大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。

大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。

駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
   
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤 賢人です。

今回は、大阪教育大学附属池田高校の校風について、お伝えします。

先日、Facebookを通じて、卒業生にインタビューをしましました。

そのときのチャットの内容を、そのまま公開します。

彼は、大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格しました。

この学校は、大阪では超人気校ですよね。

そして、面接試験が難しいことでも有名です。

お子さんの進学先を、大阪教育大学附属池田高校と考えている方は、参考になると思いますよ。

齊藤:

ご無沙汰です。

最近どうですか?

生徒:

元気ですよ!

立命館大の国際関係学部に通っていますが、一方で、大阪府立大学で非常勤職員、文部科学省・ユネスコのプロジェクトメンバーとして働いています!

マレーシアの経験を活かして今後は大学で東南アジアの政治中心に研究しようと思っています。

またマレーシアやシンガポールも近々訪れようと思っています。

齊藤:

なるほど!

その話も聞きたいですが、ちょっと置いておいて。

では、池附から行きましょうか。

※池附・・・大阪教育大学附属池田の略

※T・・・このインタビュー相手の名前です

3年間、どういうところが楽しかったですか?

Tの視点でOKですよ。

生徒:

池附は思っていた以上になんでも自由で、文化祭とか、全部、生徒だけで作っていくのは楽しかったですね。

特に高2の時には、アジアと北欧を対象に、高校生国際会議のをホスト校として、全部を企画運営させてもらって、そのときも生徒が、ゼロから作っていきました。

夜遅くまで残ってやったりもしてましたけど、今でもその達成感というか、自分たちでやりきったという感じは忘れられないし、今、何か取り組む上での自信になってます。

それが一番楽しかったですかね。

齊藤:

スゴイ経験しましたね。

国際校みたい。

生徒:

国際校より、国際的なんだと思いました。

齊藤:

学校、大好きでしたか?

生徒:

大好きでした!

いい意味でみんな「変人」だったので 笑

生徒も先生も 笑

たくさん、刺激はうけましたね。

齊藤:

それが、今の就職?ボランティア?につながっているんですか?

生徒:

そうですね。ボランティアです。

こんな経験を、今の高校生たちにも経験してほしいなと思って、大学の教授、文科省のもとで大阪の高校生たちを、国際的に育てていくセミナーを企画していて、取り組んでいます。

将来的には、国際会議を開く予定です。

齊藤:

Tの考える、国際的って、聞きたいです。

生徒:

この前、NYの国連本部へお邪魔させて頂いたんですけど、そこの人たちは、ただ英語がペラペラだから、働けている訳じゃないんだなということを、すごく感じたんです。

その人がもつ人間性というか、人として惹かれる、好感が持てる、「この人になら協力するし、何かを一緒にしていきたい」と思える、そういった要素があってこそ、できる仕事だし、世界をうごかせるのだなぁと。 

またNYで人の力というものを感じました。

国連でもそうですし、9・11のように、使い方を間違えたら、人って高層ビルなんかを簡単に倒せちゃうし、たくさんの人も殺めることもできる。

日本は資源もないし、人も少なくなっている上で、「人」っていう資源は、一人も無駄にできない。

大人になったら、なかなか自分の内面とかって、変われるようで、変われないじゃないですか。

だからこそ、早いうちから世界と触れて、「世界に通用する自分って何なのだろう?」ということを感じてもらって、自分の成長へとつなげていってほしいんです。

僕の考える国際化は、英語に特化しようとか、そういったことよりも、まず周りに気づけるとか、相手の意見を尊重できるとかそういった内面であり、「人としての」ソフトの部分が十分に備わっていることなんだと思います。

父は全く英語が話せませんが、あれほどマレーシアにいて、ローカルの社員ととけ込めたのも、そういった部分がすごかったからなのかなーと、最近思います。笑

高校1年で、リトアニアという国へ行ったのですが、そこで会った高校生は、振る舞いから何から、僕より何段階もレベルが高かったです。

日本にいては気づけない自分の「位置」でした。

長くてすいません。笑

齊藤:

国際的というのは、日本人同士にも、必要な素養だと思っていますよ。

高1でリトアニアに行った海外研修が、ターニングポイントになったのですか?

生徒:

それが大きかったと思います。

それまでは正直、自分の存在に悩んでいました。

帰国子女なんだけど、何かの言語に長けてる訳でもなく、日本人学校という空間で育ったので。

他の帰国子女の友達は、イギリス10年住んでましたとか、アメリカ8年いましたとか、そんなんばっかりだったので。笑

齊藤:

そこ聞きたいです。

その悩みが吹っ切れたきっかけは?

教え子ながら、あっぱれです。

「国際的」について、こんな雄弁に語れるまで成長したことに、驚いています。

彼が池附で過ごした3年間は、実に大きかったことが、うかがえますよね。

さて、この後のインタビューで、帰国子女として、中途半端な気がすると悩んでいた彼が、その悩みを、どうやって打破したのかを語ってくれました。

そして、池附の入試面接の様子も、話してくれました。

この会話の続きは、次回公開しますので、楽しみにしていてくださいね。

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