桐蔭高校は2024年入試から海外子女入試を廃止するので自己PR型入試実施校を探す必要があります。

● 桐蔭学園高校は2024年入試以降は海外子女入試を廃止するので、年内で自己PR型の入試を行う別の高校を探す必要があります。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

かえつ有明中学Honors・Advancedの、2023年度帰国子女枠9月編入試験が、7月12日(水)に行われます。

・募集学年: 中1~中3、高1~高3

・出願期間: 7月5日(水)~8日(土)

・試験内容: 英語エッセイ(40分)、英語(60分)、日本語作文(30分)、英語グループ面接試験(受験生 15分程度)

合格に必要な英語力は、英検2級~準1級ぐらいです。

合格した場合、当日の英語試験結果で、HonorsクラスとAdvancedクラスのどちらになるかが、決まります。

かえつ有明を受験するみなさん、頑張ってくださいね。^^

さて今回は、桐蔭学園高校の帰国子女枠入試ついてお伝えします。

桐蔭学園高校は、2024年入試以降は、海外子女入試と帰国生入試を廃止します。

ご存知でしたか?

まず、桐蔭学園高校の海外子女入試と帰国生入試の試験科目について確認してみましょう。

・桐蔭学園高校 海外子女入試試験科目: 書類選考
・桐蔭学園高校 帰国生入試試験科目: 国数(各60分 各100点満点)、英(60分 200点満点)

桐蔭学園高校の海外子女入試は、海外に在留している帰国生だけが受験できる自己PR型の入試でした。

試験科目は書類選考だけで、例年11月15日頃に合否を確定させることができました。

一方で。帰国生入試は1月上旬に行われる学科試験型の帰国子女枠入試で、英語の配点が高い入試でした。

中央大学杉並高校や青山学院高校の帰国子女枠入試、早慶附属高校の帰国子女枠入試の併願校として受験することができました。

両方の帰国子女枠入試が廃止されるのは残念ですよね。

次に、桐蔭学園高校の海外子女入試と帰国生入試の過去3年間の応募状況です。

・2023年度、海外子女入試受験者数85名: 合格者数72名
・2023年度、帰国生入試受験者数47名: 合格者数30名・2022年度、海外子女入試受験者数87名: 合格者数69名
・2022年度、帰国生入試受験者数35名: 合格者数31名

・2021年度、海外子女入試受験者数97名: 合格者数82名
・2021年度、帰国生入試受験者数38名: 合格者数32名

海外子女入試の受験者数が多いですよね!

ところで、桐蔭学園高校の帰国子女枠入試がなくなることで、2024年度帰国子女枠入試にどのような影響をもたらすのでしょうか?

自己PR型の帰国子女枠入試を選択する予定の現地校生・インター校生が、困るかもしれません。

桐蔭学園高校海外子女入試を主に受験していたのは、自己PR型の帰国子女枠入試を選択する現地校生・インター生だったと思います。

学校の勉強と日本の高校の受験勉強の両立が大変な現地校生・インター校生にとって書類選考だけで準備が済むのは、とても助かるからです。

・国際基督教大学高校(ICU)帰国子女枠推薦入試/書類選考入試

・東京学芸大学付属国際中等教育学校帰国子女枠入試A方式

・東京都立国際高校帰国子女枠入試(現地校出身者)

そして、自己PR型を選択した帰国生は、桐蔭学園高校の合格を確定させた後、たとえば、上記のような学校を受験してきたと思います。

しかし、2024年度からは、桐蔭学園高校は帰国子女枠を実施しません。

自己PR型の帰国子女枠入試を実施する高校は元々少ないのです。

ですから、桐蔭学園高校の海外子女入試が廃止されるのはとてもイタイですよね。

別の自己PR型の帰国子女枠入試を行う学校を、探す必要があります。

そして、桐蔭学園高校の海外子女入試と同じように、年内に合否を確定させたいですよね。

それでは、メールマガジンのお知らせです。

今回は、桐蔭高校以外で年内に自己PR型の帰国子女枠入試を行う高校を紹介します。

メールマガジン『帰国子女枠を有効に使う、10日間無料セミナー』からです。

6月9日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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