東京学芸大学附属高校大泉(東京学芸大学附属国際中等教育学校)に、合格した生徒のインタビューです。
● 東京学芸大学附属高校大泉(東京学芸大学附属国際中等教育学校)に、合格した生徒のインタビューです。
子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
先日、Facebookを通じて、卒業生にインタビューをしましました。
そのときのチャットの内容を、そのまま公開します。
彼は、東京学芸大学附属高校大泉を帰国子女枠で受験し、合格しました。
この学校は、今は東京学芸大学附属国際中等教育学校として、開校しています。
かつて、東京学芸大学附属高校大泉は、生徒全員が帰国子女という、かなり特殊な学校でした。
ですから、日本人学校生にも、インター生にも、とても人気があったんですよ。
子どもの進学先を、東京学芸大学附属国際中等教育学校と考えている方は、参考になると思います。
最後に、東京学芸大学附属国際中等教育学校の入試要綱のリンクを貼っておきますので、興味のある方は見てくださいね。
齊藤:
元気でしたか?
生徒:
はい。
元気ですよ!
齊藤:
大学受験、大変でしたか?
生徒:
かなり大変でした。笑
高校受験と比べたら、というレベルですが。
齊藤:
大受、どの科目が苦労しましたか?
生徒:
一番苦労したのは世界史です。
最後まで、足を引っ張ってくれましたね。笑
齊藤:
なぜ、私に聞かなかったのでしょうか?
私、世界史の講師なのに。笑
生徒:
そうきましたか。
先生に頼りっぱなしでは、人として成長できないと思ったからです。笑
齊藤
いずれにしても、元気そうで良かったです。
さっき、大受、高校受験よりも大変だったと言ってましたが、高校受験もがんばってましたよね。
生徒:
受験時は、周りが頑張っている人ばかりだったので、相対的に比べられてしまうと自信がありませんね。
個人的には、最後の追い込みは、かなり頑張りました!
齊藤
頑張っていたと思いますよ。
成績、伸び悩んでいたでしょう?
でも、本当に最後は頑張ったと思ってます。
そして、大泉に行くことを選んだとき、また、大学受験で、頑張るんだなと。
生徒:
確かに伸び悩んではいましたが、志望校の問題がどんどん解けていくようになると、やっぱり嬉しかったです。
家庭の事情ではありましたが、大泉で進学することになったことも、今じゃ、かなり大切な財産です。
齊藤
そう、最後の伸びはスゴカッタですよね!
ところで、大泉はいかがでした?
生徒:
入学してすぐに、進路指導の先生から、わが校のモットーは自由です。
なので髪型、服装、所持品などについては生徒各自の判断にゆだねます。
ただし、社会通念上における越えてはならない一線は、超えないように、とだけ言われたときはびっくりしました。
具体的に、どれぐらい自由でした?
生徒:
んー。
茶髪は、男女問わずいましたね。
ネックレスや、イヤリングなどもつけてる人はいましたし、外人が着そうな露出度の高い服を着てた人もいました。
齊藤
Mは、どうしていたんですか?
生徒:
僕は、普通の高校生を心がけてましたよ。
髪は染めてませんし、ピアスやネックレスなども、してなかったです。
齊藤
学校は楽しかったですか?
生徒:
楽しかったです。
学生全員が帰国子女の学校だったので、さすが帰国子女!って人がおりました。
齊藤
帰国子女、学年にどのぐらいいいましたか?
生徒:
入学制限を行っていたのか、残念ながら高校1年生の頃は30人前後でした。
この人数を4クラスに分け、クラス替えを通して高校3年になるころには、60人前後まで編入で膨れ上がります。
齊藤
おお!
塾みたいに増えていくんですね。
生徒:
そうですね。
各学期の初めには、必ず始業式で新入生が入ってきます。
まさに塾みたいですね。
齊藤
授業や、指導で、特徴があったのはどんなことですか?
生徒:
一番びっくりしたのは、日本人なのに英語しか話さない先生が、進路指導や授業を行うことがあったことです。笑
もちろん教師全員が、英語しか話さないわけではないのですが。
日本語を話す先生に、授業を受け持ってもらえるかどうかは、帰国子女の日本語力と英語力を、試験で測った結果をもとに、決められるようです。
齊藤:
Mは、学校で英語はどうでしたか?
※M・・・このインタビュー相手の名前です。
Mくんのことは、よく覚えています。
とても人なつっこい生徒でした。
そして授業中に怒られても、授業後、ニコニコして話しかけてきてくれるんです。
叱った後って、気マズイでしょう・・・?笑
彼の明るさに、ずいぶん助けてもらいました。
彼の学校生活、そして高校受験の直前の様子を、記事で紹介していきます。
楽しみにしていてくださいね。
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