリーを食べる際に棘に気を付けていること

両者には、たとえば、上記のような共通点がありますよね。

最後に、英語エッセイの書き方についてです。

大問3では以下のように指示されています。

 What connections can you find between the passage and the poem?

You should write about common themes, connections to the world live in, and your own personal response.

1、物語文と詩の共通点について述べる
2、世界や社会との関連性について、そして自身の経験をもとに意見を述べる

ですから、この「1」と「2」をエッセイの型に沿って書けば、バッチリですよね。

 ・イントロダクション

物語文とポエムの共通点は、好きなことに対して情熱があることです。

これらはフィクションではありますが、実際に僕たちも自分の好きなことに対して情熱をもって一生懸命取り組むことが多いと思います。

情熱をもって取り組むと、満足のいく結果を出せることが多いので、良いことだと思います。

僕はシンガポールに3年間住んでいました。その3年間の生活の中で、好きなことに対して情熱をもって取り組んだ経験について、述べたいと思います。

・ボディ1とボディ2

自身の経験に基づいて具体的に書く

・コンクルージョン

以上の理由から、情熱をもって取り組むのは良いことだと思います。

そのおかげで、良い結果を出すことができました。

広尾学園中学に入学後も、好きなことに対してはもちろん、何事にも情熱をもって取り組みたいと思います。

大問3の物語文と詩の関連性について述べるエッセイは、上記のように書くと良いですよね。

広尾学園中学AGコースを受験するみなさん、英語エッセイの練習を頑張ってくださいね。^^

そうすると、広尾学園中学AGコースの英語エッセイを練習するためには、ポエムを一定数読んでいた方が有利になりますよね。

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今回は、広尾学園中学AGコースの国際入試の大問2のポエム対策について、お伝えします。

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今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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