茗渓学園中学に、合格した生徒の、インタビューです。

● 茗渓学園中学に、合格した生徒の、インタビューです。

子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

先日、Facebookを通じて、卒業生にインタビューをしましました。

そのときのチャットの内容を、そのまま公開します。

彼は、茗渓学園中学校を帰国子女枠で受験し、合格しました。

この学校は、茨城県にある進学校です。

そしてこの学校は、受験時の偏差値はそれほど高くはないですが、出口偏差値、つまり大学進学実績が、かなり良い学校として有名です。

また、「個人課題研究」という、特別なカリキュラムがあることでも有名です。

子どもの進学先を、茗渓学園と考えている方は、参考になると思いますよ。

生徒:

お待たせしました。

遅れて申し訳ありません。

お願いします。

齊藤:

いえいえ、こちらこそ、お願いします。

6年間の学校生活は、いかがでしたか?

生徒:

6年間の学校生活は、6年間ほぼ一緒の人たちと生活をおくるため、その絆はすごい強いものになります。

文化祭、球技大会、校技大会などもあり、そのおかげかクラスの雰囲気も良かったです。

齊藤:

はい。

生徒:

茗溪は特に英語に力を入れており、英語劇からレシティエーションコンテスト、オーストラリアでの海外研修旅行などもありました。

茗溪の英語の水準は、かなり高いものでした。

※レシティエーション・・・暗唱、朗読

齊藤:

はい。

生徒:

それと、去年からスーパーサイエンススクールに指定されたため、理系の教授などによる講演なども、ちょこちょこあるみたいです。

※スーパーサイエンススクール・・・文部科学省が、将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目的に、2002年度から行っている事業で、指定された高校は高度な理数教育に取り組む

齊藤:

はい。

生徒:

あと茗溪では、中学高校と一貫して教育をおこなっていて、また土曜にも授業があるため、授業の進度が速いです。

齊藤:

進度が速い?

生徒:

進度が速いので、受験対策にあてられる時間、演習の時間が多いところはいいのですが、高校からの新入生は補講などがあるため、少しきつそうな印象がありました。

齊藤:

進路が速いのは、大学受験対策もあると思います。

でも私は、高2の卒論のためでもあると、思ってました。

いかがですか?

生徒:

高2の個人課題研究は、普通の授業も行いながら取り組みます。

だから、進度が速いのは、そのためではないと個人的にはおもいます。

個人課題研究は高2の土曜日の3、4限を使って毎週行い、また夏休みなども有効に使ってやるので、そこまで関係はないのかと思います。

※個人課題研究・・・「17歳の卒論」とも呼ばれ、興味を持った課題を独自に準備し、課題指導者の指導のもとで、1年間にわたり生徒自身が考え、調査・研究を行う

齊藤:

はい。

生徒:

ただ、やはり、1年間通して研究すること、高校生であることから、かなり深いところまで研究を行っていた人は、いなかったようにおもいます

齊藤:

この個人課題研究、皆さん興味があるようです。

Yは、何に取り組みましたか?

※Y・・・このインタビュー相手の名前です。

生徒:

緩和医療のスピリチュアルケアについてやりました。

講演会に行ったり、緩和医療センターに行きセンターの方にお話をうかがったり、緩和医療を実際におこなっている方に、メールでコンタクトをとったりしました。

齊藤:

はい。

生徒:

最初は看護医療系を目指して、この課題に取り組んだのですが、研究を通して自分にはあまりあってなかったのではと思い、進路を変えました。

個人課題研究で進路が決まってしまう人、大学合格までこじつけることができた人もいました。

齊藤:

どういう点で、あっていないと思ったのですか?

生徒:

最終的には、人体の中身が苦手ってことだったんですけど、人の話を聞くことや気の使い方、自分が病んでしまうことがあることと、命を預かるという責任の重さですね。

齊藤:

話を聞くことの難しさは、よくわかります。

そうすると、Yにとって、この個人課題研究は、進路を変更できたということで、重要でしたか?

生徒:

進路を変更したのは、他にもさまざまな要因が重なったからなので、個人課題研究のおかげでということは言えないですが、少しは影響がありました。

個人課題研究は、ひとつの研究をゼロから自分で1年間やり遂げるといことに、意味があると感じました。

齊藤:

6年間の学校生活を通して、Yがどうなったかを聞きたいです。

この進度選択の話、詳しく話してもらえませんか?

Yくんは、海外から中学受験をしました。

中学受験では、インターナショナルスクールに通う生徒ではない限り、帰国子女枠がほとんど適用されていません。

彼の海外での中学受験の準備の様子を、記事で紹介していきます。

楽しみにしていてくださいね。

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