慶應女子高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。Part2
慶應女子高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。Part2
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤 賢人です。
今回は、慶應女子の校風、生徒の様子について、お伝えします。
この記事は、前回の『慶應女子高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。』の、続編となります。
まだ読まれていない方は、下にリンクを貼っておきますので、あわせて読んでください。
齊藤:
慶應女子は、帰国生、多いんですか?
生徒:
帰国入試で入っている子以外にも、隠れ帰国はいっぱいいます!
小さいときに2~3年海外、みたいな。
小1のときに、Sと同じクラスだった子がいましたし。笑
齊藤:
そうなんですね。
Sと!
世界は狭いです!
それで、慶應女子、どんな学校でしたか?
生徒:
なんかもう、すごかったです。笑
お嬢様らしさは皆無です、みんな雄々しい。
齊藤:
Oも、スゴイですけど。笑
でも、Oがスゴイって思うのは、どういうところですか?
生徒:
女の子があんなにたくさんいるのに、女子の嫌な面が、ほとんど見えないところですかねー。
たとえば、演劇会っていう行事があって。
齊藤:
はい。
舞台背景のベニヤから、大道具から、衣装から、すべて手作りなんですよ。
齊藤:
大工女子。笑
生徒:
そういうのやると、「行事なんて・・・」って冷めてる子とか、「ペンキまみれで汚いのやだー!」みたいな子、いがちだと思うんですけど。
齊藤:
はい。
生徒:
みんな、本当に優勝めざすんです。
本気で。
齊藤:
いいですね、そのノリ!
生徒:
減点制度っていうのがあって、(ハリーポッターみたいな)
齊藤:
はい。
生徒:
時間内に、作業を片付けまで完了させなかったり、ごみの分別しなかったり、ピアスとかの校則違反すると、クラスに減点されるんです。
しかも、それを取り締まるのは先生じゃなくて、生徒なんですよ。笑
減点つくと、優勝が遠退くし、みんなに迷惑かかるから、みんなちゃんと守る。
齊藤:
はい。
自己管理もすごいんですね。
生徒:
根が真面目な子が、多いですね!
ルールを守らない子が一人も現れないことが、すごいと思いました。
齊藤:
自由な学校って、こういう学校なんでしょうね。
生徒:
たしかに、そうじゃないと、自由にはできないですよねー。
齊藤:
Oは、本気度がかなり高い人だと思うんですが、それでも、「ウワッ、みんなスゴイ!」って思うんですから、相当、エネルギッシュな生徒が多いんでしょうね。
生徒:
ポテンシャル高い子が、多かったです!
齊藤:
そのポテンシャルの話、聞きたいです。
生徒:
演劇会の主役の子は、宝塚行きましたし、そういうレベルです。笑
齊藤:
!スゴイですね。
そういう子が、いっぱい?
もちろん、様々なポテンシャルということで。
生徒:
はい、何かしらできる子たちがいっぱい。
たとえば、
齊藤:
はい。
生徒:
私は、今、大学の体育会に入っているんですけど、女子高から体育会に入る子、ものすごく多いんです。
※女子高・・・慶應女子高校のこと
※体育会・・・慶應義塾体育会のこと
齊藤:
はい。
生徒:
身近だから、入りやすいっていうのは、勿論あるけど、
齊藤:
はい。
生徒:
それでも、週5~6日やる練習についていける子が、学年に20人以上いるっていうのは、すごいなと。
※慶應女子の1学年人数は、およそ200名
生徒:
そして、 生徒人数180名中の20名が、体育会って、すごい割合だと思います!
齊藤:
!そんなに練習してたんですか!
楽しいじゃないですか!
生徒:
弁護士目指す子や、医学部行く子も多いですよ!
高校の部活は、けっこう緩いんです。
どこの部も。
たぶん、みんなそれで物足りなくて、大学でも続けるんだと思います。笑
齊藤:
なるほど。
女子高行って、正解でしたか?
生徒:
はい!
自分の子供にも、ぜひ女子高に入ってほしい!
齊藤:
長い時間、ありがとうございました!
すごい、濃い内容でしたよ。
生徒:
参考になれば幸いです(^^)
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