立教池袋高校2022年度一般入試からEssay WritingとSpeakingがなくなります。
● 立教池袋高校の2022年度一般入試から、英語 Essay Writingと英語Speakingがなくなります。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
頌栄女子学院中学の、2021年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月7日(水)にありました。
スカイプレッスン受講生、頌栄女子学院中学に、3名合格です!
担当は、北海道大学医学部の田中先生です。
田中先生は、中学受験と高校受験では、一般入試と帰国枠入試の両方を指導できます。
中学受験を経験しているので、特に中学受験算数の指導が得意なんですよ。
さて今回は、立教池袋高校の2022年度一般入試について、お伝えします。
立教池袋高校の一般入試は、2021年度入試までは、英語が得意な帰国生にとって有利な内容でした。
しかし、2022年度一般入試から試験科目が変わります。
ご存知でしたか?
立教池袋高校の、2022年度と2021年度の一般入試の違いを確認してみましょう。
2022年度一般入試(第一志望受験とオープン受験)
・試験日: 2022年2月10日(木)
・Web出願期間: 1月31日(月)~2月4日(金)
・試験科目: 日本語作文(30分)、個人面接試験(日本語 10分)、書類審査
※書類審査: 調査書、活動内容報告書、活動内容証明資料(該当者のみ)、入試相談資料(第一志望受験者のみ)
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2021年度 一般入試
・試験日: 2021年2月10日(水)
・Web出願期間: 2月1日(月)~5日(金)
・試験科目: 英語 Essay Writing(30分 50点満点)、英語 Speaking・日本語自己アピール面接(合わせて50点満点)、書類審査(調査書等)
変更点は以下の3つです。
1、第一志望受験(専願)に優遇措置があること
2、作文エッセイと面接試験の両方が日本語になったこと
3、今まで以上に自己PR型の入試になったこと
まず、第一志望受験(専願)に優遇装置があることについてです。
・第一志望受験: 立教池袋高校が定める入試相談の基準をすべて満たし、事前の入試相談を受けて第一志望受験の出願が認められた者
・オープン受験: 立教池袋高校が定める入試相談の基準に達していない者。または、事前の入試相談を受けていない者
第一志望受験とオープン受験の試験科目は同じです。
しかし、第一志望受験者とオープン受験者の入試結果が同等の成績だった場合、第一志望受験者の合格が優遇されます。
1、本校への進学を強く志望し、合格した場合は必ず入学を確約できる者
2、入試相談時に提出できる第3学年の5段階評定値が、5科合計20以上、9科合計40以上、9科で1、2を有しないことを全て満たしている者
3、体育活動や文化活動などに顕著な実績を有する者、又は学校生活や地域社会における優れたリーダーシップを有する者(※)で、本校の学校生活を通して更なる活躍が見込まれる者
4、中学3年間の総欠席日数が10日を超えていない者
基準クリアに必要な内申はかなり高いですよね。
次に、作文と面接試験についてです。
作文は、テーマに沿って日本語で書きます。
面接も、原則、日本語で行うそうです。
つまり、試験では英語のWritingとSpeakingのスキルを評価されることがなくなりました。
最後に、今まで以上に自己PR型の入試になったことについてです。
2022年度一般入試試験科目
・筆記試験: 日本語作文(30分)
・自己PR審査: 個人面接試験(日本語 10分)、書類審査
※書類審査: 調査書、活動内容報告書、活動内容証明資料(該当者のみ)、入試相談資料(第一志望受験者のみ)
※2021年7月14日時点では一般入試の配点が未発表
2021年度一般入試試験科目
・筆記試験: 英語 Essay Writing(50点満点)
・自己PR審査: 英語 Speaking・日本語自己アピール面接(合わせて50点満点)、書類審査(調査書等)
2021年度一般入試の書類審査で重視されたのは、調査書でした。
2022年度の書類審査では、調査書だけでなく、活動実績も評価されます。
・調査書
・活動内容報告書
・活動内容証明資料(該当者のみ 英検などの資格)
第一志望入試もオープン入試も上記が評価されます。
今まで以上に自己PR型の入試になったので、活動実績がある受験生にはチャンスですよね。
ところで、立教池袋高校の一般入試が、当日の試験で英語力を評価しなくなったことで、現地校生やインター生はザンネンに思われているかもしれません。
2022年度からの変更は、実はそれほどザンネンにはならないです。
また、ある帰国生にとっては有利になるかもしれません。
お気づきでしたか?
それでは、メールマガジンのお知らせです。
今回は、立教池袋高校の2022年度一般入試制度の変更点による帰国生のメリットについてお伝えします。
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