立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試のプレゼンには『ねこと私とドイッチュラント』が役立ちます。

● 立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試のプレゼン作成には、『ねこと私とドイッチュラント』が役立ちます。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

文化学園大学杉並高校の、2022年度欧米入試の合格発表が11月13日(土)にありました。

スカイプレッスン受講生、文化学園大学杉並高校に合格です!

担当は、北海道大学医学部の佐藤先生です。

佐藤佑亮先生 北海道大学医学部3年生、旭川東高等学校出身

佐藤先生は、高校数学、高校物理など、大学受験の理数科目を指導できます。

英語も得意で、文系科目も教えています。

オールマイティーに指導できるんですよ。

さて今回は、東京都立立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試についてお伝えします。

立川国際中等教育学校の、2022年度帰国子女枠入試が1月25日(火)に行われます。

募集要項を確認してみましょう。

・出願期間: 1月10日(月)、11日(火)
・試験科目: 作文エッセイ(45分 600点満点)、個人面接試験(20分程度 400点満点)

まず、立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試の面接試験についてです。

・個人面接(15分)
・パーソナルプレゼンテーション(5分)

20分間で、上記2つを行います。

個人面接試験では、一般的な内容を質問されます。

1、滞在していた地域・国について
2、自身のことについて
3、受験校について

一般的な内容とは、上記3つのことです。

パーソナルプレゼンテーションでは、以下の内容が毎年出題されます。

パーソナル・プレゼンテーションでは、外国の文化についての見聞、自分が外国で体験したことや学んだことをまとめ、自分で作成した発表資料(A3判の大きさの紙1枚)を使用し5分以内で発表する。

面接試験の配点は400点もあるので、対策をバッチリして、高得点を狙いたいですよね。^^

次に、パーソナルプレゼンテーションで高く評価される内容についてです。

プレゼン内容は、以下のいずれかを選ぶと良いです。

1、海外生活を通して、身に付けられたことや学んだことを、そのままプレゼンする

※東京学芸大学附属国際中等教育学校のForm8の上段に記載できるような内容

2、これまでの海外経験をすべて棚卸して、それらの中でユニークな切り口で説明できそうなことを選び、しっかり学んだうえでプレゼンする

※東京学芸大学附属国際中等教育学校のForm8の下段に記載できるような内容

「1」は、カンタンです。

・海外生活を通して、高い英語力を身に付けられた
・海外生活を通して、海外のある程度有名なサッカーチームで活躍した
・海外生活を通して、海外のある程度有名なピアノコンクールで入賞した

上記のような、誰が聞いても素晴らしいと思う実績がある場合は、その実績を得るまでのプロセスや、実績から得られた学びについてプレゼンすると良いです。

「2」は難しいので、詳しく説明します。

A: 海外では当たり前のことだが、日本では当たり前ではない事象を探す

B: その日本では当たり前ではない事象に対して、どのように乗り越えたのか、どのように工夫をしたのかなどを、説明する

C: その日本では当たり前ではない事象はなぜ特殊であるのか、あるいはそのバックグラウンドを調べて説明する

上記「A」から「C」の3つを説明できれば、「2」のプレゼンはバッチリなんですよ。

最後に、立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試のパーソナルプレゼンテーションのお手本になる書籍を紹介します。

ねこと私とドイッチュラント(小学館)  ながらりょうこさんの漫画です。

ねこと私とドイッチュラント(小学館)

ながらりょうこさんの漫画です。

ながらさんはドイツのベルリンで生活し、ドイツの日常生活や文化などを解説しています。

この漫画から、立川国際のパーソナルプレゼンテーションで高く評価される内容「2」のヒラメキを得られます。

ご存知でしたか?

確認してみましょう。

・第1巻8話・第2巻18話・第4巻33話 『コルヴィッツプラッツの青空市』『クリスマスマーケットの日②』『ハロー、ビッテにダンケシェーン』

こちらからは、ドイツの季節ごとの市場での楽しみ方についてのプレゼンを考えることができます。

その場合、以下の流れで説明をすると良いです。

A: ドイツではマーケットで買い物をするのは普通のことだけれど、日本ではあまり行かないし、そもそもマーケットをあまり見かけないため、マーケットをプレゼンテーマとして選択

B: ドイツのマーケットは数が多く、様々な種類があるため、自身の経験を通して楽しみ方の工夫などを説明

C: なぜドイツにはマーケットがたくさんあるのか、多様性に富んでいるのか、そして人気があるのかを調べて説明

・第2巻15話・第2巻20話 『しおちゃんの日常』『ジルヴェスターの日』

こちらからは、ドイツクリスマス前と大晦日についてのプレゼンを考えることができます。

その場合、以下の流れで説明をすると良いです。

A: ドイツの12月はクリスマスだけでなく、アドベントと呼ばれるクリスマス準備間や大晦日など、楽しめる行事がたくさんあり、日本の12月とは大きく異なるためプレゼンテーマとして選択

B: ドイツの12月のそれぞれの行事があるので、自身の経験を通して楽しみ方の工夫などを説明

C: なぜドイツでは12月に行事が多いのか、その行事を大切にしているのかを調べて説明

この漫画は、あくまでインスピレーションを得るために使います。

自身の経験に基づいてプレゼン原稿を考える必要があるので、そのまま使ってはいけませんよ。

立川国際中等教育学校を受験するみなさん、プレゼンの準備もバッチリ行ってくださいね。^^

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では今日も笑顔の一日を!

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