海城中学の帰国子女枠入試の面接試験の2分間スピーチの作成方法についてお伝えします。
● 海城中学の帰国子女枠入試の面接試験の2分間スピーチの作成方法についてお伝えします。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
立命館宇治中学の、2022年度帰国子女枠オンライン4月編入試験の合格発表が12月3日(金)にありました。
スカイプレッスン受講生、立命館宇治中学に合格です!
担当は、北海道大学医学部の栗本先生です。
栗本先生は、中国の香港のインターナショナルスクールに通っていたことがあります。
つまり、帰国生です。
英検や英語エッセイ指導が得意ですし、理系ですので、理数科目も得意なんですよ。
さて今回は、海城中学の帰国子女枠入試についてお伝えします。
海城中学の帰国子女枠入試の面接試験の配点は、24点あります。
全体が264点満点なので、約1割に相当します。
面接試験で聞かれる質問が決まっていますので、バッチリな準備をして、満点の24点を取りたいですよね。
海城中学の帰国子女枠入試の面接試験の流れは以下の通りです。
海城中学帰国子女枠入試面接試験(10分程度)
1、「生活していた国や地域と日本との違い」について2分程度のスピーチ
2、「1」のスピーチに関する質問(数問)
3、面接カードAの項目に関する質問(数問)
4、面接カードBの項目に関する質問(数問)
「生活していた国や地域と日本との違い」についての2分間スピーチと面接カードがとても重要です。
そこで今回は、海城中学の帰国子女枠入試の2分間スピーチの作成方法についてお伝えします。
まず、2分間スピーチの原稿字数についてです。
スピーチは、必ず2分以内に終える必要があります。
2分あれば、800字から900字ぐらい話すことができます。
次に、2分間スピーチの構成についてです。
1、イントロダクション
2、ボディ1: 「生活していた国や地域と日本との違い」についてその1
3、ボディ2: 「生活していた国や地域と日本との違い」についてその2
※ボディ1とボディ2を短くまとめられた場合は、コンクルージョンを加えても良い
生活していた国や地域と日本との違いを2つ挙げます。
違いを2つにすると、違いひとつあたりの説明が400字程度になるので、まとめやすくなります。
「生活していた国や地域と日本との違い」を述べるのが目的なので、ボディパートをできるだけ多く書きます。
最後に、2分間スピーチのお手本を公開します。
参考にしてみてくださいね。^^
1、イントロダクション
日本とシンガポールでは、人種と地理に大きな違いがあると思います。
2、ボディ1: 「生活していた国や地域と日本との違い」についてその1
まず人種についてです。
シンガポールには、様々な人種が生活している点が日本と違います。
中国系とマレー系とインド系の3つがメインの人種で、さらに世界各国から多くの人たちが集まっています。
以前は、チャイナタウン、アラブストリート、リトルインディアと、人種ごとに分かれて生活していたそうです。
シンガポールには自身のルーツとなる場所があり、それぞれの民族の文化を尊重しているので、争いなく共存できていると聞きました。
繁華街のオーチャードには、どの人種の人たちも楽しめるように、世界各国のレストランがあり、また、ショッピングモールの中にはフードコートがあります。
わが家はフードコートが好きで、僕はマレー料理のサテーとインド料理のプラタを注文していました。
多くの人種が集まっているため、英語を公用語としているのですが、中国系とマレー系とインド系の人たちが自分たちの母語を英語に反映させているためか、シンガポール・イングリッシュと呼ばれる独特な英語が話されていて、最初はとても驚きました。
3、ボディ2: 「生活していた国や地域と日本との違い」についてその2
次に地理についてです。
シンガポールは赤道すぐそばに位置し、多くの国と接している点が日本と違います。
赤道近くなので1年中ほぼ夏です。
毎日30度を超えますが、緑が多いため、そこまで暑くありません。
僕の住んでいた埼玉の方が暑いと思います。
シンガポールにも、一応季節があります。
雨季はほぼ毎日雨。
乾季もそれなりに雨が降り、どちらもスコールという激しい雨が降り、傘はまったく役に立ちません。
スコールは短時間で止む印象がありましたが、実際は日本の梅雨のように1日中降ることもありました。
またシンガポールは、マレーシアとインドネシアに挟まれていて、タイやベトナムにも飛行機で2時間ぐらいで行くことができます。
3月の修学旅行ではタイに、12月にはインドネシアに行きました。
さらにシンガポールの国境隣には、ジョホールバルというマレーシア第二の都市があり、車で1時間弱です。
週末に家族でジョホールバルに買い物に行くことがありました。
シンガポールに住むことで、外国が身近になりました。(898字)
2分間スピーチ原稿に書くべきことです。
1、自身の経験を組み込んで具体的に書くこと
2、滞在国の様子についてちゃんと調べて書くこと
3、経験から得られた気づきや学びも書くこと
単に日本と海外の違いを羅列するだけではザンネンな内容になりますよね。
「1」から「3」を組み込んで、バッチリな2分間スピーチ原稿を作成してくださいね。
ちなみに、立川国際中等教育学校の帰国子女枠入試の5分間パーソナルプレゼンテーションの原稿作成も役に立ちますので、参考にしてみてくださいね。^^
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今回は、同志社国際中学の、2022年度帰国生入試A選考@京都の英語エッセイの書き方を、お伝えします。
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