国学院久我山中学の帰国枠入試と帰国枠編入試験の違いと、編入試験のメリットデメリットについてお伝えします。

● 国学院久我山中学の帰国枠入試と帰国枠編入試験の違いと、編入試験のメリットデメリットについてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

神奈川県立横浜国際高校の、2019年度特別枠入試の合格発表が2月27日(水)にありました。

スカイプレッスン受講生、横浜国際高校に2名合格です!

北海道大学医学部の川井先生

担当は、北海道大学医学部の川井先生です。

川井先生は理数科目の指導だけでなく、国語の指導も得意です。

福岡県、熊本県、宮崎県、沖縄県、神奈川県と様々な地域で生活してきていますので、適応力がとても高いんですよ。

さて今回は、国学院久我山中学の帰国子女枠中学入試と帰国子女枠編入試験のメリットについて、お伝えします。

国学院久我山中学は、帰国子女枠入試を行っています。

國學院久我山の帰国枠入試内容と一般入試内容を確認してみましょう。

2019年度帰国枠入試(1月13日実施)

・算数(50分 100点満点)、国語または英語(50分 100点満点)、面接試験

2019年度第1回一般入試(2月1日)

・国算(各50分 各100点満点)、理社(各40分 各50点満点)

帰国枠入試は一般入試よりも早く行われるため、試験内容が一般入試よりも易しくなります。

そして国学院久我山の場合は、試験科目も2教科に軽減されます。

つまり一般入試よりも、帰国枠入試の方が準備しやすいと言うことができます。

それでは帰国枠入試と帰国枠編入試験では、どちらがおトクなのでしょうか。

国立中学、私立中学の中には、帰国枠編入試験を行う学校があります。

すべての学校が、帰国枠編入試験を行うわけではありません。

国学院久我山中学は、各学期に、帰国枠編入試験も行っています。

そこで、国学院久我山を例にして確認してみましょう。

まず、帰国枠編入試験のメリットです。

低い学年で、早い学期で行われる帰国枠編入試験は、試験範囲が狭いので準備がしやすいです。

国学院久我山中学帰国枠入試受験に必要な内容(通塾期間は通常3年間)

・中学受験教材国語と算数(小4上、小4下、小5上、小5下、小6上)、過去問題集など

国学院久我山中学1年帰国枠9月編入試験に必要な内容(3か月~4か月)

・國學院久我山の中学1年1学期間に勉強する国数英

國學院久我山中学の帰国枠編入試験の目安です。

中学1年帰国枠9月編入試験範囲

・公立中学1年の1学期と2学期で勉強する内容

中学1年帰国枠1月編入試験範囲

・公立中学1年の1年間で勉強する内容+公立中学2年の1学期で勉強する内容

中学2年帰国枠4月編入試験範囲

・公立中学1年の1年間で勉強内容+公立中学2年の1学期と2学期で勉強する内容

中学2年帰国枠9月編入試験範囲

・公立中学1年の1年間で勉強する内容+公立中学2年の1年間で勉強する内容+公立中学3年の1学期で勉強する内容

入試担当の先生に確認してあります。

中学1年帰国枠9月編入試験範囲はとても狭いですよね!

試験範囲が公立中学1年の1学期と2学期内容となりますので、3~4か月で準備することができます。

また中学編入試験では、中学受験算数や国語が一切出題されないので、準備がしやすいと言えます。

ただし、帰国枠編入試験受験時期が遅くなればなるほど、試験範囲が広く、内容も難しくなっていきます。

シンガポールや香港の進学塾のように先取りで勉強できる環境がなく。

独学で編入対策をしなければいけないのであれば、中学2年の4月、または9月編入ぐらいまでが限界ではないかと思います。

次に帰国枠編入試験のデメリットです。

帰国枠編入試験は、原則、欠員募集のために行うので、志望している学校の学年で帰国枠編入試験を行わないこともあります。

国学院久我山の過去5年間の9月編入試験の募集学年です。

・2018年度9月編入試験(7月18日): 募集学年は中2

・2017年度9月編入試験(7月18日): 募集学年は中1、中3

・2016年度9月編入試験(7月16日): 募集学年は中2、中3

・2015年度9月編入試験(7月16日): 募集学年は中1、中3

・2014年度9月編入試験(7月17日): 募集学年は中3

最も準備のしやすい中学1年9月編入試験は、2017年度と2015年度に行われています。

毎年、実施されるわけではありません。

さらに、帰国枠編入試験実施が発表されるのは早くて3か月前、遅いと1か月前ぐらいとなります。

志望校が帰国枠編入試験実施するかしないかが、直前まで分からないというのは、不安かもしれません。

ただし、帰国枠編入試験を実施する学校は大体決まっています。

ですから、帰国枠編入試験を実施しそうな学校をいくつか志望校として考えて、準備を進めていく必要があります。

最後に、帰国枠編入試験をお勧めしたい帰国生についてです。

1、本帰国時期が決定していない場合、または本帰国時期を選べる場合

2、帰国枠編入試験実施校の中に志望校がある場合

3、中学受験勉強を準備する環境がない場合

4、受験勉強よりも駐在先でしかできない経験を優先させたい場合

「1」~「4」の条件に当てはまる場合は、帰国枠編入試験に切り替えて準備されると良いですよ。^^

帰国枠編入試験に合格した生徒さんのお母様からの感想です。

齊藤先生

予想通り、6月初旬に帰国する事が決まり。

7月1週目に東洋英和女学院の編入試験に合格できました。

今回の編入試験合格は、中高一貫校の進度に間に合うよう数学に取り組んだこと。

編入試験を行っている学校についてなどの情報などを含め、齊藤先生のコンサルがなければ成し得なかったと思います。

中学受験ではなく、帰国枠編入試験に切り替えて大正解でした。

本当にありがとうございました。

試験に行った際の学校や生徒さんの雰囲気なども、娘にはしっくりときたようです。

また、小学校の時のクラスメートも数名おり、今から通うのを楽しみにしています。

帰国枠編入試験について補足です。

帰国枠編入試験情報は、学校のHPに掲載されたり、されなかったりします。

詳細をお知りになりたい場合は、学校に直接ご連絡されるか、齊藤にメールをしてくださいね。^^

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今回は、東京都立国際高校の、2019年度帰国子女枠編入試験の面接試験内容を、お伝えします。

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