中央大学杉並を、帰国子女枠で受験する方にお知らせします。
中央大学杉並を、帰国子女枠で受験する方にお知らせします。
駐在員の皆様、そしてこれから海外に駐在予定の日本の皆様。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤賢人です。
今回は、中央大学杉並の帰国子女枠入試について、お伝えします。
通常、帰国子女枠入試は、帰国子女にとって優遇措置となります。
1、入試日程を早めることができる
入試日程が早まれば、試験範囲が狭まります。
そして帰国子女枠入試で失敗したとしても、一般入試を受験できます。
2、科目数を軽減できる
中学受験であれば、4教科を国語と算数2教科に。
そして高校受験であれば、5教科を国・数・英の3教科にすることができます。
3、合格点を下げてもらえる
一般入試と帰国子女入試を、同日で実施する学校も多いです。
この場合、帰国生は一般入試の学力試験を受験することになりますが、合格点を下げてもらえます。
4、入試問題が簡単になる
一般入試と帰国子女入試が、同日で実施されながらも、入試問題が異なることがあります。
この場合、帰国生の学力試験は、一般入試に比べると簡単になります。
以上が、帰国子女枠入試の代表的な優遇措置です。
帰国子女枠入試実施校は、1~4のいずれか、あるいは1~4を組み合わせて採用しています。
ところが、この1~4に当てはまらない学校があります。
中央大学杉並高等学校です。
この学校の一般入試日は2月10日ですが、帰国子女入試日は1月末、2012年は1月24日に実施されました。
東京では、2月10日が私立高校の入試日となりますので、2月10日を外して受験できる東京の大学附属高校は、とても貴重です。
ところが、この学校の帰国子女枠入試はユニークなので、お気をつけ下さい。
中央大学杉並高校は一般入試の試験科目は、国語・数学・英語の3科目です。
一方で、この学校の帰国子女枠入試の試験科目は、以下の通りとなります。
1、5教科各20分の基礎学力試験
基礎学力試験は、受験勉強をしっかり行っていれば、難しい内容ではありません。
ただし、理科・社会も出題されるので、3教科に絞った勉強をしていたら、若干苦労するでしょう。
2、作文・面接
作文は400字を30分で勝負、面接はグループです。
3、調査書(内申点)
この3つで合否が決まります。
そうなんです、この学校は帰国子女枠入試が有利とは言いがたいのです。
そして、特にポイントとなるのは3です。
中央大学杉並高校の帰国子女枠入試では、調査書、つまり5段階評価の内申点が重視されます。
つまり、当日の基礎学力試験の点数が良く、作文や面接も良かったとしても、内申点が一定ラインを超えていないと、合格は難しいです。
私は、中央大学杉並高校に帰国子女枠入試で生徒を多く合格させています。
そして、この学校の先生から直接、お話を伺ったことがあるので、必要な内申点も知っています。
では、どのぐらいの内申点が帰国子女枠に必要なのか?
こちらを、アメンバー記事でお伝えします。
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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