成蹊小学校国際学級の、２０２３年度帰国子女枠小学４年９月編入試験内容をお伝えします。

１、能力検査（時間不明）

齊藤先生がお送りくださった問題と同じような問題が、大量にあったとのことです。

問題用紙の上部には、「2分間で解いてください」というような指示書きがあったそうです。

２、国語と算数（６０分間）

国語

大問１、説明文の読解：　６問　

・内容は、「チンパンジーや人間がどのように道具を使うかについて」

・選択問題が３問、記述問題が３問

※レッスンで取り組んだ説明文に、そっくりだったそうです

大問２、漢字の問題：　８問

※漢字の読みの問題が８問で、書き取りの問題は出題されなかったようです

大問３、ひらがなをカタカナに直す問題：　５問

※「しゅーくりーむ」、「しょーとけーき」などが出題されたそうです

大問４、ことわざの問題：　４問

・ことわざの意味を選択肢から選ぶ問題

算数

大問１、はかりのメモリの読み取る問題：　２問

大問２、単位変換の問題：　４問

・重さ（kgをgに変える）、長さ（kmをmに変える）、時間（分を秒に変える）など

大問３、文章題：　３問

・「全部で〇個あるみかんを、□個ずつ１つの箱の中に入れると、何箱必要になりますか」など：

大問４、　計算問題：　４問

・たし算（４ケタ+４ケタ）、ひき算（４ケター４ケタ）、かけ算（３ケタ×２ケタ）、わり算（３ケタ÷１ケタ）

３、運動能力検査（２種類）

・その１：　赤、黄、青、緑の４色のコーンがあり、指示通りに触って、戻ってくる

※先生が最初にやり方を説明してくれたそうです。指示は「赤→黄→赤→青→緑の順番に触って戻ってきなさい」だったそうです

・その２：　壁に向かってボールを投げて、ワンバウンドでキャッチする

※練習で2回、本番で8回

※「線からはみ出ないこと」という注意があったそうです

４、集団検査（４０分）

テーマ１：　寒い国が良いか、暑い国が良いか

テーマ２：　子どもにはおこづかいが必要か、不要か

集団検査の流れ

１、先生が受験生のチーム分けをする、受験生は「寒い国が良いか、暑い国が良いか」「子どもにはおこづかいが必要か、不要か」の立場を自分では選べない

２、話し合いの進行は先生が行う

３、受験生は自分のチームのメンバーと話し合って、チームとしての意見をまとめる

４、各チームは代表者をじゃんけんで決めて、代表者がチームの意見を発表する、

５、各チームの代表者が発表した後は、各チームのメンバーが交代で質問したり、回答したりする

※受験生が質問したり、回答したりしたい際は、挙手して、先生に当てられてから発言する必要があったそうです

５、保護者面接試験（１５分）

・成蹊小学校を知ったきっかけを教えてください

・成蹊小学校の一番の魅力を教えてください

・海外生活が長かったと思いますが、これからの日本の学校生活で予想される不安を教えてください

・日本と異なる海外での環境で、家庭内で大事にしてきたことを教えてください

・海外での日本語教育はどのようにしていましたか？

・日本の勉強をどのようにされてきましたか、教科書などを使って勉強されていましたか？

・お子さんは海外生活を通して、どのようなことを身に付けられましたか？

・お子さんを成蹊小学校でどのように伸ばしてもらいたいとお考えですか？