関西学院大学国際学部のグローバル入試Ⅲ(帰国生)第二次審査ディスカッションテーマをお伝えします。

● 関西学院大学国際学部のグローバル入学試験Ⅲ(帰国生徒入学試験)の第二次審査のグループディスカッションテーマを、お伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

かえつ有明中学Regularの、2023年度帰国子女枠入試の合格発表が11月22日(火)にありました。

スカイプレッスン受講生、かえつ有明中学Regularに合格です!

担当は、北海道大学工学部の古水戸先生です。

北海道大学工学部3年生、東京都立西高校出身 古水戸直哉(こみとなおや)先生

古水戸先生は、文系から理転しているため、文系科目、理系科目、どちらも指導できます。

また、高校入試や高校編入試験対策など、幅広く対応できるんですよ。^^

さて今回は、関西学院大学国際学部のグローバル入学試験Ⅲ(帰国生徒入学試験)について、お伝えします。

関西学院大学国際学部はグローバル入学試験を3種類行っています。

Ⅰ、国際的な活躍を志す者を対象とした入学試験
Ⅱ、インターナショナル・バカロレア入学試験
Ⅲ、帰国生徒入学試験

グローバル入試Ⅲが帰国子女枠入試となります。

2023年度募集要項で確認してみましょう。

まず、入学試験日程です。

関西学院大学国際学部、2023年度グローバル入学試験Ⅲ(帰国生徒入学試験)の試験日程

・出願期間: 9月1日~9日

・第1次審査 9月24日(土): 英語題材論述方式(90分)、日本語小論文(90分)

※英語題材論述方式はCEFR B2以上で免除
※CEFR B2はTOEFL iBT72以上

・第1次審査合格発表 10月14日(金)

・第2次審査 10月22日(土): 口頭試問含む面接試験、グループディスカッション

第1次審査は、出願書類と筆記審査結果(英語題材論述方式・日本語小論文)を総合的に見て、合否が決まります。

TOEFLのスコアが72以上あれば、願書と日本語小論文だけを準備すれば良いですよね。

ですから、まずは英語題材論述方式を免除にするためにTOEFLのスコアアップを頑張ってください。

次に、第2次審査のグループディスカッションについてです。

国際学部のグローバル入学試験Ⅲでグループディスカッションを行うようになったのは、2022年度入試からです。

そして、国際学部だけが第二次審査でディスカッションを行います。

2022年度と2023年度ディスカッションテーマを確認してみましょう。

2023年度グループディスカッションテーマ

1、“世界市民”とはどのような人材か。そうなるためには何が必要か

2、異文化コミュニケーションにおいて言語以外に重要なことは何か

3、AI によりわれわれの生活はどう変わるか

2022年度グループディスカッションテーマ

1、大学生活の意義や価値は何か

2、現在・今後の世の中の動きをふまえ、大学で高めておくべき素養や経験は何か

3、リーダーシップとは何か

ディスカッションテーマは募集要項に記載されています。

そして、上記1~3のテーマのうち、どれかひとつが第二次審査で出題されます。

3つのテーマでディスカッションの練習をしておくと良いですよね。

ところで、グループディスカッションテーマは、下記3つのいずれかに分類できます。

A、プロジェクト型: 目的や動機を明確にする

B、現状分析型: 問題となっていることは何かを明確にする

C、定義型: 言葉の定義や前提を明確にする

ご存知でしたか?

そこで、過去に出題された6つのテーマを分類してみましょう。

2023年度テーマ

1、“世界市民”とはどのような人材か。そうなるためには何が必要か: Cの定義型

2、異文化コミュニケーションにおいて言語以外に重要なことは何か: Bの現状分析型

3、AI によりわれわれの生活はどう変わるか: Bの現状分析型

2022年度テーマ

1、大学生活の意義や価値は何か: Cの定義型

2、現在・今後の世の中の動きをふまえ、大学で高めておくべき素養や経験は何か: Bの現状分析型

3、リーダーシップとは何か: Cの定義型

たとえば、「“世界市民”とはどのような人材か。そうなるためには何が必要か」はCの定義型に分類されるので、以下のように話し合うと良いです。

1、“世界市民”の特長を、参加者が順番に述べる

2、「1」で挙げられた特長のうち“世界市民”として相応しいものを選び、それを“世界市民”の特長と定義する

3、その特長を身に付けるためにはどうすべきかを、参加者が順番に述べる

上記の順番で話し合うとバッチリになりますよ。

Bの現状分析型とCの定義型が出題されているので、BとCに該当するテーマで練習をしてくださいね。

最後に、関西学院大学国際学部、2023年度グローバル入学試験ⅠとⅢの応募状況です。

・グローバル入試Ⅰ(国際的な活躍を志す者を対象とした入学試験)受験者数39名: 第一次審査合格者数27名、第二次審査合格者数23名

・グローバル入試Ⅲ(帰国生徒入学試験)受験者数12名: 第一次審査合格者数8名、第二次審査合格者数6名

グローバル入試Ⅰと比べて、グローバル入試Ⅲ(帰国生徒入学試験)は受験者数が少ないですよね。

十分合格を狙えます。

関西学院大学を受験するみなさんは、対策をバッチリ行ってくださいね。

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