TRANSIT38号は、ベトナムの帰国生が帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をするのに役立ちます。
● TRANSIT38号は、ベトナムの帰国生が帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備をするのに役立ちます。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
早稲田佐賀中学の、2018年度、帰国子女枠9月編入試験が、2018年7月26日(木)に行われます。
・募集学年: 中2、中3
・出願期間: 6月29日(金)~7月13日(金)
・試験内容: 国数英(各50分)、面接(親子)
早稲田佐賀中学高校には、八太郎館という寮があります。
そして、学年人数の50パーセントが早稲田大学に進学できます。
ですから早稲田大学に行きたい場合は、早稲田佐賀から進学する方法もマルですよ。^^
さて今回は、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験の準備方法ついてお伝えします。
帰国子女枠入試では、願書、作文エッセイ、面接試験が重視されることが少なくありません。
・東京学芸国際中等教育学校のA方式とB方式
・大阪教育大学附属池田中学高校の帰国枠入試
・神戸大学附属中等教育学校の帰国枠入試
・立川国際中等教育学校の帰国枠入試(作文型)
・東京都立白鷗高等学校附属中学校の帰国枠入試
・芦屋国際中等教育学校の帰国枠入試
・市川中学の帰国枠編入試験
・海城中学の帰国枠入試
・学習院中等科の帰国枠入試
・慶應義塾ニューヨーク学院高校
・国際基督教大学高校(ICU)の推薦入試と書類選考
・早稲田大学本庄高等学院のI選抜と帰国枠入試
・啓明学院中学高校の帰国枠入試と帰国枠編入試験
・関西学院千里中学高校の帰国枠入試
・立命館宇治中学高校の帰国枠入試A方式
たとえば上記の学校がそうです。
他にもたくさんあります。
一般入試は、学科試験の結果で合否が決まります。
これまでにどんなに受験勉強を頑張ってきたとしても、試験で合格最低点を越えなければ合格できませんよね。
一方帰国枠入試や帰国枠編入試験は、海外生活を通して学んできたことや経験してきたことも合否に関係します。
これまでにどんなに海外で頑張ってきたとしても、願書、作文エッセイ、面接試験で、学んできたことを十分にアピールできなければ合格できません。
・経験を通じて何を学んだのか
・経験を通じて何を得たのか
・経験を通じて何を理解したか
何らかの結果を得ているからこそ、頑張ってきた過程も評価してもらえます。
では、学んできたこと、得てきたこと、理解してきたことを、どのようにアピールしたら良いのでしょうか。
新しい環境に飛び込んだときに、その環境に順応するために、様々な経験を積むことになります。
・住むことになった地域の習慣を学び従うこと
・住むことになった地域で使われている外国語の習得
・住むことになった地域での考え方と日本での考え方との違いを理解すること
経験を通じて、たとえば上記のような結果が得られると思います。
しかし、そのことを自覚するのはとても難しいんですよね。
新しい海外の環境に順応するために、必死になって取り組んでいる最中は、自分がどのように頑張っているか、工夫しているかを俯瞰する余裕はなく。
そして何とか順応できた後は、頑張って自分が得られた結果のことを、当然のものと見なすようになり。
さらに順応できた海外の生活が日常となってしまうと、頑張って結果を得られたという実感も無くなっていきます。
メキシコのアメリカンスクールに通い始めたときは、授業は英語で、休み時間はスペイン語で、日本人も全然いないので、毎日泣きながら学校に通っていたのに。
友だちもたくさんできて、英語もスペイン語もわかるようになって、メキシコでの滞在も長くなって行動にもあまり困らくなると。
自分が頑張ってインター校に適応できたことに対して自覚がない、どのようにして英語とスペイン語を身に付けたのかをさっぱり覚えていないということが起きます。
上記のような理由で、様々な経験を積んでいるのにも関わらず、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験で、バッチリな自己アピールができない帰国生が多いです。
海外でこれまで頑張ってきたこと思い出し、学んできたこと、得てきたこと、理解してきたことは何だったかを考える、自覚する作業のことを、私は、「海外生活の棚卸」と呼んでいます。
この「海外生活の棚卸」が、バッチリな自己アピールをするためには欠かせないと確信しています。
その「海外生活の棚卸」ですが、自分でカンタンにできる帰国生もいますが、大半は自分ひとりでは難しいようです。
そこで、「海外生活の棚卸」を行いやすくするネタ本をお伝えします。
・住んでいる国の全体像を確認できる本
TRANSIT(ユーフォリアファクトリー)
旅行ガイドは、食事、買い物、ホテル、観光地など、旅に必要な情報を伝えてくれます。
一方TRANSITは、旅行ガイドとしてだけではなく、特集している国の歴史や文化を理解するための教科書としても有効です。
現代史、最近の流行、社会の変化なども解説してくれています。
TRANSIT38号はベトナム特集です。
・ベトナムの第一次産業、第二次産業、第三次産業について
・ハノイとホーチミンの街並みの違いについて
・ベトナム北部と南部の料理の違いについて
・ベトナムの食と生活の変化について
・ベトナムの現代建築や現代アートについて
・ベトナム戦争について
たとえば上記のことを、わかりやすく解説してくれています。
このTRANSITのような教科書を使って、「海外生活の棚卸」を行ってバッチリな自己アピールを考えて、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験で表現すると良いですよ。
受験生のみなさん、「海外生活の棚卸」を頑張ってくださいね。
ではメルマガのお知らせです。
今回は2部構成です。
第一弾は、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験に役立つ書籍を使って、「海外生活の棚卸」をする方法について、お伝えします。
ネタ本をどのように使ったら良いのかわからないですよね。
第二弾は、アメリカの帰国生にとって、帰国子女枠入試の願書、作文エッセイ、面接試験に役立つネタ本を、紹介します。
スカイプレッスン受講生が最も多い、アメリカの帰国生に向けて書きます。^^
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7月16日(月)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^
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