清教学園高校(3年コース)の帰国生入試の合格最低点は一般入試の9割となります。

● 清教学園高校(3年コース)の帰国生入試の合格最低点は一般入試の9割となります。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

福岡大学附属大濠中学高校の、2023年度帰国子女枠4月編入試験が、8月18日(金)に行われます。

附属大濠中学高校では帰国子女枠入試を行っていませんが、帰国子女枠編入試験は行っています。

ご存知でしたか?

・募集学年: 中学1年~3年、高校1年~2年
・出願期間: 7月18日(火)~8月2日(水)
・試験内容: 国数英(各50分 各100点満点)、面接試験(日本語 個人)

編入試験募集要項に試験範囲が記載されていますので、対策がしやすいですよ。^^

福岡大学附属大濠中学は福岡大学の附属校です。

しかし、国立大学や難関私立大学に進学する生徒も多いんですよ。

さて今回は、大阪府の清教学園高校(3年コース)の帰国生入試についてお伝えします。

大阪府の清教学園は、大阪府の私立上位進学校のひとつです。

卒業生の4割近くが、現役で国公立大学に合格しています。

その清教学園高校(3年コース)ですが、帰国子女枠入試を行っています。

ご存知でしたか?

2023年度の募集要項で確認してみましょう。

・試験日: 2月10日

・Web出願期間: 1月20日(金)~2月1日(水)

・試験科目: 国数英理社(各50分 各100点満点)

※帰国生入試、ならびに6年コースへの編入学試験も同時に実施

※検定試験の結果により入試得点を読み替える等の制度はない

募集要項には帰国子女枠入試の詳細が記載されていないので、一般入試と何が違うのかがイマイチ分からないですよね。

そこで私が補足説明をします。

まず、清教学園高校の帰国生入試の出願資格についてです。

清教学園高校の受験資格を確認する前に、同じプロテスタント校である青山学院高校の2024年度帰国子女枠入試の受験資格を確認してみましょう。

青山学院高校の、2024年度帰国子女枠入試受験資格

2007年4月2日より、2009年4月1日までに出生の者で、次のA、またはBのいずれかに該当する者。

A、2024年3月に中学校を卒業見込みの者。または、2023年に中学校を卒業した者。

B、海外の現地校、インターナショナル校、または全日制日本人学校のいずれかに在籍している者(もしくはこれらの学校で中学課程を修了した者)。なお、日本の学齢に換算して中学3年生にあたる場合は、出願時にGrade9を修了しなくてもよい。

青山学院高校の場合、G9/Y10の現地校生・インター生も受験できます。

今度は、清教学園高校の2023年度帰国子女枠入試の受験資格を確認してみましょう。

清教学園高校の、2023年度帰国子女枠入試の受験資格

2023年(令和5年)3月中学校卒業見込みの者および卒業者。

帰国生として出願する場合には下記要件を満たすこと。

1、保護者の海外在留に伴って外国で教育を受けた者のうち、外国滞在期間が1年以上、帰国後3年以内。

2、入学許可後、保護者と同居しそこから通学できる者。

3、高校の授業に対応できる日本語力を有する者。

4、海外の日本人学校・インターナショナル校・現地校に在籍していた者。

5、本校を専願とする者。

赤字に注目してください。

2023年(令和5年)3月中学校卒業見込みの者および卒業者。

つまり、学齢で中学3年生であっても、G9/Y10の現地校生・インター生は受験できないことになります。

3月中に卒業できないからです。

清教学園高校を受験したい場合は、日本人学校や日本の公立中学校に編入してから受験することになります。

次に試験科目についてです。

清教学園高校の帰国子女枠入試は、一般入試と日程が同じです。

ですから、一般入試と同じ試験問題が出題されます。

そして、5教科で受験する必要があります。

最後に、帰国生入試のメリットです。

・合格最低点の9割を合格点とする

募集要項には書かれていませんが、合格最低点を1割下げてもらえます。

清教学園高校の、過去3年間の一般入試の合格最低点を確認してみましょう。

清教学園高校の、過去3年間の一般入試の合格最低点

2023年度合格最低点

・S特進コース理系専願 312/500点(62.4%): 帰国子女枠入試は281/500点(56.2%)
・S特進コース文系専願 241/500点(48.2%): 帰国子女枠入試は217/500点(43.4%)

2022年度合格最低点

・S特進コース理系専願 330/500点(66%): 帰国子女枠入試は297/500点(59.4%)
・S特進コース文系専願 245/500点(49%): 帰国子女枠入試は221/500点(44.1%)

2021年度合格最低点

・S特進コース理系専願 332/500点(66.4%): 帰国子女枠入試は299/500点(59.8%)
・S特進コース文系専願 266/500点(53.2%): 帰国子女枠入試は239/500点(47.9%)

・帰国子女枠入試S特進コース理系専願: 5教科で299点(59.8%)以上
・帰国子女枠入試S特進コース文系専願: 5教科で239点(47.9%)以上

最も点数の高い合格最低点を参考にすれば良いので、上記が合格の目安になりますよね。

ちなみに科目による足切り点はありません。

そうすると、S特進コース理系専願に合格したい場合、国数英の3教科で8割の240点を取れば、理社は60点(30%)以上で合格できることになります。

S特進コース文系専願は、国数英3教科で8割以を取れたら、合格ですよね。

清教学園高校を受験するみなさんは、国数英でしっかり点数を稼いでくださいね。

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