早稲田渋谷シンガポール高校に、合格した生徒の、インタビューです。
● 早稲田渋谷シンガポール高校に、合格した生徒の、インタビューです。
子どもが帰国生となる皆様、海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
先日、Facebookを通じて、卒業生にインタビューをしましました。
そのときのチャットの内容を、そのまま公開します。
彼女は、早稲田渋谷シンガポール高校を帰国子女枠で受験し、合格しました。
この学校は、シンガポールにある、日本人子女のための高校です。
早稲田大学の系属校で、生徒の約40%が推薦枠を使って、早稲田大学に進学します。
また、他大学への指定校推薦枠が、かなり多いのも特徴のひとつです。
子どもの進学先を、早稲田渋谷シンガポール高校と考えている方は、参考になると思いますよ。
齊藤:
では、始めましょう。
アメリカ留学、お帰りなさい!
生徒:
ありがとうございます。
ただいまです。
齊藤:
アメリカはどちらでしたか?
生徒:
アメリカのウィスコンシン州というところに行っていました。
あまり有名ではないんですけど、五大湖の近くで、冬はとても寒いことで有名な場所です。
齊藤:
1年間ですか?
ミルウォーキー美術館に、昔、行ってみたいなと思っていました。
生徒:
いえ、1年間ではなく、正確には10ヶ月滞在していました。
先生、詳しいんですね。
齊藤:
はい、社会科も教えているので。笑
生徒:
先生が地理を教えてくださったのは、ちゃんと覚えています。
齊藤:
授業、覚えてくれているんですね、ありがとう。
留学は、英語の習得のためですか?
生徒:
はい、英語力を伸ばしたくて、留学先の学校に決めました。
齊藤:
それで、国教は留学が必須でしたよね?
※国教・・・早稲田大学国際教養学部
あってますか?
生徒:
はい、そうです。
母国語が英語以外の生徒は皆、留学が必須となります。
齊藤:
ここ聞きたいです。
Hは、英語力を伸ばしたくて、ローレンス大学を選択したと言ってましたよね?
留学先の選定って、どのようにするのですか?
※H・・・このインタビュー相手の名前です。
生徒:
留学先の選定は、自分次第となります。
というのは、留学先の各大学に、TOEFLの足切りの点というものがあるので、その点数を自分が取れるか否かで、選べる大学が変わってくるからです。
齊藤:
はい。
生徒:
自分の行きたい大学の求めるTOEFLの点をパスした後は、志望動機等を書き、学校によっては面接を受けます。
それらをすべて合格して、留学が決まる、というような流れになっています。
齊藤:
なるほど。
TOEFLスコアで決まるんですね。
生徒:
はい。
英語にまだまだ伸びしろがあるなと思ったので、TSAという、英語にフォーカスしたコースを持つ留学先に決めました。
※TSA・・・Thematic Studies Abroadのことで、早稲田大学の交換留学プログラムのひとつ
「テーマに基づいた学習」ということで、自由にカリキュラムを組める
齊藤:
TOEFLの勉強は大変でしたか?
生徒:
はい。
大変でしたね。
Reading、Listeningに加えて、Speaking、Writingがあったので・・・。
一度に2万円ほどの受験料があるのも、テストを易々と受けられず、大変だと思った理由です。
齊藤:
教え子も苦労してます。
生徒:
そうなんですね。わかります。
ですが、国際教養学部は、英語の勉強をする必要のある生徒向けに、一年生のときにReading、Listening、Speaking、Writingのクラスがあるんです。
そういう意味では、前々から留学への準備ができて、良かったです。
齊藤:
はい。
生徒:
英語の勉強をする必要のある生徒、というのは・・・。
早稲田大学入学前に、国際教養学部の生徒はTOEFL iTPを受け、その実力別に、英語の勉強をする必要がある生徒と、そうでない生徒に分けるんです。
国際教養学部は帰国子女が多い学部なので、みんな英語がある程度はできたとしても、入学当初は、Speaking力などに差があるからです。
※TOEFL iTP・・・ペーパー版TOEFLの過去問題を使用しているので、スコアは公的なものではない
大学内でのクラス分け、単位認定、留学プログラム参加者の選抜に、使用されている
齊藤:
なるほど、Hにとって、修行でしたか?
生徒:
国際教養学部での生活ですか?
齊藤:
いえ、国教入学後の、英語の勉強です。
つまり、留学前の準備など。
生徒:
そうですね。つらかったかもしれません。
TOEFLは難しいと思いましたし。笑
でも留学後は、英語に対する姿勢が本当に変わりました。
留学で身に付けたものを失いたくないと思い、今は留学前よりも、必死に勉強しています。
齊藤:
それは良かったですね!
勉強は、結局自分の問題ですから。
留学がきっかけとなって、さらに勉強に励むことができるようになったのであれば、大成功ですよ。
生徒:
はい、そうですね。
きっと机に座ってただ勉強するよりも、実際に現地に行って、向こうの人と関わりながら勉強する方が、わたしには合っていたんだと思います。
とても良い経験をさせてもらったと思っています。
留学をさせてくれた両親に感謝です。
齊藤:
国教に進学先を決めたってことは、英語の留学があることを、知っていたわけですよね。
この前、メールでも書きましたが、Hが英語を好きになってくれて、私はとても嬉しいです。
中3のときを知っているので。笑
高校時代、どうやって英語が伸びていったかを、聞かせてもらえますか?
Hさんは高校受験のとき、英語でかなり苦しんだんです。
コツコツと勉強を続けていたのですが、英語の成績がなかなか伸びませんでした。
でも高校入学後に、英語の力が開花します。
では彼女がどうやって克服していったかを、アメンバー記事でお伝えします。
アメンバー申請を済ませておいてくださいね。
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また、私は、帰国子女枠入試の、自己PR添削、面接練習対策を指導することができます。
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第15回目の配信は、本日、8月3日(金)の夜です。
記事の内容は、「各都道府県の、公立高校の帰国子女枠入試について part3」です。
京都府、兵庫県、福岡県の公立高校の帰国子女枠入試について書きますね。
地方公立高校の帰国子女枠入試情報を、私は知っています。
楽しみにしていてください。
私のメルマガを読んで、どんどん入試情報を入手していってくだいね。
次に、皆さんにお知らせです。
来月、8月に一時帰国をします。
めったに日本に帰れないので、この機会に、いつもブログを読んでくださっているあなたと、ぜひお会いしたいです。
横浜のグルメバーガーレストラン、ココチさんに、いらっしゃいませんか?
美味しいハンバーガーを食べてと、色々なお話をして、楽しいお盆を過ごしましょう。
あと、卒業生も遊びにきてくれるんですよ。
海外の学校の話、英語の習得の話、いろんな話が飛び交うかもしれませんね。
日本の夏と、皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
もう一つのブログ、クレーム・苦情の対応方法についてお伝えします。
今回は、反抗期で、教師のことを煙たがる生徒と、コミュニケーションを取る方法について、お伝えします。
クレーム・苦情を解決する方法を、楽しく解決できるよう、お手伝いしますよ。