東京学芸国際中等教育学校の2019年度帰国枠9月編入試験のディスカッションの進め方についてお伝えします。
● 東京学芸国際中等教育学校の2019年度帰国枠9月編入試験のディスカッションの進め方についてお伝えします。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
穎明館高校の、2019年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月6日(土)にありました。
スカイプレッスン受講生、穎明館高校に合格です!
担当は、北海道大学医学部の加納先生です。
加納先生は、理数科目はもちろん、英語も教えられます、オールマイティーに指導できます。
私立中学・私立高校受験指導、公立中高一貫校の受験指導、高校生の定期テスト対策、編入試験対策など、幅広く対応しているんですよ。^^
さて今回は、東京学芸国際中等教育学校の2019年度帰国枠9月編入試験のディスカッションの進め方について、お伝えします。
2019年度9月編入試験、ディスカッションテーマ(日本語のみ 10分~15分程度 参加人数5名~6名)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、国内海外から来た人たちに、みなさんができることは何だと思いますか?
まず、東京学芸国際中等教育学校の面接試験についてです。
東京学芸国際の面接試験では、ディスカッションを行います。
通常の面接試験は行われません。
受験生は、学校が決めたメンバーを決めたグループに入り、テーマに基づいて日本語で話し合います。
制限時間は10分から15分ぐらいで、原則、結論が出るように話合います。
次に、2019年度入試のディスカッションのゴールについてです。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックにやって来る国内海外に人たちにはどのようなニーズや困ることがあるかを考えて、それらに対して自分たちがを叶えられたり、解決できたりするサポートを考える
上記について達成できればオッケーですよね。
ところで、本来ディスカッションとは、自由に話し合い、様々なアイデアをシェアしながら、結論に向かっていくものだと思います。
しかし東京学芸国際のディスカッションには制限時間があります。
ですから受験生は、できるだけ短い時間で話し合い、結論を出すよう努力する必要があります。
つまり、効率良く話し合いをしなければいけません。
最後に、2019年度9月編入試験のディスカッションで話し合うべき内容についてです。
1、東京オリンピック・パラリンピックにやって来る海外の人たちには、どのようなニーズや困ることがあるのかを考える
2、「1」を基にして、東京オリンピック・パラリンピックにやって来る国内の人たちには、どのようなニーズや困ることがあるのかを考える
3、「1」を叶えて解決ができる、そして自分たちができるサポートは何であるかを考える
4、「2」を叶えて解決ができる、そして自分たちができるサポートは何であるかを考える
2019年度9月編入試験のディスカッションテーマの場合、上記の順番で話し合いを進めると、結論を出すまでに短時間で済むと思います。
9月編入試験を受験できるのは、帰国生です。
海外の人たちたちが東京オリンピック・パラリンピックにやって来る場合、どのようなことで困るのかは、想像しやすいと思います。
たとえば、一時帰国の際に自分が都内で困っていることは、回答になりますよね。
一方で、東京オリンピック観戦に来る国内の人たちの心配事は、日本を離れているとイマイチ想像しにくい可能性があります。
ですから、東京オリンピックに来る海外の方から考えて。
そのときにディスカッション参加者が述べたニーズや困るであろうことを基にして、国内の方について考えると、意見が出やすくなりますよね。
また、海外の方のニーズや困っていることは、国内の人にも当てはまることに気付くと思います。
1、東京オリンピック・パラリンピックにやって来る海外の人たちにはどのようなニーズや困ることがあるのか
・オリンピック観戦が長期間に渡ると、故郷の食事を食べたくなること
・会場に向かうために券売機で切符を買う際、買い方が海外とは異なるので軽く混乱すること
・会場に向かうための交通機関を調べる際、都内の路線図が分かりにくいため混乱すること
たとえば、上記のようなことが挙げられると思います。
こちらは考えやすいですよね。
気を付ける点が2つあります。
まず、回答はできるだけ具体的に述べることです。
そうすれば、それを聞いているディスカッション参加者は、「負けられない!!!」と思って、同じように具体的に述べる可能性が高いです。
・漠然とした回答: 電車で困る
・具体的な回答: 電車を乗る際スマホ画面を拡大しても路線図はまだ分かりにくいし、電車に乗っていると途中から路線名が変わってしまうことがあるのですごく不安になる
ニーズや困っていることは、具体的になるほど、解決策が出しやすくなります。
次に、質問に沿った回答だけを考えることです。
上記が与えられたテーマですよね。
・オリンピック・パラリンピックに来た人たちが対象
・自分たちができることをする
つまり、上記に沿って考える必要がありますよね?
・オリンピック・パラリンピックに来た外国の人たちは、日本の伝統文化も知りたいと思う
・オリンピック・パラリンピックに来た外国の人たちは、東京だけでなく、他の地域のことも知りたいと思う
しかし、たとえば上記のような回答をしてしまうことが多いです。
上記の回答は、オリンピック・パラリンピック観戦者というよりも、対象を観光客全体に拡大していますよね。
そしてこのようなニーズを解決できるサービスは、学生である自分たちには難しいはずです。
何よりテーマから逸れてしまったり、拡大してしまったりすると、話し合う内容が多くなるので、制限時間内に終わらなくなります。
ですから、話し合いがテーマから逸れないように、そして具体的な回答にするために。
A: 東京オリンピック・パラリンピックにやって来る海外の人たちを対象にしていることを、ディスカッション参加者に念押しする
B: 具体的な回答が出やすくするために、お手本の回答を伝える
今回のディスカッションでは、上記2つを提案すると良いですよね。
「1」の話し合いができれば、あとはカンタンです。
2、「1」を基にして、東京オリンピック・パラリンピックにやって来る国内の人たちにはどのようなニーズや困ることがあるのか
「1」で話し合ったように、「1」の回答を基にして、「2」について話し合うと良いですよね。
3、「1」を叶えて解決ができて、そして自分たちができるサポートは何であるか
4、「2」を叶えて解決できて、そして自分たちができるサポートは何であるか
「1」と「2」で話し合われたニーズや心配事に対して、自分たちが叶えてあげられる、自分たちが解決してあげられることを考えれば良いですよね。
・困ること: 困る会場に向かうために券売機で切符を買う際、買い方が海外とは異なるので軽く混乱すること
・解決策: オリンピック開催期間中は、主要駅はかなり混雑すると思うので、外国人の方が切符を買えるように手伝ってあげたり、行き先を探してあげたりするボランティア活動を行いたい旨を、鉄道会社に提案する
たとえば、上記のような解決策を出せると思います。
ディスカッションの参加者が「1」~「4」の流れで話し合うことに納得してもらえるように、上手く進めてくださいね。^^
東京学芸国際のディスカッションでは、できるだけ良いアイデアを述べること、つまり周囲よりも抜きんでたアイデアを述べることよりも。
制限時間内で、ディスカッションテーマで指示されていることを達成できるように、全員で協力しながら話し合える方が重要です。
東京学芸国際中等教育学校を受験するみなさん、ディスカッションの準備も頑張ってくださいね。^^
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今回は、市川中学の、2019年度帰国子女枠入試内容を、お伝えします。
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