「自分の強み」を見つけ出したい、先生業のみなさんに、お伝えします。
● 「自分の強み」を見つけ出したい、先生業のみなさんに、お伝えします。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
今回は、先生業の皆さんに、「自分の強み」の見つけ方について、お伝えをします。
Googleで、「自分の強み」というワードで、検索をかけてみます。
・自分の強みをあぶり出す
・自分の強みを発見する
・自分の強みを見出す
・自分の強みを作る
・自分の強みが簡単にわかる
・自分の強み診断
・自分の強みを知る
・自分の強みを見つける
そうすると、最初のページに登場するのは、上記のようなフレーズです。
つまり、自分の強みを探している方が、多いってことですよね。
実は、私もそうでした。
30代の半ばに、ちょっと大きな病気をして、もう体力で勝負ができないことがわかりました。
以前は、朝の9時から夜の10時まで、ほとんど休みなしで授業ができていたのに、ジマンの体力が武器にならなくなったんです。
このときになって初めて、自分の強みについて、考えました。
・若くはない
・体力も落ちている
・複数の科目を教えられるけれど、他にもできる人がいる
・インター生も教えられるけれど、他にもできる人がいる
・中学受験の指導もできるけれど、他にもできる人がいる・・・
自分で、自分の強みを見つけようとすると、ネガティブな面ばかりが見てきてしまうんですよね、「他にもできる人がいる」って。
私の場合は、自分の指導力に磨きをかけて、指導科目の数をもっと増やしたら、強みになると思ったので、取り組んでみました。
でも、確信がないまま、ただひたすら努力を続けるのって、ツラいんですよね。
年齢的にベテランの域に差しかかって、自分の強みがハッキリしないことに、とても焦りを感じていました。
そんなとき、私の経歴の中から、強みを見つけて下さった方がいます。
帰国生の指導歴が14年あること、そして1000人以上に面接指導をしていること。
「帰国枠入試の面接で、困っている生徒の力になれることが、私の強みである」と、教えてくださったんです。
これまで帰国生の面接練習をしてきたことは、私にとっては当たり前すぎたので、強みになるなんて、まったく気づいていませんでした。
帰国生に面接指導をしていることを、誰かに話す機会なんて、めったにありませんしね。
そのアドバイスをもらって、帰国入試のブログを始めてみたら、たったの半年で、お客様からの申し込みをいただきました。
帰国枠入試のブログなんて、ずいぶんニッチだと思うのですが、YahooとGoogleからだけでも、毎日700ぐらいのアクセスが来ます。
日本はもちろん、アジア、オーストラリア、中東、ヨーロッパ、そしてアメリカにお住まいの駐在員の方からも、お問い合わせがくるようになりました。
アドバイスに基づいて取り組んだら、受験準備にかかる時間よりも早く、成果を出すことができたんです、
今は、自分の強みがハッキリして、そしてみなさんのお役に立てることができて、本当に嬉しいです。
ところで、私の面接練習や自己PR添削とは、帰国生のみなさんの強みを、見つけてあげることなんです。
生徒さんの強みなら、すぐに見つけてあげられるのに、自分自身の強みは見つけられないなんて、とてもザンネンだなと思います。
でも、自分の強みって、自分ではなかなか見つけられないんですよね。
そしてその強みを生かしてくださる方も、なかなかいません。
だから、Googleで検索したり、本を読んだり、誰かに相談するんでしょうね。
もし、自分の強みが見つけられなくて、本当に困っているなら。
ちゃんと「自分の強み」を見つけてくれて、生かしてくれる方に、相談するとイイですよ。