東京都立白鷗高等学校附属中学校の2022年度帰国生入試の作文テーマと面接試験内容をお伝えします。

● 東京都立白鷗高等学校附属中学校の、2022年度帰国生入試の作文テーマと面接試験内容をお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

目白研心中学の、2022年度帰国子女枠9月編入試験が、7月6日(水)に行われます。

・中学募集学年: 中2、中3
・出願期間: 6月29日(水)~7月2日(土)
・試験科目: 国英または数英(各50分 各100点満点)、保護者同伴面接

出願資格です。

1、原則として、海外居住期間が1年以上で、海外の学校(現地校・日本人学校など)に1年以上在籍し、保護者とともに帰国の者

2、本校の教育課程を履修することができる相応の学力をそなえている者

3、保護者のもとから通学できる者

4、Super English Course希望者は、英検3級以上を取得している者(要証明書)

5、事前に履修科目適合確認などの入試相談を受けている者

海外居住期間と海外の学校の在籍が1年以上あれば、受験できます。

目白研心を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。

さて今回は、東京都立白鷗高等学校附属中学校の、2022年度帰国生入試の作文エッセイテーマと面接試験内容を、お伝えします。

2022年1月25日(火)に行われた試験内容です。

合格した生徒さんに教えてもらったんですよ。^^

東京都立白鷗高等学校附属中学校の、2022年度帰国生入試の作文エッセイテーマと面接試験内容

東京都立白鷗高等学校附属中学校の、2022年度帰国生入試の作文エッセイテーマと面接試験内容

東京都立白鷗高等学校附属中学校の、2022年度帰国生入試の作文エッセイテーマと面接試験内容

1、作文エッセイ(日本語、または英語 45分)

本校では、世界で活やくするリーダーの育成を目標としています。あなたは、世界で活やくするリーダーになるためには、何が必要だと考えますか。

また、それを身につけるために、本校の生徒としての6年間をどのように過ごしたいと思いますか。

これまでの経験をふくめて、501字以上600字以内で述べなさい。

ただし、資料1、および、資料2を読み、あなたが考えたことや感じたことをふくめること。

資料1

水槽にいる魚は思い切って泳ぐことができません。

すぐに水槽のガラスにぶつかってしまいます。

ただし、魚はそこに壁があることに気が付かない。

透明なガラスなので、ぶつかるたびに方向を転換し周回する。

その狭い世界が当たり前だと感じている。

(中略)

おそらく水槽の魚が大海に放たれたら、そのとき初めて自分がそれまでどれだけ狭い世界に閉じ込められていたかを知るでしょう。

そして思い切り海の中を泳ぎ回るに違いありません。

(齋藤孝「ネット断ち」 より)

資料2

最悪の出来事も考え方と行動を変えれば最高の出来事に変わります。

指が7本しか動かないと悩むよりも、7本も動くと感謝し始めてから、物事がうまく回り始めた。

夢は実現できるし、今夢がない人も試行錯誤して自分の夢を見つけてほしい。

自信をなくしている人も、経験に感謝することからモノの見方が変わりチャンスが生まれます。

西川悟平

(経済界ウェブホームページより)

西川悟平の略歴

1974年、大阪府堺市に生まれる。

15歳からピアノを始め、3年後にオーケストラとピアノコンチェルトを共演。

2001年、両手の演奏機能を失うも、リハビリで指7本の機能を回復。2021年、東京2020パラリンピック閉会式でピアノを演奏する。

2、面接試験内容(日本語と英語 25分)

A: 日本語での質問

・昨日はよく眠れましたか?

・朝ご飯は何をたべましたか?

・海外で身に付けたことを教えてください

・志望理由を教えてください

B: 英語での質問

・海外で印象に残っていることを教えてください

・得意な教科と不得意な教科を教えてください、また、その理由も教えてください

・海外に住んでいたとき、友達と何をして遊びましたか?

・将来の夢を教えてください

C: 時事問題に関する質問(日本語)

「グローバル化と移民の話」と「首都機能の地方移転」のどちらかを選んでくださいと、面接官の先生がおっしゃいました。

私は、「グローバル化と移民の話」を選びました。

面接官の先生から、「グローバル化によって、物や人が行き来するようになってきています・・・。」と、移民に関する長い説明を聞きました。

・移民を受け入れるメリットは何だと思いますか?

・移民を受け入れることによって生じる問題は何だと思いますか?

・その問題の解決案を考えてください

・移民受け入れに対して反対する人達を説得するには、どのような意見が良いと思いますか?

東京都立中高一貫校の中で帰国子女枠入試を実施しているのは、白鷗と立川国際の2校です。

白鷗の作文エッセイテーマは立川国際よりも難しいので、対策をバッチリ行ってくださいね。

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今回は、東京都立白鷗高等学校附属中学校の2022年度帰国生入試の作文エッセイの書き方をお伝えします。

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6月24日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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