西大和学園の英語重視型A・Bと帰国枠入試の詳細とその使い方についてお伝えします。

● 西大和学園の英語重視型A・Bと帰国枠入試の詳細とその使い方についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

芦屋国際中等教育学校の、2018年度帰国子女枠入試の合格発表が12月1日(金)にありました。

スカイプレッスン受講生、芦屋国際に3名合格です!

前野岳大(まえのたかひろ)先生

担当は、北海道大学農学部の前野先生です。

前野先生は、東京都の共学トップ校群のひとつである、筑波大学附属高校を卒業しています。

イギリス、シンガポール、そしてアメリカで暮らしてきた帰国生なんですよ。

さて今回は、西大和学園の英語重視型A・Bと帰国枠入試の詳細とその使い方について、お伝えします。

中学高校の受験方式である英語重視型A、英語重視型Bですが、国算、国数の入試問題は、一般入試と同じ内容となります。

そして、高校帰国枠入試の国数英は、一般入試と同じ内容となります。

まず、英語重視型Aについてです。

英語重視型Aは、英検を受験できない地域に住む帰国生のために考えられた受験方式です。

・西大和学園中学英語重視型A 500点満点: 国語(60分 150点)、算数(70分 150点)、英語筆記試験(40分 100点)英語エッセイ(30分 70点)、英語面接試験(30点)

・西大和学園高校英語重視型A 300点満点: 国数(各60分 各75点)、英語筆記試験(40分 80点)英語エッセイ(20分 40点)、英語面接試験(30点)

英語重視型Aでは、面接試験も重視し、エッセイは減点方式で厳しく採点するなど、reading、writing、listening、speakingの4技能をしっかりと確認するそうです。

英語の最高点は他の科目よりも高くなっていますが、エッセイだけでなく、日本式の受験英語対策も行っていなければ、英語で点数を稼ぐのは難しいそうです。

次に、英語重視型Bについてです。

・西大和学園中学英語重視型B(英検2級の資格が90点に換算) 300点満点: 国語(60分 150点)、算数(70分 150点)、日本語面接試験

・西大和学園高校英語重視型B(英検準1級の資格が90点に換算) 300点満点: 国数(各60分 各150点)、日本語面接試験

中学は英検2級以上、高校は英検準1級以上取得していれば、90点が加えられます。

90点を加えた後の国算、国数の合計点が、一般入試の合格最低得点率以上であれば、合格できるそうです。

日本語面接試験は、参考程度です。

そして、高校の帰国枠入試についてです。

・西大和学園高校帰国生入試 300点満点: 国数英(60分 各100点)、日本語グループ面接試験

帰国枠入試では理社が免除されます。

そして合格最低点も、一般入試よりも若干下げてもらえるようです。

日本語グループ面接試験は、参考程度となります。

最後に、西大和学園の英語重視型A、英語重視型B、そして帰国枠入試の使い方についてです。

現地校生、インター生、日本人学校生で、西大和中学を受験する場合は、英検2級を小5のうちに取得して、英語重視型Bで受験することをおススメします。

なぜなら海外では、理科社会の受験対策がしにくいからです。

海外の塾は、帰国枠入試と一般入試の両方の対策を行うことになるため、国算、国数英の指導がメインとなります。

よって、理社の授業時間数を多く設けることが難しいはずです。

小6になると塾の授業時間数が増えて忙しくなりますから、その前に英検2級を取得しておけば、理社を勉強しなくて済みますし、国算に注力できますよね。

日本人学校生も、英検2級は十分取得可能です。^^

日本人学校生、現地校生、インター生で、西大和高校を受験する場合は、英語力で受験方式を選びます。

準1級を持っていない場合は、英語重視型Aと帰国枠入試のいずれかで受験することになります。

しかし、英語重視型Aの英語は問題が難しく、エッセイなどの準備も必要となります。

ですから日本人学校に通う中学生、英検準1級には届かない現地校生・インター生は、帰国枠入試で受験する方が、点数を稼ぐことができます。

英語重視B型の資格による加点は90点が上限なので、英語でもっと得点できる自信がある場合は、英語重視型Aで受験すると良いそうです。

しかし英語が得意な帰国生は国数の対策に時間を割きたいため、英語重視型Bで受験しているそうです。

ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンでは英検準1級以上の取得が可能ですから、現地校生・インター生はできるだけ早く準1級を取得して、西大和のハイレベルな国数対策を始められると良いですよ。

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今回は、静岡県立浜松北高校国際科の帰国子女枠入試と独自選抜資料の受験のそれぞれのメリットについて、お伝えします。

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