大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。Part2
大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。Part2
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤 賢人です。
今回は、帰国子女の悩みについて、お伝えします。
この記事は、前回の『大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。』の、続編となります。
まだ読まれていない方は、下にリンクを貼っておきますので、あわせて読んでください。
齊藤:
そこ聞きたいです。
その悩みが吹っ切れたきっかけは?
生徒:
マレーシアとか、クアラルンプールとか、そういった特別な背景を持っているにもかかわらず、それを活かしきれない自分に、もどかしさを、入学してからずっと感じていました。
だから、正直、はじめの方は、あまり楽しくなかったです。
「住んでた間、自分は、何してたんやろうか?」と、後悔ばかりしていました。
マレー語とか、マレーシアのこととか、全く知らなかったのでw
12月に一度、マレーシアに、単身で帰らせてもらう機会があって、そこで見たのが、急速に進む開発の姿でした。
その悲しさとかを、リトアニアでの国際会議の選考のときの面接で、話したんです。
そこで合格したのが、悩みから吹っ切れた瞬間だったと思います。
このマレーシアの話は、他の人ではない、自分にしかできない話であり、そこを評価され、合格できたということが、自分の住んでいた頃の5年間も、認めてもらえたような気がしたので。
そこから、住んでいた頃の、うまく言葉では説明できないけど、マレーシアで感じていた「感覚」を、武器というか、自分のオリジナルな物として、活かせるようになったんじゃないかと思います。
齊藤:
マレーシアでの感覚、言葉にできますか?
多分、Tは、すごい勢いで進化していると思います。
生徒:
まだ、難しいかもですね。笑
それを突き止めようというのも、今の学部に入った理由の一つなので。
ただ、マレーシアというものは、何を考える上でも、自分の中での比較の対象になっています。
「教育」ってことを考える授業でも、「じゃあマレーシアは?」
公害について学んだときも、「マレーシアは?」だったりと。
齊藤:
それで良いと思うんですよ。
自分の経験を、軸に考えていいんです。
そうすると、マレーシアにいたときも、悩んでましたか?
生徒:
ぼけーーーっとしていたので、はっきりとは覚えていませんが、悩んでいたんだと思います。
自分の位置に、疑問を感じていました。
自分は偉くないのに、どっか行くのに、ドライバーさんがお見送りしてくれたり、自然と無意識に、現地の大人にきつく当たっていたりしてしまったように、環境の変化に、戸惑っていた自分がいたんだと思います。
ただ、今まで他の人が作り上げてきた「日本人」というくくりで、自分のことを、周りの人には見てほしくないし、かと言って、その集団から一人インターに行くとか、そういった飛び出す勇気もなかった。
「じゃあどうしたらいいんだろう」ということは、日々考えていたかもしれません。
「JSKLでの自分」は確立できたけど、「KLでの自分」ってなんなんだろうって。
※JSKL・・・クアラルンプール日本人学校
※KL・・・クアラルンプール
齊藤:
そういう思いが、池附を選んだ理由だったのかもしれない?
生徒:
そうですね。
まぁ最初の志望理由は、「国立校」って、他の人は行かへんの??
じゃあ僕行く!って感じでしたけど。 笑
自分を表現しないと、生きていけない環境が池附なので、そこを必要としていたんだと思います。
齊藤:
池附の面接練習、結構やったんだと思うけれど、入試のとき、どうでした?
生徒:
たくさんやった分、本番は全く緊張しなくてできました!
合格者説明会の時、たくさんの先生が、「あ!あの時面接した子やろ!げんきよかったなぁ」って覚えてくれていましたし。笑
この会話の続き、大阪教育大学附属高校の面接試験の内容は、アメンバー記事で公開します。
ちなみに、私が、彼の面接試験の対策をしました。
もし、帰国子女枠入試の面接試験を突破したい場合は、私のメルマガを読むと良いですよ。
面接試験で聞かれる質問、そして答え方が、メルマガから学べます。
第4回目の配信は、本日5月18日(金)の夜です。
記事の内容は、『効果的な自己PRを、どうやって作成するか』です。
自己PRは、面接時、願書で必要なので、受験生は必見ですよ。
話は変わって、子どもをインターナショナルスクールに通わせている保護者の方に、ご連絡です。
インターナショナルスクールに長く通うと、日本語力が落ちてきてしまいませんか?
ですから、私は小学校のインター生たちに、本の読み聞かせをするんです。
読み聞かせって、スゴイ効果があるんですよ。
それで、参考にさせてもらっている、読み聞かせのプロをご紹介します。
國本さんです。
読み聞かせも上手なんですが、國本さんのブログ、本当に楽しいんですよ。
5月26日(土)には、読み聞かせ講座が、開催されます。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
もう一つのブログ、クレーム・苦情の対応方法についてお伝えします。
今回は、自慢や、ひけらかしをする方への対応方法について、アメンバー記事で書いています。
クレ
ーム・苦情を解決する方法を、楽しく解決できるよう、お手伝いしますよ。
前回の記事、『大阪教育大学附属池田高校に、帰国子女枠入試で合格した生徒の、インタビューです。』は、こちらから!
togethereverybodyachievesmore@hotmail.co.jp
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