横浜市立大学に、合格した生徒の、インタビューです。part2
● 横浜市立大学に、合格した生徒の、インタビューです。part2
子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
今回は、インターで英語を習得していった様子について、お伝えします。
この記事は、前回の『横浜市立大学に、合格した生徒の、インタビューです。』の、続編となります。
まだ読まれていない方は、下にリンクを貼っておきますので、あわせて読んでください。
生徒:
僕は絶対、日本の高校に行きたかったんです。
齊藤:
そこ聞きたいです。
生徒:
理由は、ISKLに行きたくないとか、親元を離れたいとかじゃなくて、単純に日本に対するあこがれが強かったんです。
齊藤:
そうだったんですね。
生徒:
今でこそ、親の言ってたこととか、考えてたことって、何となくわかるんですが・・・。
多分高校までは、親元で育てたかったんでしょうね。
齊藤:
そうでしょうね。
生徒:
親は、あのときはまだ当分、マレーシアにいる予定だったので。
齊藤:
それで、インターに行こう、いや行くしかないとなったと思うんですが、インターの準備はどうしたんですか?
少しだけ、私が手伝ったのを覚えていますが・・・。
生徒:
そー言えば手伝ってもらいましたね!
今、思い出しました!!
一ヶ月だけ、ELSって言う学校に通っていました。
実はそれ以外、それと齊藤先生の英語の授業以外は、あまり準備してしてなかったんですよ。
ISKL入ってから、ESLの授業があるのは知ってたし。
姉が先に行ってましたので。
それになんか、変に勉強して付け焼き刃的な英語身につけてもショーがないなーって、思ってたんですよ。
※ELS・・・英会話学校
※ESL・・・English as a Second Language、英語を母語としない生徒のための強化クラス
齊藤:
当時の英語力、どれぐらいでした?
生徒:
えぇっと・・・。
英検2級を受けましたが、落ちましたね。
確か中2のときかな?
齊藤:
はい、覚えています。笑
それで、いずれにしても、ISKL受かったんですよね。
試験は難しかったですか?
生徒:
いえいえ、全然。笑
さっきも書いたように、ESLのクラスが充実してましたので、よっぽど英語できないとかじゃない限り、落ちるってことはなかったんじゃないかと、思いますよ。
齊藤:
そこ、大事ですよね。
私はよく聞かれるんですが、これからインター行く生徒は、英語がそんなにできるわけではないです。
これからインターに行くわけですから。
でも、もちろん、そこそこはできるんですよね。
このニュアンスを伝えるのが、難しいです。
生徒:
僕が思うのは、中途半端に英語を勉強して、変な自信つけてインター入るくらいなら、「自分の英語力はこの学校じゃ底辺なんだ!」くらいのスタンスの方が、いいと思います。
齊藤:
はい。
生徒:
だって、自信があったってなくたって、絶対インター入ったら凹みますから。笑
齊藤:
そこ、聞きたいです。
どんな風に凹みました?
生徒:
まずESLがあるとは言っても、先生の言ってることは半分くらいしかわからない。
当然、自分の言いたいことも、なかなか伝わらない。
齊藤:
はい。
生徒:
で、気づいたというか、自分でこうやってたなぁ、っていうのが。
齊藤:
はい。
生徒:
自分の言いたいことがあるとして、それを言うための単語も全部わかるんですが。
齊藤:
はい。
生徒:
頭の中で、一回、ちゃんと文法があってるかどうか、チェックしちゃうんですよね。
齊藤:
ああ!
生徒:
で、文法が完璧だ!って思って言おうと思ったら、もう次の話題になってる。
これよくありましたね。
齊藤:
それは、私もやりました・・・。笑
生徒:
あとから思ったんですが、これって、日本の英語教育が、そうさせてるんでしょうね。
齊藤:
はい。
良い話ですよ、続けてください。
生徒:
文法から教えちゃうので、結局学校で勉強する英語って、生きてないんだなぁ、って気づきました。
齊藤:
そうですね。
生徒:
ちょっと脱線しますが、実は最近、ビジネススクールに通っていて。
そこで講師の方に、「アントレプレナーは、考えるよりも先に行動する人だ」って、言われました。
齊藤:
続けてください。
生徒:
これって、ここまでの話につながるところあるなぁって、思ったのが。
先に考えちゃうから、発言できなくなるってよくあるんですよね、別にインターに限らず。
齊藤:
はい。
生徒:
全然考えてなくて、文法もめちゃくちゃでも、とりあえずなんか喋ってやる!って感じの人のほうがトクです。
日本人は余計授業に入れなくなるってことも、ありえますよね。
「ありえます」というか、「ありました」ですね。
齊藤:
Mが、まずは話せばいいんだ!って気づいたのは、インターに入ってどのぐらいしてからですか?
この会話の続きは、大学受験準備の様子を次回掲載しますね。
楽しみにしていてくださいね。
ところで先日、一時帰国をしたときにオフ会を開きました。
そのオフ会を、手伝ってくださった方がたくさんいたのですが、ある友人の支えはとても大きかったです。
彼の呼びかけで、オフ会に参加してくださった方が、何人もいました。
ヒーリングとカウンセリングを通して、皆さんの夢がかなうようにサポートをされているので、友人が多いんですよね。
その彼が、29日にオフ会を開くんですよ。
絶対に、行きたかったです。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!