神戸大学附属中等教育学校の一般適性検査では、帰国生のみなさんは学びの報告書で自己ＰＲできます。

●　神戸大学附属中等教育学校の一般適性検査では、帰国生のみなさんは学びの報告書で自己ＰＲできます。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

２０２１年度、桐朋女子中学の帰国子女枠９月編入試験が、２０２１年７月３日（土）に行われます。

桐朋女子は、他大学への指定校推薦枠もありますし、国立大学に進学する生徒もいるんですよ。＾＾

さて今回は、神戸大学附属中等教育学校は、２０２２年度入試から帰国生入試が廃止されることについて、お伝えします。

神戸大学中等教育学校は２０１９年度入試まで、帰国適性検査を行ってきました。

２０２０年度からはグローカル検査に変更されて、帰国生への優遇措置を行ってきました。

しかし２０２２年度入試からは、帰国生は一般適性検査で受験することになります。

２０２２年度一般適性検査と２０２１年度グローカル入試の違いについて、確認してみましょう。

神戸大学附属中等教育学校の２０２２年度一般適性検査を受験する場合の注意点です。

まず、受験資格についてです。

入学後も兵庫県外から通学する場合、「グローカル」として出願することになります。

そして、「グローカル」は専願で受験することになります。

ですから、たとえば大阪に住む帰国生が神戸大附属を受験する場合は、大阪教育大学府附属池田中学の帰国生入試などを受験できなくなります。

次に、「学びの報告書」についてです。

２０２１年度の一般適性検査まででは、作文で３０点と調査書で３０点、合計６０点がありました。

２０２２年度入試からは、作文・調査書がなくなり、「学びの報告書」という自己PR書類を提出することになります。

「学びの報告書」は、元々、グローカル適性検査の試験科目のひとつでした。

グローカル適性検査の「学びの報告書」はこちらです。

この「学びの報告書」では、学校内外で取り組んできたことについて記載して、自己ＰＲをすることになっていました。

２０２２年度一般適性検査の「学びの報告書」も同じような形式になると、私は思います。

・一般適性検査試験科目：　３４０点満点：　言語表現と数理探求と自然環境・市民社会（各５０分間　各１００点満点）、学びの報告書（４０点）

一般適性試験では面接試験がありませんし、「学びの報告書」の配点は全体のおよそ５分の１も占めます。

帰国生のみなさんは海外で頑張ってきたことを「学びの報告書」を使って自己ＰＲして、点数を稼ぎたいですよね。

神戸大学附属中等教育を受験するみなさんは、「学びの報告書」も頑張ってくださいね。

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