カナダ系インターナショナルスクールに、子どもの進学を考えている方にお伝えします。part3

カナダ系のインターナショナルスクールに、子どもを進学させようと考えている方に、お伝えします。part3

駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
   
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤 賢人です。

今回は、海外の大学の留学条件についてと、その準備についてお伝えします。

この記事は、前回の『カナダ系のインターナショナルスクールに、子どもを進学させようと考えている方に、お伝えします。part2』の、続編となります。

まだ読まれていない方は、下にリンクを貼っておきますので、あわせて読んでください。

※ 先日、この記事を掲載したのですが、見ることができないとご連絡をいただきましたので、再度アップします。

生徒:

あと、いぶし銀で大好きだったEnglishの先生が、モントリオール出身の方で、

齊藤:

はい。

生徒:

その先生が勧めてくれたので今の学校に、当たって砕けろの感覚で出したら、ミラクルで合格しました。

齊藤:

おお!

では大学の入学条件は?

生徒:

まず、full IBスコアは、見積りで32点以上。

※full IBスコア・・・大学入学資格を得られる2年間のプログラム、DP(Diploma Programme)において、6種類の分野からそれぞれ履修をし、6科目ともすべて、7点満点中、合格最低点の4点以上、合計24点以上の評価を得ている状態のこと。

※IBの説明に詳しいサイトを、最後に貼っておきますので、関心のある方はご覧ください。

齊藤:

はい。

生徒:

すいません、IBしかわかりませんが。

齊藤:

いいですよ。

生徒:

それが最低条件なので、箔をつけるために、アクティビティー、SAT1、 SAT2 (数学と北京語)、TOEFL、推薦状、自己アピール文などなど。

※SAT・・・Scholastic Aptitude Test、アメリカ国内共通学力試験のことで、二種類ある

※SAT1・・・外国人留学生がアメリカの大学に入学するときに要求されるテストで、Critical Reading、Writing、Mathから成り、英語が難しい

※SAT2・・・Subjects Testsとも呼ばれ、様々な科目を選択できるテスト

あと、受験前にたまたまUniversity of Rochesterから、スズメの涙ほどですが、奨学金をもらってたので、そういった表彰状系のものも。

※University of Rochester・・・アメリカニューヨーク州、ロチェスターにある私立大学

齊藤:

M、SAT2までやってたんですか?

生徒:

やりましたよ~。

でも、自分のできる範囲でしかやってませんでした。

アメリカ行く子は、SATを、もっと本気で取り組んでましたけど。

結構、成績良かったですよ~。

齊藤:

ちなみに、TOEFLはどのぐらいでした?

生徒:

110?

※TOEFL・・・reading、listening、writing、speaking、英語の4分野の能力を測るテスト、120点満点

※日本の大学は、インター生に、TOEFLのスコアを要求することが多く、早慶レベルで100以上、難関国立レベルは110以上が必要

そんなんだったと思います。

齊藤:

あんなに英語ができなかった子が、こんなんなって!

生徒:

いえいえ。

齊藤:

たくさん聞きたいことがあるんですけれど、ちょっとしぼりますね。

生徒:

いえいえ、大丈夫ですよー。

ホント、少しでもお役に立てれば!

齊藤:

まず、TOEFLのspeakingは、どうやって伸ばしました?

※TOEFLのspeaking・・・TOEFLで、日本人が苦労する分野

生徒:

元々、模擬国連部に入ってたので。

最終的には部長になれました!

それでです。

シャベリが幸いでですね。

齊藤:

納得です。

やっぱり、しゃべらないと発音は良くならないですね。

あと、質の良いことをね。

生徒:

そうですね、場数は嘘をつきません。

SATの勉強をしてたら、TOEFLのreadingの勉強は、テクニックを覚える程度で、そんなにしなくて大丈夫です。

齊藤:

SATやってたら、そうですよね。

次に、カナダ系インターのことなんですが、イギリス系は国家試験に向けて、勉強が大変になりますよね。

カナダ系インターって、のんびりしたイメージがあります、シンガポールでは。

M’KISが、特別に大変なんですか?

それとも、カナダ系インターは、結構勉強が大変?

生徒:

えーと、M’KISは、ひとくくりにカナダ系って呼べないかも。

齊藤:

そこ聞きたいです。

生徒:

アメリカの学校連盟に入ってますが、カナダの先生がめっちゃ多い。

齊藤:

はい。

生徒:

校長も歴代カナダ人・・・。

齊藤:

はい。

だから、かなりカナディアンな、アメリカンスクールです。

M’KISは、厳しい部類に属していると思います。

齊藤:

カナデディアンで、キビシイアメリカン?

生徒:

いえいえ、アメリカンで厳しいカナディアンです。

齊藤:

そっか。笑

アメリカの学校連盟に入っているから、アメリカンスクールなんですもんね。

生徒:

でも、さすがに最終学年近くになって、full IB取るとなると、どこでも大変じゃないのかな?

齊藤:

そうです。

生徒:

IBはISKLの方が科目も多いし、成績の気前が良い事で、たくさんM’KISからISKLに流れて行きました。

※IBの科目・・・インターによって、IBの授業の種類は異なるので注意

IB Japanese 目的で、流れた人もいました。

※IB Japanese・・・IBでは、6分野の中から、母語を選択することができる

※IB Japaneseを開講しているインターは、当然、日本人に人気となるが、だからと言って、IB Japaneseが簡単ということは全然ないので注意

それ、よく聞きます。

私の教え子も、IB Japaneseにしてます。

生徒:

でも私はIB Mandarinがやりたかったので、Mandarinの塾に通ってました。

IB Japaneseで、点を稼ぐのも一つの手ですよね。

齊藤:

そうしたら、最後の質問です。

もし、これからインターに入ろうとしている人がいて、英語や勉強に不安を抱えている人がいたら、具体的に、どういうアドバイスをしますか?

Mさんは、本当にゼロから英語を学びました。

彼女も言っていましたが、「場数は嘘をつかない」んですよね。

どうやって英語を身につけていったか、次回の記事で掲載をします。

楽しみにしていてください。

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前回の記事、『カナダ系のインターナショナルスクールに、子どもを進学させようと考えている方に、お伝えします。part2』は、こちらから!

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