東京学芸国際中等教育学校の願書の、評価の高くなる書き方についてお伝えします。

● 東京学芸国際中等教育学校の願書の、評価の高くなる書き方についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

玉川学園中学国際バカロレア(IB)クラスの、2017年度帰国子女枠編入試験の合格発表が2月11(日)にありました。

スカイプレッスン受講生、玉川学園中学国際バカロレア(IB)クラスに合格です!

担当は、北海道大学獣医学部の今里先生です。

生徒さんを合格に導いた北大獣医学部の今里先生

今里先生は、アメリカの現地校、そしてフランスのインターを経て、渋谷幕張中学に帰国枠で編入されています。

英語が堪能で、理数科目も得意なんですよ。

さて今回は、東京学芸国際中等教育学校の願書の、評価の高くなる書き方について、お伝えします。

まず、東京学芸国際中等教育学校の入試内容についてです。

東京学芸国際中等教育学校A方式入試は、以下の3つで合否が決まります。

・書類審査(願書) 100点
・外国語作文 85点
・日本語作文 15点
・面接(グループディスカッション) 50点

書類審査と2つの作文と面接の比率が、2:2:1です。

願書の比重は大きく、しかも事前に準備ができるものなので、バッチリな願書に仕上げたいですよね。

次に、学芸国際の願書が重要な理由についてです。

学芸国際願書の出願に必要となる書類はたくさんありますが、特に重要なのは以下の2つです。

・志望理由書 Form2
・活動実績報告書 Form8

なぜなら上記2つで、自己アピールを行う必要があるからです。

学芸国際の面接試験は、通常の帰国枠入試実施校で行われる面接試験はなく、グループディスカッションが行われます。

・住んでいた国や地域のこと
・海外で頑張ってきたこと
・志望理由・入学後に頑張りたいこと

学芸国際の面接試験では、上記のような内容を質問されることはありません。

ですから願書にバッチリ書かなければ、これまで頑張ってきたことを知ってもらえないのです。

最後に、学芸国際の願書の評価の高くなる書き方についてです。

学芸国際の面接試験では、自己アピールすることができないので、願書の「志望理由書 Form2」と「活動実績報告書 Form8」でアピールします。

そして出願後に、願書内容について、補足説明できる機会はありません。

1、各項目の内容が具体的であること
2、各項目の内容が関連していて筋が通っていること
3、各項目の説明や表現がわかりやすいこと

「1」~「3」を守って書きます。

学芸国際側は、願書の文面だけで、受験者のこれまでの頑張りを判断することになります。

ですから、「1」~「3」に気を付けて、人物像をイメージしてもらえるよう、これまでに頑張ってきた経歴を魅力的と思ってもらえるように、書きます。

さらに具体的に説明します。

・Form8 活動実績申告書

1、資格、コンクール等の実績(英検やコンクールなど、公的な証書で証明できる実績) Special Qualifications Obtained or Competitions Entered

2、その他、特別な活動の実績があれば、書いてください。(ボランティア活動など、公的な証書は存在しないけれど頑張ってきたこと)Describe any other special achievements.

・Form2 志願理由書

3、将来の夢や希望、進路についての考え Describe your future dreams and goals, and thoughts on your career.

4、本校入学後の学校生活の中で取り組みたいこと Explain what you wish to accomplish at this school.

「1」~「4」の順番で作成します。

Form8の活動実績「1」と「2」が、「3」の将来の夢や希望、進路に繋がるように書きます。

これまでに頑張ってきたことが将来の夢や進路に繋がるように書くと、筋が通るので、わかりやすく、納得しやすいからです。

そして「3」を実現するためのビジョンや方法を、「4」の入学後の生活の中で取り組みたいことに書けば、説得力のある志望理由となります。

つまり自身のことを口頭で説明する機会がないので、「1」~「4」の各項目を使って表現すると良いのです。

東京学芸国際中等教育学校を受験するみなさん、作文エッセイや面接だけでなく、願書もバッチリにしてくださいね。

ちなみに学芸国際に合格しているスカイプレッスン生は、願書にもうひと工夫、もうふた工夫しているんですよ。^^

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今回は、茗渓学園中学グローバルコースの、2018年度帰国子女枠入試の作文エッセイテーマと面接試験内容について、お伝えします。

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