シンガポールとマレーシアでの、子どもの英語の学習について part1
シンガポールとマレーシアでの、子どもの英語の学習について part1
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤賢人です。
今回は子どもの英語学習についてお話します。
せっかく海外に滞在するのだから、子どもに英語を学ばせたい。
このようにお考えになるご家庭は多いと思います。
そこでマレーシア、シンガポールでの英語学習のポイントをお伝えします。
・受験英語は習得しやすい
マレーシアもシンガポールも、一応英語圏です。
なまりもずいぶんありますが、英語を聞く機会が多いので、日本の英語環境と比べたら、格段に充実しています。
日本人学校でもEC(英会話レッスン)の授業がありますし、どの塾も英語指導に力を入れています。
ただし、伸びるのは受験英語力であることをお忘れなく。
これがきっかけとなって、本気で英語を身につけるようになったら良いですよね。
・年齢が低いほど習得しやすい
3歳から4歳ぐらいの子どもを、ローカル幼稚園(英語で指導)に放り込むと、早ければ1ヶ月ぐらいでサバイバル英語を覚えます。(^∇^)
誰かがくしゃみをすると、“Bless you!”と言うようになって、ご両親よりも英語がペラペラになっていくことが多いです。
そして、若干、日本人っぽくなくなっていきます。
残念なのは、駐在3年ぐらいで日本に戻ると、キレイサッパリ英語を忘れてしまうことです。( ̄ー ̄;
一方で、小学校4年生ぐらいでインターナショナルスクールに通わせると、よほどシャイな子どもでなければ、1年ぐらいで英語が話せるようになってきます。
そして、小学校中学年ぐらいから、レポート形式の宿題が多く出されるため、英文をかなり書かされるようになります。
これが英語定着に効きます。(^∇^)
小4から中2ぐらいの年齢の間で、3年以上インターナショナルスクールに通って、日本人以外の友達がたくさんできたら、日本に戻っても英語力を維持できる可能性が高いです。(^∇^)
ただしインターナショナルスクールに通う生徒は、英文法の指導を学校でほとんど受けないので、日本式の受験英語はチンプンカンプンです。
日本の学校に戻るなら、どこかで受験英語を学んでください。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!