「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポートは、イギリスの帰国生のエッセイ、面接試験準備に役立ちます。

● 「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポートは、イギリスの帰国生のエッセイ、面接試験準備に役立ちます。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

西大和学園高校の、2019年度帰国子女枠入試が、11月4日(日)にシンガポールで行われます。

西大和学園の海外入試は初めてとなります。

・5科試験科目(460点満点): 国数英(各60分間 各100点満点)、理社(各50分間 各80点満点)
・3科試験科目(300点満点): 国数英(各60分間 各100点満点)、日本語面接試験
・英語重視型試験科目(200点満点 国数の合計得点に英検取得級により得点を加算します 英検準1級40点、英検1級50点): 国数(各60分間 各100点満点)、日本語面接試験

世界各国から、シンガポール入試についてお問い合わせがあるそうです。

一般入試よりも日程がかなり早まりますが、どのぐらい試験が易しくなるかはわかりません。

学科試験対策をバッチリ行ってくださいね。^^

さて今回は、海外生活が長くなりすぎたことで、日本と滞在国の違いに気が付けなくなった帰国生にお勧めの本を、お伝えします。

「ニッポン社会」入門英国人記者の抱腹レポートはイギリス帰国生のエッセイ面接試験準備に役立ちます。

・「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート

日本に14年間暮らされたイギリス出身のコリン・ジョイスさんが、日本社会についてまとめたものです。

この本が、作文エッセイや面接試験の対策に役立ちます。

・あなたが暮らしてきた国と日本の違いについて説明してください

上記は、帰国枠入試の作文エッセイや面接試験で出題されやすいテーマです。

保護者のみなさんにとっては、書きやすいテーマではないかと思われるかもしれません。

しかし海外生活が長くなると、日本の文化や習慣をすっかり忘れてしまうことがあります。

また、生まれてからほとんどの期間を海外で生活していると、日本の文化や習慣を認識すのは難しいと思います。

ですから、滞在している国と日本の違いがよくわからなくて、作文エッセイや面接試験の対策に困っている帰国生が多いかもしれません。

1、日本人がなかなか気が付くことのできない日本の文化や習慣について解説してくれている

2、外国人にとってユニークだと思う日本の文化や習慣について解説してくれている

3、ある事例に対してイギリスと日本はどのように異なるかを解説してくれている

この本には、「1」~「3」が書かれています。

ですから、特に海外生活が長くなった帰国生の作文エッセイや面接試験対策のネタ本として、とても役立ちます。

たとえば、第7章の「日本人はすぐれた発明家だ」の77ページの内容についてです。

日本の新書は、様々なジャンルを扱っているにも関わらず、廉価で、しかもシンプルな装丁なので、とても素晴らしいと。

一方でイギリスの本は、センスのよい表紙にされたり、丁寧な製本にされたり、装丁を頻繁に変えられたりするので、本は大きくなり過ぎて気軽に持ち運べないと書かれています。

確かに、ジャケットのポケットにも収まる新書はとても素晴らしいと思います。

そして、何かの基礎知識を学ぶために新書を使うのは効率が良いです。

私は日本に住んでいたときも、海外に住むようになってからも、新書版が素晴らしいということに気が付くことがありませんでした。

コリン・ジョイスさんの視点のおかげで、忘れていた、そして気が付かなかった日本独自の文化や習慣を再発見できました。

このように「1」~「3」について、たくさん書かれているので役立ちます。

ところで私はこの本を読んで、マレーシアとシンガポールでの経験を思い出しました。

海外に住んでいたとき、和書と洋書をたくさん購入していました。

クアラルンプールのKLCCやオーチャードにある紀伊国屋書店には、本当によく通いました。

読み終わって本棚に片づける際、洋書は本のサイズがバラバラすぎることに気が付きました。

洋書は、A4サイズぐらいもある大きな本や、ペーパーバック、正方形サイズの本など、サイズが様々あります。

それらを同じ棚に並べようとすると、サイズが違うので、ガタガタな見栄えになってしまいます。

また、棚の中には無駄な空間がたくさんできてしまい、私にとっては何だか気持ちが悪いのです。

一方、日本の書籍はサイズがある程度揃っているので、本棚にとても並べやすいです。

同じ規格の本だけで棚を埋めやすく、そのときは背表紙が一直線になるので、見栄えがスッキリします。

本のサイズが日本と海外では異なることを、そのときは面白いと思っていたのですが、その後すっかり忘れてしまっていました。

環境に順応してしまうと、その特殊性のことを当たり前に思ってしまいます。

その特殊性に気が付くために、住んでいる地域や住んでいた地域の文化や習慣などについて記載されている書籍を使うと良いですよ。

ちなみに、「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポートの中には、イギリスの文化や習慣も書かれています。

ですからイギリスの帰国生にも役立つと思いますよ。

最後に、書籍を参考にする際の注意事項です。

書籍などで紹介されていることを、そのまま自分の経験として使うのはお勧めしません。

失敗してしまいます。^^

まったく経験したことがないのにも関わらず、経験したことにして、作文エッセイや願書などに使うと、辻褄の合わない内容になることが多いです。

また、経験したことがないのに、経験したことがあることにしてしまうと、面接試験で突っ込まれたときに困ります。

あくまで筆者の経験をヒントにして、自分の経験はどのように違うのか、その経験から何を学んで、何を得たのかを考えてくださいね。

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今回は、聖徳大学附属小学校の、2018年度帰国子女枠9月編入試験内容を、お伝えします。

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