山脇学園中学帰国生Web入試「日本語音読」対策を『アップとルーズで伝える』中谷日出著で説します。
● 山脇学園中学の帰国生Web入試の「課題2、日本語の音読」対策を、『アップとルーズで伝える』中谷日出著を使って説明します。
帰国子女受験.comの齊藤です。
日本大学高校の、2024年度帰国子女枠入試が、12月9日(土)に行われます。
日本大学高校の帰国枠入試は、今年で7回目となります。
・Web出願期間: 11月18日(土)~12月5日(火)
・帰国生試験内容: 国数英(各50分 各100点満点)
※英検準1級以上を取得している者は,英語の試験の免除
日本大学高校は日本大学の附属校ですが、他大学に進学することができます。
日本大学高校を受験するみなさん、バッチリ対策を行ってくださいね。^^
さて今回は、山脇学園中学の帰国子女枠入試についてお伝えします。
先日、山脇学園中学の帰国生Web入試は2024年度入試から試験回数は1回となり、日本語音読試験も追加されることを、ブログに書きました。
帰国Web入試の試験科目について確認してみましょう。
2024年度帰国Web入試の試験科目
課題1、英語による1分間スピーチ
与えられた課題について、15分以内に英語で1分間のスピーチを行い、動画で撮影する。
すべてを含め60秒以内の動画で撮影する。
※Chat GPT 等の生成 AI を用いることは禁止
課題2、日本語の音読
与えられた日本語の文章について、10分以内に日本語で文章を音読し、文章の最後に示された質問に日本語で答える。
それら全てを、90秒以内の1本の動画に収める。
帰国Web入試の試験対策方法が分からなくて困っている帰国生がいるかもしれません。
特に、「課題2、日本語の音読」は2024年度入試から新しく始まるので、どのような試験になるか不安ですよね。
そこで、山脇学園中学の帰国生Web入試の「課題1、英語による1分間スピーチ」と「課題2、日本語の音読」の対策方法について、お伝えします。
まず、「課題1、英語による1分間スピーチ」の対策方法についてです。
英語による1分間スピーチは、例年通りの試験となります。
課題(テーマ)に対して1分間の英語スピーチを行い、その様子を録画して提出する。
1分間スピーチの録画は、課題が配信されてから15分以内に行う必要がある。
・山脇学園中学の帰国生Web入試の1分間スピーチの回答動画の準備方法
・山脇学園中学の2022年度帰国Web入試の課題(1分間スピーチテーマ)
上記を参考にして対策してくださいね。
次に、「課題2、日本語の音読」の試験内容についてです。
課題(2) 日本語の音読について、学校のHPに以下のように書かれています。
Q1
出題の意図を教えてください。
A1
山脇学園では帰国生は中学1年次、クロスカルチャークラスに編成されます。
このクラスでは入学前にプレースメントテストを行い、指名制の国語取り出し授業を実施しています。
国語の取り出し授業は1年間続きますが、2年次からはレギュラークラスでの国語授業となります。
したがいまして、日本語の音読については、1年間で語彙力や漢字力の取り戻しが出来る程度の日本語力を有しているか判断するために行います。
Q2
課題(2)の内容を教えてください。
A2
課題(2)は課題(1)の後に入試専用LINEで配信されます。
配信内容は日本語の400字程度の文章です。
課題(2)はQRコードで配信されますので、タブレット端末、もしくはスマートフォンを別途用意していただき、入試専用LINEに表示されたQRコードを読み込んでください。
すると400字程度の日本語の文章が表示されますので、表示されたタブレット端末、もしくはスマートフォンを持ちながら、文章を日本語で音読してください。
文章の最後が質問になっているので、短く自分の答えを日本語で述べてください。
音読と質問の返答はQRコードが表示されてから10分以内に行い、その様子を入試専用LINEに表示しているスマートフォンで録画してください。
日本語の文章については、小学校高中学年程度の説明文とします。
Q5
評価基準について教えてください。
A5
漢字が正しく読めているか、日本語の音読がある程度流暢にできるかどうかを判断します。
Q&Aを読むと、「日本語の音読」では以下の3つがポイントであることが分かります。
・「日本語の音読」では、日本語の音読をして、自分の答えを短く答える(簡単なスピーチを行う)
・帰国Web入試は、小学校中学年ぐらいの日本語力を見る
・漢字が正しく読めているか、日本語の音読がある程度流暢にできるか
また、これら3つが「日本語の音読」の試験内容を考える上でヒントになります。
説明文が出題されるのですから、スピーチでは、感想ではなく、意見を述べます。
そして、出題される説明文は小学校3~4年ぐらいの難易度であるということです。
ということは、たとえば、海外子女用の国語の教科書(小3~小4程度)に掲載されている説明文を音読して、意見を述べる練習をしたら良いですよね。
最後に、「課題2、日本語の音読」の対策方法についてです。
光村図書小学4年上巻に掲載されている説明文、『アップとルーズで伝える』中谷日出著がYouTubeにアップされているので、この動画を使います。
1、音読の対策
『アップとルーズで伝える』を音読されている方の声の出し方や抑揚をお手本にして練習する
こちらのナレーターさんは、90秒で330字弱を読んでいるが、山脇学園の「日本語の音読」試験では、90秒で400字程度を音読し、さらにスピーチもしなければいけないので、ナレーターさんよりもかなり速く読む必要がある
2、意見を述べる対策
説明文の内容を理解できているかどうかを確認して、意見を問う質問が出題されると予想する。
だから、そのような質問をいくつか作成して、それに回答する練習をする。
例: 「アップとルーズではどのような違いがあると思いますか、また、あなたはどちらの方が効果的だと思いますか?」
山脇学園中学の帰国Web入試を受験するみなさん、対策をバッチリ行ってくださいね!
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今回は、海城学園中学の、2023年度帰国子女枠9月入試編入試験内容についてお伝えします。
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