インターナショナルスクールに入学させるとしたら、どの時期が良いかご存知ですか?
インターナショナルスクールに入学させるとしたら、どの時期が良いかご存知ですか?
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤賢人です。
以前は、赴任先がアジアなら、子どもは日本人学校に入学させる。
欧米方面であれば、インターナショナルスクール。
こういう傾向がありました。
しかし最近は、クアラルンプールやシンガポールでも、インターナショナルスクールを積極的に選択する駐在員の方がかなり増えています。
インターナショナルスクールは、「英語を学ぶための場所」というイメージが強いかもしれません。
しかし、実際は、体験型の授業が多いこと、小学生からレポートを書く練習をさせることなど、教育内容もすぐれているんですよね。(^∇^)
そこで今回は、子どもをインターナショナルスクールに入学させるタイミングについて、お話します。
インターナショナルスクールに入学させる時期は、以下が一般的です。
※以下からインターナショナルスクールを、インターと省略して書きます。
1、小学校1年生から
この時期から入学させると、ほとんど英語に困ることはありません。
しかしまだ日本語が定着していないので、家庭で日本語の読み書きを相当やらせる必要があります。(^∇^)
2、小学校3~4年生から
インターに入学すると、英語強化クラスを、受講することになります。
このクラスのことを、ESL(English as a Second Language)と言います。
ESLを受講している間は、英語がわからないと見なされるため、授業選択に制限がかかることが多いです。
ですから、ESL受講生は、算数、音楽、体育など、英語がわからなくても理解できる科目を中心に勉強していくことになります。
ESLの受講期間は、子どもの英語習得度、学校規定によって異なりますが、2~3年になることも珍しくありません。
小学校低学年のうちに、しっかりと日本語を鍛えられた子どもが、この時期からインターに入ると、1年ぐらいでESLを終了させて、好きな授業を選択できる正規コース(main stream)に合流できる場合が多いです。(^∇^)
一方、日本語が弱い場合は、インターに入学させることで、日本語の読み書きができなくなってしまいます
日本の学校に戻す予定なら、毎日音読をさせたり、日本語で日記を書かせたりするなどして、日本語力を落とさないようにしましょう。
3、小学校5年生~中学1年生から
中学3年生のときに、インター生として日本の高校受験に臨む場合は、この時期までに入学しておく必要があります。
つまり、この時期までに入学しておかないと、「英語が身についていないインター生」として、高校受験することになります。
私の意見ですが、インターに通わせるなら、日本語がしっかりと固まった小5ぐらいの時期からが理想だと思っています。
確かに、英語習得に時間がかかることが多いですが、苦労して身につけていく分、日本に戻っても英語を忘れないで維持できることが多いです。(^∇^)
インターについての情報は、できるだけ多く発信していきますね。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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